障害のある人が地域社会で暮らすグループホームやケアホーム設置を巡る反対運動が起きて、計画断念に追い込まれるケースが、今全国で相次いでいます。 「ノーマライゼーション」の理念に基づき、施設などで暮らす障害者に地域のホームに移って生活してもらう「地域生活移行」が進む一方で、なぜこうした問題が起きるのか。どうすれば障害のある人とない人が共に地域で暮らしていけるのか。水戸放送局の井上登志子記者が取材しました。 ホームが建てられない 東京・文京区小石川にある障害者のグループホームの建設予定地では、2年余り前に計画が持ち上がってから一部の住民が反対運動を続けています。建設予定地の周辺には今も「障害者施設建設反対」と書かれたのぼり旗が立ち並んでいます。この場所には文京区出身の障害者10人が暮らすグループホームが建設される予定です。 ホームを建設する社会福祉法人の江澤嘉男施設長は、「障害のある方たちが地
参加した座談をまとめたものが近々刊行されます。公式には1月21日発売ですが、ひょっとするとそろそろ書店に並ぶかも知れません。 市野川容孝・宇城輝人編『社会的なもののために』(ナカニシヤ出版、2013年1月21日発売予定) ○公式 http://www.nakanishiya.co.jp/modules/myalbum/photo.php?lid=918 ○amazon http://amzn.to/109v1yF 座談における小田川の発言について、一カ所、かなり重要な脚注が欠落しています。具体的には267頁の "吉野作造における「社会の発見」" の部分。ここに次の脚注を追加しておいて頂けるとありがたいです。 飯田泰三『批判精神の航跡 近代日本精神史の一稜線』(筑摩書房、1997)第七章を参照。 言うまでもなく、飯田泰三さんの有名な御論文「吉野作造 "ナショナル・デモクラット" と「社会の発
2013年4月13日[土]に京阪電車なにわ橋駅アートエリアB1で行われたCSCD(大阪大学コミュニケーションデザインセンター)主催「ポスト3・11の科学と『社会的なもの』」の中継ツイートを中心にまとめました。
社会的なもののために 作者: 市野川容孝,宇城輝人,山森亮,宇野重規,小田川大典,川越修,斎藤光,酒井隆史,中野耕太郎,前川真行,道場親信出版社/メーカー: ナカニシヤ出版発売日: 2013/01/21メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 3人 クリック: 47回この商品を含むブログ (22件) を見る365p 総計3553p 本書には、64-67年生まれの研究者たち(社会学、社会思想史、政治思想史、社会運動論)を中心になされた「社会的なもの」についての討論が収録されている(1-5章は2009年、6章は2011年の討論)。「社会的なもの」とは何か。それに一言で答えるのは大変難しい。本書を読んでもあまり明快な答えは見えてこず、というよりむしろ討論の多くは「社会的なもの」とは何であるか、何でありうるかをめぐって行われているのである。 僕なりに議論されていた「社会的なもの」の共通項を見出して
Kyamamoto @Keiyamamoto 【社もため①】遅ればせながら市野川・宇城編『社会的なもののために』(ナカニシヤ出版)を読了。大変刺激に満ちた読書体験であったと思う。第四章でも議論されていたように、社会的なものといえばアレント、つまりは画一性と必然性の領域として片付けがちな私にとって、広大な領域が開かれた感じ。 2013-02-28 10:32:09
(↓多数のブクマの内容も興味深いので、関連記事のエントリーページを貼っておきます) はてなブックマーク - 森美術館問題|ポルノ被害と性暴力を考える会 はてなブックマーク - 森美術館への団体抗議文|ポルノ被害と性暴力を考える会 はてなブックマーク - PAPSが森美術館「会田誠 天才でごめんなさい」展に抗議 - Togetter はてなブックマーク - 会田誠さんと「ポルノ被害と性暴力を考える会」について はてなブックマーク - 『会田誠 天才でごめんなさい』展への抗議関連の議論 - Togetter 上記以外でもいろいろな論点が出てきているので、ここではなるべくそれらと違うことを書きたいと思うが、重なるかもしれない(この記事はどちらかの立場を支持することを表明するものではありません *1 )。 会田誠個展にはまだ行っていないけれども、「問題」となっている一連の作品は10年以上前にアート
実況部分に関しては此方を御覧ください。 http://togetter.com/li/450871 「森美術館問題を考える討論集会――問われる表現の自由と責任」昼間たかし氏と渋井哲也氏のツイート どうも、複数の方とまとめが被りそうなので、あまりに内容がかぶりすぎているようでしたら、削除するかもしれません。
