◇選手らちらし配りや募金活動 ◇メーンスポンサー獲得できず、資金難--企業依存脱却し地域のチームへ プロバスケットボール「bjリーグ」が開幕した。資金難で出場見送りも検討した「高松ファイブアローズ」は今年8月以降、選手が街頭で募金を集めるなど支援を呼び掛け、参戦を果たした。だが、メーンスポンサーは獲得できておらず、チーム存続は、地域の支持をどれだけ得られるかにかかっている。【宮本翔平】 プロ野球独立リーグの四国・九州アイランドリーグ、香川オリーブガイナーズの最終戦があった先月22日、サーパススタジアム(高松市生島町)、ファイブアローズの選手ら約15人が「よろしくお願いします」と、個人スポンサー募集のちらしを配っていた。「頑張れ。応援してるよ」。立ち止まって声を掛ける人、握手やサインを求める子どもたちに選手は笑顔で応えた。 メーンスポンサーだった穴吹工務店が、昨季で契約を打ち切った。スポンサ