土屋俊(つちや しゅん) 大学評価・学位授与機構教授。スタンフォード大学CSLI研究員、千葉大学教授、同大図書館長などを経て現職。62歳。 大学図書館に広がる業務委託の波に異議を唱える有川節夫・九州大学元学長と、条件付きで進めることでサービス向上につながると主張する深澤良彰・早稲田大学図書館長。両者の意見に対し、元千葉大学図書館長の土屋俊・大学評価・学位授与機構教授は、米国での先進事例を参考に深澤氏の意見に賛同したうえで、新しい時代にふさわしい図書館のありようを語る。(聞き手・読売新聞専門委員 松本美奈) ウェブ上で「交論」しませんか。(サイト上匿名もできますが、名前、職業、年齢、連絡先は明記を) メール送信先 dai[email protected] ■業務委託を進める早稲田大学に「軍配」 ――メールをいただき、ありがとうございました。「早稲田大学の運営の方が理にかなっている」とい
深澤良彰 早稲田大学図書館長。早稲田大学教務部長、研究推進部長、理事(研究推進総括、情報化推進担当)などを経て、2014年9月から現職。専門はソフトウエア工学。61歳。 大学図書館の業務委託はあながち悪とは思わない――。教育・研究を支える拠点としての重要性から、業務委託に慎重であるべきだとする前回の有川節夫・九州大学前学長の主張に対し、深澤良彰・早稲田大学図書館長は、一定の条件つきながら、業務委託によってサービスを向上させ、新たな課題にも対応できると反論する。1992年から業務委託を進めている早大の現状と今後の展望を聞いた。(聞き手・読売新聞専門委員 松本美奈) ウェブ上で「交論」しませんか。(サイト上匿名もできますが、名前、職業、年齢、連絡先は明記を) メール送信先 dai[email protected] ――早稲田大学での業務委託の現状を教えてください。 深澤 早稲田大学にある
有川節夫(ありかわ・せつお) 九州大学前学長。専門は情報学。同大付属図書館長を10年近く務め、国立国会図書館科学技術関係資料整備審議会委員長などを歴任。74歳。 大学図書館が姿を変えつつある。学生が討論できるスペースやカフェの併設といった外観の変化だけではない。選書や蔵書の分類、目録作成を大手書店に業務委託するなど、内部いわば心臓部に変容が及んでいるのだ。大学の財政難を背に、「館長以外すべてよその人」となった図書館も出ているという。こうした現状をどうとらえたらいいのか。付属図書館長を経験したこともある有川節夫・九州大学前学長に聞いた。(聞き手・読売新聞専門委員 松本美奈) ウェブ上で「交論」しませんか。(サイト上匿名もできますが、名前、職業、年齢、連絡先は明記を) メール送信先 dai[email protected] ――ここ数年の大学図書館の変わりようは、目を見張るものがあります
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