Web2.0は短期間でbuzzwordになってしまった。Web2.0の定義論やその定義に個別案件がマッチするか否かといった話は、VCの視点から見ると正直余り興味が湧かない。 Web2.0、Web2.0、と単に連呼しているだけの目の前にいる起業家は、多分高い確率で成功しない。一方で、本来彼らは昔ほど投資家の資金を必要としていないのもまた事実。この合わせ技によって、多分このドメインに対して免疫(?)が無いキャピタリストの心象風景を喩えると、以下のような感じになる。VCが人間Aで、Startupが人間Bである。 結婚適齢期を過ぎつつある人間Aが、周囲から「結婚しなさい!」とプレッシャーをかけられ、「やっぱり結婚した方がいいのかなー」と漠然と思い、えも言われぬ焦りもちょっと感じて見合いをしてみる。で、見合いをしたら、出てきた相手Bはあまりイケているようには見えず、いまいちピンと来ない。「みんな結婚