島根県奥出雲町が昨年夏に公園などに設置したダビデ像とビーナス像が、思わぬ問題を引き起こしている。 町出身者が町に寄贈した大理石製の彫刻で、町は「一流の芸術作品として教育的価値がある」と説明するが、巨大な裸像を目にした町民らは「子どもが怖がる」「教育上ふさわしくない」と町議に苦情。町議会でも取り上げられ、山あいの町で論争が続いている。 像は、ミケランジェロのダビデ像やミロのビーナス像を模してイタリアの著名な彫刻家エンツォ・パスクイニ氏(故人)が制作。台座部分を除いた高さは約5メートル。同町出身の元建築会社社長、若槻一夫さん(広島市)が購入して、故郷への恩返しのために昨年4月、寄贈した。 町は「本物の芸術作品を鑑賞できる。ありがたい」と感謝。美術商や若槻さんの意向に沿いながら設置場所を決定。力強いダビデ像は、スポーツ選手が集まる三成運動公園に。愛と美の女神・ビーナス像は、子どもを見守るよう三成
Takashi Hiruma @quadrumviro 「森美術館問題を考える討論集会――問われる表現の自由と責任」2月5日(火)午後6時~9時(開場5時30分)会場:東京しごとセンター5階セミナー室 発言予定者: 宮本節子(ソーシャルワーカー) 前田朗(東京造形大学教授) http://t.co/oI9vMdtf 2013-02-02 03:21:04 Takashi Hiruma @quadrumviro メモがわりに魚拓。前田先生が「幼稚なエログロ表現を「タブーの挑戦だ」などと思える鈍感な感性の持ち主ですし」と発言してるのは、 CML 022364 http://t.co/GgG45DuC 2013-02-03 03:49:38
東日本大震災を契機に当たり前とされてきた価値観が崩壊しようとするなか、物質的な豊かさばかりを求めてきた私たちの生き方があらためて問われている。地域に入り込み、人と人とのつながりを取り戻すことで新たな地域や人々のあり方を提唱するコミュニティデザイナーの山崎亮さんが説く、私たちが追い求めるべき人生の豊かさとは。 後藤「現在の日本にある大都市一極集中的な流れのなか、それを壊して何かつくれるんじゃないかと思っていまして。そういう現状に抗っていたり、抗うアイディアを持っている方達にお話を伺って、これからの新しい社会やコミュニティのあり方を考えていきたいと思っているんです。山崎さんには『The Future Times』創刊時からお話を伺いたいと思っていました」 山崎「ご出身はどちらですか?」 後藤「静岡です」 山崎「原発の問題もありますね」 後藤「地元が浜岡原発から20kmから30kmの間くらいなん
『図書』は大勢の知的好奇心あふれる読者に1938年の創刊以来愛読されてきた「読書家の雑誌」です。 古今東西の名著をめぐるとっておきの話やエピソード、心を打つヒューマン・ストーリー、旅のときめき体験、人生への思索などを綴る、滋味あふれるエッセイの数々。 文学・芸術・学問の面白さを語る対談・座談・インタビュー。若手からベテランまで『図書』ならではの一流の執筆陣が書き下ろす文章の力と味わいは、日常生活にピリッと刺激を与えるスパイスの働きをするはずです。 魅力的な本との出会いの場、読書の新しい愉しみ発見の場として月刊『図書』の定期購読をおすすめいたします。 巻末の新刊案内は岩波書店の出版活動の最新情報をいの一番にお届けする「読者と岩波書店を結ぶホットライン」です。 綴じ込みの〈書籍注文ハガキ〉もご利用ください。 ●各号の目次・巻頭言「読む人・書く人・作る人」・こぼればなしがご覧になれます。 ●本誌
2012/10/411:0 生活保護制度をめぐる神話――「働けるのに働かない」を中心に みわよしこ 2012年4月、お笑い芸人の母親が生活保護を受給していたことが女性週刊誌で報道された。その後、生活保護制度・生活保護受給者に関する「バッシング」的報道が続く中で、2012年8月10日、「社会保障と税の一体改革関連法案」が成立した。現在は、厚生労働省を中心に、生活保護水準の切り下げ・利用を抑制するためのさまざまな施策が検討されている段階である。 問題は、バッシングや政策・施策検討が、どの程度、事実を踏まえて行われているかにある。神話や都市伝説の類に立脚していては、現実的に有効な対応は何もできないであろう。本稿では主に、稼働年齢層の生活保護受給者・生活保護利用に対して頻度多く見られる不正確な認識に対し、誤解を解きほぐし、誤解の背景を考察する。 ■「不正受給」バッシングの罠 最初に、筆者が直接知
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