IT業界などで活躍する、注目を集めるキーマンに、それぞれテーマに基づいた書籍を紹介してもらう新連載。第1回は、面白法人カヤックの創業者であり、社長を務める柳澤大輔氏。 カヤックは1998年の設立以来、周囲をあっと言わせるユニークなサービスを提供し続けている。例えば、声を録音、投稿できる音声特化型コミュニティーサイト「koebu」や、“うんこ”を使って楽しく算数が学習できるモバイルアプリ「うんこ演算」など、枚挙に暇がない。その原動力としてカヤックをけん引する柳澤氏が「仕事が面白くてたまらなくなる本」を紹介してくれた。 なお、柳澤氏は、月に20~30冊の本を読むそうだ。スタイルは「乱読」。自分自身をフロー型だと語る柳澤氏は、読書に関しても「パッと目に付いたフレーズや、引っかかったところが今の自分にとって大切なものだ」と考えている。本の中で覚えていることは1つか2つなので、そのときに必要なものを