偽ニュース、ネットで拡散=ピザ店に脅迫や銃撃-大統領選にも影響か・米 2016年12月24日 14:51 発信地:ワシントンD.C./米国 【12月24日 時事通信社】米大統領選では、虚偽の情報を記事のように仕立てた「フェイク(偽)ニュース」がインターネット上に広がった。事実と異なる内容を平然と語るトランプ次期米大統領に、そうした偽ニュースが追い風を送ったとの見方もある。今月初めには、デマに基づく銃撃事件が起き、米社会に衝撃が広がった。 ◇デマ信じ「捜査」 事件が起きたのは首都ワシントン郊外のピザ店「コメット・ピンポン」。4日午後、半自動小銃と拳銃で武装した男が押し入って発砲した。死傷者は出ず、男はすぐに逮捕された。首都警察によると、男はネット上のデマ「ピザゲート疑惑」を信じ、「私的捜査のために来た」と供述した。 ピザゲートは、11月8日の大統領選直前から広がったデマだ。「コメットは児童