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漫画家の五十嵐恵=ペンネーム・ろくでなし子=被告(44)の作品などのわいせつ性が争われた刑事裁判の判決が9日、東京地裁(田辺三保子裁判長)であった。女性器をかたどった立体作品を店内に並べたとするわいせつ物陳列罪については無罪と判断した。一方で、女性器の3Dデータを配布したとするわいせつ電磁的記録等送信頒布などの罪については有罪とし、罰金40万円を言い渡した。 検察側は罰金80万円を求刑していた。「女性器をモチーフにした芸術作品だ」などと全面無罪を訴えていた被告は、判決を不服として控訴した。 判決によると、被告は2014年7月に東京都文京区のアダルトショップで女性器をかたどった立体作品3点を展示したほか、13年10月から14年5月にかけ、自身の女性器の3Dデータをインターネットなどを使って東京都や名古屋市などに住む計9人に配布した。 判決は、作品や3Dデータがわいせつ物にあたるかを検討。作品
インターネットの検索サイト、グーグルで名前を検索すると、およそ3年前の逮捕の報道が表示されるのは人格権の侵害だとして、男性が検索結果の削除を求める仮処分を申請したのに対し、さいたま地方裁判所が削除を命じる決定をしたことが分かりました。 男性は逮捕からおよそ3年がたってもグーグルで名前を検索すると当時の報道が表示されるのは、人格権の侵害にあたるとして、検索結果の削除を求める仮処分を申請していました。 これに対しさいたま地方裁判所は「罪が比較的軽く事件に社会的な意義がない」などとしたうえで、「3年たったあとも検索結果を表示し続ける公益性は低い」として、削除を命じる決定をしました。 グーグルは「表現の自由を侵害するおそれがあり決定は不服だ」として異議を申し立てる方針です。 一方、男性の代理人の弁護士はNHKの取材に対し「依頼者の要望もあり私からはコメントできない」と答えています。
自動車を運転していたら、対向車線の車が居眠り運転でセンターラインをはみ出し、自分の車に衝突した。そんな「もらい事故」で、過失がなかったことを証明できなかったとして、4000万円あまりの賠償を命じる判決が4月中旬に福井地裁で言い渡され、話題になった。 報道によると、2012年4月、大学生が運転していた車が、居眠りで運転操作を誤り、センターラインを越えて対向車に衝突。大学生の車の助手席に乗っていた男性が死亡した。 この車は死亡した助手席の男性が所有していたが、車の任意保険は家族以外の運転者を補償しない契約だったため、遺族への損害賠償がされない状態だったという。そこで、遺族は対向車側を相手に、損害賠償を求めて提訴していた。 今回の賠償判決を受けて、ネット上では、「本当の被害者は対向車の運転手だよな」「無茶苦茶な判決だ」など、判決を批判する声が出ているが、今回の判決は「理不尽」なのだろうか。交通事
おととし、東京都内の家電量販店で、ゲームソフトなどを万引きした罪に問われた男性に対し、東京地方裁判所立川支部は「男性は当時、けいれんを伴わないてんかんの発作が続く症状によって心神喪失の状態だった」と指摘して、無罪を言い渡しました。 この裁判は、おととし9月、都内の家電量販店で、ゲームソフトやヘッドホンなどを万引きしたとして、都内に住む50代の男性が盗みの罪で起訴されたものです。 裁判では、裁判所が選任した医師による鑑定で、男性には、けいれんを伴わないてんかんの発作が続く「NCSE」と呼ばれる症状があり、当時、発作が起きて意識障害が起きていた可能性が高いとされ、弁護側は、心神喪失の状態だったとして、無罪を主張していたのに対し、検察側は、懲役1年10か月を求刑していました。 14日の判決で、東京地方裁判所立川支部の阿部浩巳裁判長は「男性は鑑定の内容通り、当時、意識がもうろうとして、自分の行動を
