正規通信との区別はほぼ不可能な「偽のMicrosoftメール」に注意、「従来のセキュリティでは認識しにくい」のはなぜ? 対策は?:チェック・ポイントが5000通以上の偽メールを検出 チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは、Microsoftの通知を装った5000通以上の偽メールを発見した。これらのメールは、ユーザーが正規の通信と区別することはほぼ不可能だという。
DMARC対応が(ほぼ)終わりました🏄♂️ 2024年1月から始めた社のDMARC対応がほぼおわりました。2024年8月1日からp=quarantineに変更をしました。念のため、1か月間の様子見期間を経て、2024年9月からp=rejectにする予定です。なかなか学びの多い取組だったため、感想をポストしてみようと思います。 そもそもDMARCとは そもそもDMARCとはって話はいろいろな人がいろいろな記事をあげてくれているので割愛します。このへんの記事や、Youtubeがわかりやすいです。 DMARCに対する取組のきっかけ 2023年に参加した某セキュリティシンポジウムで、某社の事例として聞いたDMARCへの対応は、直感的に自社もすぐに対応すべきと感じました。 その後、DMARCについてさらに調べているとGoogleや米Yahooが、DMARCが設定されているなどの各種条件をクリアし
IIJ では、1998年にサービスを開始した「IIJ ポストオフィスサービス(※1)」を皮切りに、当時は珍しかった迷惑メールフィルタや、送信ドメイン認証といった先進的な技術に対応してきました。その後、いくつかのサービスを経て、「IIJ セキュア MX サービス」が誕生しました。 「IIJ セキュア MX サービス」の開始は、本ブログの記事発行時点で 18年前の 2006年。私が 2007年入社ですので、それより前からあります。毎年、堅実にお客様と利用アカウント数を伸ばしている右肩上がりの成長サービスであり、驚くべきことに今もなお成長を続けています。 「IIJ OEM プラットフォームサービス for Mail」と「IIJ xSPプラットフォームサービス/Mail」はインターネットサービスプロバイダ(ISP)や CATV 事業者向けのメールサービスです。一般消費者の方が直接意識することはあり
開発・運用の現場から、IIJのエンジニアが技術的な情報や取り組みについて執筆する公式ブログを運営しています。 こんにちは。IIJ Engineers Blog編集部です。 IIJの社内掲示板では、エンジニアのちょっとした技術ネタが好評となって多くのコメントが付いたり、お役立ち情報が掲載されています。 そんな情報を社内に留めておくのはもったいない!ということで、IIJ Engineers Blog編集部より、選りすぐりの情報をお届けします。 今回は、使わなくなったドメイン名はどのようにすればよいかを紹介します。 そのまま放置しておいてよいのか?(ダメ) 廃止すればよいのか?(もっとダメ) どういった対応を行えばよいのか? どうぞご覧ください。 終わったサービス・キャンペーンのドメイン名、放置されていませんか? ドメイン名を放置すると付喪神がやどり、ひとりでにサイトを公開したりメールを出し始め
ある日突然メールが送れなくなることがあります。 Microsoft Azureからメール送りたい Microsoft Azureには、何故かメール関連のリソースが全く存在しません。 メールサーバみたいなサービスはありませんし、自力でのSMTP設置も非推奨です。 公式にもSendGridを使えという立場みたいです。 SendGridとは SendGridはメール送信サービスです。 適当にPOSTするだけで、それをメールにして送ってくれるというナイスなサービスです。 curl --request POST \ --url https://api.sendgrid.com/v3/mail/send \ --header "Authorization: Bearer $SENDGRID_API_KEY" \ --header 'Content-Type: application/json' \ -
セキュリティ本部セキュリティビジネス推進部セキュリティオペレーションセンターに所属。2019年新卒入社。大学生時代より情報セキュリティにまつわる研究・開発をしている。インターネットが好き。 【IIJ 2021 TECHアドベントカレンダー 12/20(月)の記事です】 こんにちは。naotです。 普段はIIJのセキュリティオペレーションセンター(SOC)で、ログ分析ルールの管理やスレットハンティングのお仕事をしています。 1年目から小ネタでエンジニアブログのアドベントカレンダーを書かせていただいていて、もう3年目です。 私の一番長く続いている趣味は迷惑メール観賞です。 だいたい小学生時代から受け取りたいメールとそうでないメールの分類や、怪しいメールの観賞をしていました。 怪しいメールは集めるとその中に関連性やストーリーを見いだせることがあり、鑑賞だけでなく収集にも興味を持つようになった結果
IIJ ネットワーク本部アプリケーションサービス部所属。 メールサービスの運用業務に従事し、日々世界の悪と戦う一児の父親。社内 Power Automate エバンジェリスト(自称)。M3AAWG member / openSUSE Users / WIDE Project メンバー。趣味は大喜利。はがき職人。 首都圏を中心に緊急事態宣言が発令され、テレワークが続いています。 前回のレポート「Emotet の再来に最大限の警戒・対策を – 迷惑メール 2020/2Q レポート」で、迷惑メールの活動が 9月後半から小康状態になったと報告いたしました。その後の状況はどうなったでしょうか。 流量は減少しつつも脅迫メールを観測 次のグラフは、IIJ で管理している計測システム宛の迷惑メールの流量をグラフにしたものです。(※1) まずは、今年 4月からのスケールで見てみます。 夏のピークと比較すると