小6の男児が蹴ったサッカーボールをよけようとしてオートバイのお年寄りが転倒し、死亡した事故を巡り、遺族が男児の両親に損害賠償を求めた訴訟の上告審で、最高裁第1小法廷(山浦善樹裁判長)は9日、両親の監督責任を否定し、約1180万円の賠償を命じた2審判決を破棄して請求を棄却する判決を言い渡した。 両親側の逆転勝訴が確定した。 判決によると、2004年2月、愛媛県今治市の小学校の校庭で子供たちが放課後にサッカーをしていた際、当時11歳の小6男児がゴールに向けて蹴ったボールが高さ1・3メートルの門扉を越えて道路に転がり、オートバイの80歳代男性がよけようとして転倒。足の骨折などで入院し、約1年4か月後に肺炎で死亡した。 1審・大阪地裁、2審・大阪高裁はいずれも男児に過失があったと判断。事故と男性の死亡との因果関係も認めた。その上で、両親に監督責任があるとして、2審は約1180万円の賠償を命じていた
強姦事件の被告人側弁護士「告訴取り下げたらビデオ処分する」新聞報道をどうみるか? 弁護士ドットコム 1月20日(火)17時3分配信 宮崎市のオイルマッサージ店で、女性客ら5人に性的暴行などを加えたとして、強姦罪などに問われている男性経営者の初公判が1月16日、宮崎地裁で開かれた。その模様を報じた毎日新聞の記事が波紋を呼んでいる。報道によると、証人として出廷した被害者の20代女性が「被告側弁護士から『暴行の様子を撮影したビデオがある。告訴を取り下げれば処分する』と脅された」と証言したというのだ。 毎日新聞によると、被害者の女性はこの日、公判に出廷し、2014年3月に代理人弁護士を通じて、被告人側の弁護士から「『法廷でビデオが流されると分かっているのか。流されたくなかったら告訴取り下げをしろ。示談金はゼロ』と言われた」と証言したという。交渉は決裂し、経営者の男性は強姦罪などで起訴されたが、起
手書きのサイン「花押(かおう)」が印鑑の代わりに記された遺言書の有効性が争われた訴訟の控訴審判決で、福岡高裁那覇支部は23日、1審・那覇地裁判決と同様、花押について、民法が遺言書に必要とする「印」と認め、遺言書は有効と判断した。 控訴審判決によると、遺言書は、琉球王国の名家の末裔(まつえい)にあたる沖縄県内の男性の名義。男性は2003年に85歳で死亡し、遺言書には息子3人のうち次男に財産を譲るとしたが、押印がなく、署名と花押が記されていた。今年3月の1審判決は、花押が平安時代から文書作成者の特定に使われてきたなどとして遺言書は有効とした。 原告の長男と三男は控訴審で「父は押印が必要と知りながら、あえて印鑑を使っておらず、遺言書は無効」と主張したが、須田啓之(けいじ)裁判長は「印鑑を用いていないというだけで無効とは言えない」とし、長男と三男の控訴を棄却した。
大阪で1歳の娘を虐待死させた罪に問われた両親の裁判で、最高裁判所は、1審の裁判員裁判が言い渡した検察の求刑を大幅に上回る懲役15年の判決を取り消し、父親に懲役10年、母親に懲役8年を言い渡しました。 裁判員裁判の判決を最高裁が直接見直したのは初めてです。 岸本憲被告(31)と妻の美杏被告(32)は4年前、大阪・寝屋川市にあった自宅で、当時1歳の3女の頭を強くたたくなどして死なせた傷害致死の罪に問われました。 検察の懲役10年の求刑に対し、1審の裁判員裁判は大幅に上回る懲役15年を言い渡し、2審も取り消さなかったため被告側が上告していました。 24日の判決で最高裁判所第1小法廷の白木勇裁判長は「裁判員裁判といえどもほかの裁判との公平性が保持されたものでなければならず、これまでの刑の重さの大まかな傾向を共通認識としたうえで、評議を深めることが求められる。従来の傾向を変えるような場合には、具体的
DNA鑑定で父親でないことが明らかな場合、法律上の父親と子どもの関係を取り消せるか。これが争われた訴訟で、最高裁第1小法廷は「取り消せない」との判断を示した。民法には「妻が婚姻中に懐胎した子は夫の子と推定する」という「嫡出推定」の規定がある。最新の科学鑑定による証明があっても、この原則の例外にはならないという考え方だ。だが判決は、5人の裁判官のうち「3対2」というぎりぎりの結論だった。補足意