IIJ ネットワーク本部アプリケーションサービス部・(兼)社長室所属。 メールサービスの運用業務に従事し、日々世界の悪と戦う一児の父親。社内 Power Automate エバンジェリスト(自称)。M3AAWG member / openSUSE Users / WIDE Project メンバー。趣味は大喜利。はがき職人。 ここ最近、複数のお客様から「先月、迷惑メールが増えたんですが、なぜですか?」、という問い合わせをよく受けます。 結論を先に書くと、私はスパマーではないので、迷惑メールが増えた理由は分からないのですが、確かに IIJ で管理している計測システム宛の流量が、ここ最近激増しています。 今回は、ここ数か月の間に観測している、迷惑メール・ウイルスの総量とトレンドを報告いたします。 迷惑メールが最大 80倍に激増 次のグラフは、計測システム環境で受信した、日ごとの迷惑メールの総数
この記事は本番環境でやらかしちゃった人のアドベントカレンダー14日目の記事です。 多少フェイクを入れているので整合性のおかしい部分があってもご了承ください。 https://qiita.com/advent-calendar/2019/yarakashi-production 背景 モバイル版だけでMAUxx万人のそこそこ規模の大きいサービス。Android/iOS/Webの3プラットフォームで提供。 開発元が撤退済みで、運営元から協力を依頼されとりあえずWeb以外の面倒を見ることに。2社にバラバラに開発を頼んでいたようで、なぜか変なところでAWS環境が2つに別れている。 色々と設計が荒く、ドキュメントもないのでアプリの追加開発の片手間でアーキテクチャの全容把握と改善計画を練っている途中の状況 新規登録時の確認メール、パスワード再発行メールでAWS SESを利用(メール利用はそれだけと認識
IIJ ネットワーク本部アプリケーションサービス部所属。 メールサービスの運用業務に従事し、日々世界の悪と戦う一児の父親。社内 Power Automate エバンジェリスト(自称)。M3AAWG member / openSUSE Users / WIDE Project メンバー。趣味は大喜利。はがき職人。 企業の情報システム部門でメールを担当されているみなさん、この問いに答えられる方は、どれくらいいらっしゃるでしょうか。 「そんなこと、気にしたこともない」という方も少なくないかもしれません。それもそのはず、これまで送信ドメイン認証を代表する SPF、DKIM は、送信者側が受信者側でどのように評価されたか知る術がありませんでした。ましてや、第三者の何者かが自社ドメインを勝手に使って誰かにメールを送っている、なんて知ることは不可能でした。 しかし、DMARC(RFC 7489;「ディー
なんと私が指摘されたdnsbl.spfbl.netへの掲載は9/10。しかも唯一掲載されていない1つは別のブラックリスト2箇所に掲載されているという状態です。つまり全滅です。 常識的に考えて、今回の件が影響しているとしか思えません。GMOはSpamhausから警告が来たことが原因としていますが、dnsbl.spfbl.netでも同様に登録されていたと考えるのが妥当です。 もしも今回の件が関係していないとしたら、dnsbl.spfbl.netのリストは信頼するに値しないとしか言えません。事実、ホスティングサービスの雄であるsakuraインターネットのIPを調べても、ブラックリストへの掲載が散見されました。 利用者には何の落ち度もないにもかかわらず、解除手続きを利用者に丸投げとは、なかなかのお役所仕事っぷりです。 しかも解除に必要な手続きの一切を解説していません。そもそもGmailのスパム判定
アンケートの回答にご協力ください! 今回のIIJ Technical NIGHT vol.7 はいかがだったでしょうか。 今後の運営の参考にさせて頂きたく、インターネット中継で参加された方、または現地参加でアンケートが未提出となっている方は是非アンケートの回答にご協力ください。 アンケートの回答はこちらのリンクからお願いします。 IIJ Technical NIGHT に参加するには? IIJでは年に数回、IIJ Technical Seminarとして勉強会を実施しており、今回の IIJ Technical NIGHT は、業務終了後にふらっと立ち寄れるカジュアルな勉強会を目指して開催しています。 参加者募集は毎回 connpass で行っています。次回以降参加を希望される方は、まず connpass にアカウントを作成した上で、IIJ Technical Seminar のグループのメ
頭の痛い表ができました。 いまどき「インターネット画像参照」NGなメール環境は世界的に珍しいのですが、さらに、メールアドレスだけ見ても「インターネット画像参照」できるかは分からないのです。だって、メールアドレスを見ても相手がどんな受信環境かは分からないですから。 ソフトバンクのiPhone用メールアドレス @i.softbank.jp は例外で、これだけは「インターネット画像参照」OK確定です。 携帯キャリアメールアドレスの「インターネット画像参照」NGな環境に、「インターネット画像参照」するHTMLメールを送ると、真っ白になったり、「×」画像がたくさん並んだ表示になります。 「えっ?テキストとHTML両方を含んだマルチパートで送るんだから、不都合なHTMLパートではなくテキストパートが表示されればいいのに」と思った方は鋭い。マルチパートはそのような目的のためにあるものですが、携帯キャリア
これは「メール Advent Calendar 2018」のために書かれたエントリです。 スパムが出てないのにDNSBLに登録されてしまう DNSBLというDNSを用いた公開ブラックリストサービスがあります。SORBSやSpamCopあたりが有名です。 DNSBLは、正しくはスパマーの使っているbot等のIPアドレスだけが登録されているべきなのですが、誤って通常のメールサーバがDNSBLに登録されてしまう場合があります。 最近では、サブミッションスパムによりそのメールサーバから大量スパムメールが出されて、登録されてしまう場合が多いです。 しかし時々、全くそのような大量スパムメールが出されたわけではないのにDNSBLに登録されてしまう場合がありました。 そういうなにもしていないのに登録されている場合、近隣のIPでスパムを出したサーバがあったとき、IPアドレス帯でまきこまれて登録されてしまうこ
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