DNA型鑑定で血縁関係がないことが明らかになった場合に法律上の父子関係を取り消せるかが争われた3訴訟の上告審判決で、最高裁第1小法廷(白木勇裁判長)は17日、父子関係の取り消しを認めない判断を示した。 北海道と関西の訴訟は母が子の代理人となって夫を相手取り、四国の訴訟は夫が子2人を相手取り、それぞれ父子関係が存在しないことの確認を求めていた。 民法は772条で「妻が婚姻中に懐胎した子は、夫の子と推定する」(嫡出推定)と定めている。嫡出推定を覆すには、嫡出否認の訴えを起こす必要があるが、訴えを起こせるのは夫だけで、提訴期間も「子の出生を知ったときから1年以内」に限られる。 判例では、夫が遠隔地で暮らしているなど明らかに夫婦関係がない場合などには例外的に「推定が及ばない子」として扱われるケースもあったが、3訴訟ではこうした事情はなかった。 北海道と関西の訴訟はDNA型鑑定の結果、婚姻中に生まれ
(上)場違い「違憲論争」誘発、“死刑の秘密主義”…から続く 故郷の兵庫県稲美町を離れ、千葉県松戸市のマンションで暮らしていた荻野友花里さん=当時(21)=の運命が暗転したのは、大学卒業を5カ月後に控えた平成21年9月だった。 マンションに侵入した竪山辰美被告(53)に胸を包丁で刺されて殺害され、部屋に火を放たれた。 強盗殺人罪などで起訴された竪山被告の裁判員裁判の1審千葉地裁は23年6月、死刑を選択。事件前後に別の強盗致傷を繰り返していたことなどを重視した結果だった。だが2審東京高裁は昨年10月、死刑判決を破棄、無期懲役とした。理由は、1人殺害で計画性がない場合は死刑とされない「先例の傾向」だった。 「裁判員は被告の人間性を見極めて死刑と判断したのに、専門家が相場主義でひっくり返した」。友花里さんの母、美奈子さん(61)は憤る。死刑は特に慎重に 裁判員裁判の死刑判決が破棄された例は過去3件
「鬼畜の所業」に死刑判決は下されるのか。平成23年に堺市で象印マホービン元副社長と主婦を殺害し現金を奪ったなどとして、強盗殺人罪などに問われた無職、西口宗宏被告(52)の裁判員裁判で、検察側は2月26日、西口被告に死刑を求刑した。別の事件で服役して仮釈放後、わずか4カ月で及んだ残虐な犯行。遺族は法廷で「生きたまま溶鉱炉に突き落としたい」と声を絞り出し、検察側も論告で「鬼畜の所業で命を持って償わせることはやむを得ない」と指弾した。極刑回避を狙う弁護側は死刑の違憲性を裁判員に訴えようと、元刑務官らの証人尋問で「絞首刑は残虐」などと主張したが、裁判員からの質問はゼロ。異例の戦略は果たして裁判員に響くのか。遺体焼いた犯行、遺族は「生きたまま溶鉱炉へ」 「生きたまま溶鉱炉にでも落としてやりたい」 2月26日、大阪地裁堺支部の法廷。被害者の主婦、田村武子さん=当時(67)=の長男は、意見陳述で収まらな
元ジャーナリストの上杉隆氏は11月15日、経済学者の池田信夫氏と、池田氏が執筆する「アゴラ」から記事の配信を受けている「BLOGOS」を運営するNHN Japanに名誉を毀損されたとして損害賠償を求めて提訴したことを明らかにした。 上杉氏は提訴理由や請求額などについて具体的には公開していないが、上杉氏がダイヤモンド・オンラインに掲載したコラム内の図表が読売新聞のものと酷似していると指摘され、池田氏が先月、ブログで批判(アゴラにも掲載)。ダイヤモンド・オンラインが上杉氏のコラムの掲載を停止した際、上杉氏は「法的な解決の道を検討している」としていた。 図表問題について、上杉氏は出演したTOKYO MXの番組で、図表については第三者からの情報提供があったとし、読売新聞からの盗用を否定。池田さんとNHN Japanに抗議したことを明らかにしていた。 池田氏は提訴に対し「バカバカしい。名誉毀損で訴え
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