Kaigi on Rails 2021 の登壇資料です。 https://kaigionrails.org/2021/talks/s4ichi/
はじめに こんにちは。ニコニコ漫画の開発をしているyotaとtukiyoです。 この記事はペアブロギングによって執筆しています。 本記事ではニコニコ漫画で利用しているRubyのバージョンを3.2.0へ更新したこととYJITの有効化によるパフォーマンスの変化について紹介します。 ニコニコ漫画のインフラ構成についてにある通り、ニコニコ漫画は4つのプロダクトによって運用されています。 このうち本記事の対象となるのは、Rubyを利用している「新バックエンド」と「課金サブシステム」になります。 今回、Rubyのバージョンが3.2.0になったことでYJITが実験段階ではなくなりました。*1 ニコニコ漫画のバックエンドシステム内では複雑な処理も多く、恩恵に与ることを期待して更新を行いました。 結果として大きなパフォーマンスの向上が見られました。 はじめに 更新に関する作業 更新前後のパフォーマンス比較
みなさん、こんにちは。ima1zumi です。 これは Ruby Advent Calendar 2022 6日目の記事です。 本日は macOS で perf が動く仮想環境を作って CRuby のプロファイリングできる環境構築をしていきます。 目次 macOS で perf は使えない Virtualbox & Vagrant で Ubuntu が動く環境を作る Virtualbox をインストール Vagrant をインストール Box ファイルを入手 Vagrantfile を作成 Vagrant を起動 Vagrant に接続 perf をインストール Ruby をビルドする 依存ライブラリのインストール Ruby をビルド perf を実行する 参考 macOS で perf は使えない 私は普段 macOS で開発しているのですが、perf は Linux 用の計測ツールなの
Speedshopによる『Ruby Performance Newsletter(日本語版)』をお届けします。 翻訳:島田 浩二 フレームグラフを読むのは簡単ではありません。 練習が必要です。ですが、ちょっとしたコツもあります。ここではそれを紹介します。 フレームグラフやウォーターフォールチャートを呼ばれる種類の可視化を見ないで1日を過ごすことは、ほとんどありません。大抵はSpeedscopeやChrome DevToolsで、そういった可視化を目にしています。 著書の多くやワークショップの中でフレームグラフの読み方を教えていると、そこでつまづく人を見かけます。フレームグラフを読んで理解するのは、ある程度はスキルの話です。スキルを身につけるには、絶え間ない練習が必要です。 ただ、フレームグラフを読むスキルはサブスキルに分解できます。その場合に最も重要だと私が考えるのは、「どのフレームが重要
こんにちは。メドピアのお手伝いをしています@willnetです。最近車を買いました。これまでペーパードライバーだったので自信を持って運転できるように運転の練習を頑張っています。 今日は社内読書分科会で読んだThe Complete Guide to Rails Performanceという本の話を書きたいと思います。社内読書分科会って何?という人はこちらのエントリを参考にしてください。 tech.medpeer.co.jp The Complete Guide to Rails Performanceとは タイトルの通り、Railsアプリケーションのパフォーマンスを向上させるための知識やテクニックについて書かれている書籍です。書いている人は Nate Berkopecさんで、パフォーマンスに関するコンサルやワークショップをしているようです。パフォーマンスに関するメールマガジン*1の発行もし
Learn how to transform your snail-paced Rails app into a sub-100 millisecond powerhouse. The Complete Guide to Rails Performance is a full-stack course that gives you the tools to make your Ruby on Rails applications faster and more delightful for users, scale better and for less money, and take less effort to maintain. 3rd Edition: Updated for Rails 5 through Rails 7.1 Why is your Rails applicati
同記事より 修正結果: Change TrueType subsetter to avoid generating characters that need to… · gettalong/hexapdf@cdb8723 「Rubyコードが遅い原因を突き止めて解決するまでの泥臭くてつらい作業をまとめた、いい記事だと思います👍」「こういう作業をやれる人がチームにいるかどうかで、チームの限界性能が変わってきますよね」「たしかに」 「この記事ではHexaPDFの文字glyphを処理する周辺の効率化を行っているみたい」「つくづく、プログラマーはいろんなことを知らないといけないんだなと改めて思いますね」「PDFの仕様を以前読んだことありますけど、あれはホントわからない」「ホントに😆」 参考: TrueType - Wikipedia 参考: PDFテクノロジーセンター | Adobe PDFテク
こんにちは。永和システムマネジメントの内角低め担当、はたけやまです。 作成したプログラムが想定していた速度で動かず困ってしまうこと、ありますよね? パフォーマンス改善を行う場合、プロファイラなどを使ってプログラムを計測し、どこがパフォーマンスのボトルネックとなっているかを見つけることが重要です。 Ruby プログラムをプロファイリングするための方法はいくつかありますが、今回は stackprof を使った方法をご紹介します。 stackprof https://github.com/tmm1/stackprof stackprof を使ったプロファイリングは以下の手順で行います。 計測対象のプログラムに stackprof を仕込む 計測対象のプログラムを実行する 計測結果からボトルネックを割り出す 計測対象となるプログラム 今回は例題として以下のライフゲームを計測してみます。 lifeg
「リードエンジニアから学ぶMedPeerのプロダクト開発」 https://medpeer.connpass.com/event/181835/
autoscale: true Webpagetestから始める継続的 パフォーマンス改善 ページロードタイム編 :hourglass: 自己紹介 Name : azu Twitter : @azu_re Website: Web scratch, JSer.info Create: textlint, Almin アジェンダ パフォーマンス改善は指標を決めて行わないと迷子になる パフォーマンス改善を行うには継続的な計測を行う 今回はページロードについて、ランタイムは範囲外 パフォーマンス改善のアプローチ 継続的なパフォーマンス計測とリグレッションの検知 ^ 目的はパフォーマンス改善には計測が必要という事実を知ること ^ パフォーマンス計測は継続的に行う必要がある ^ パフォーマンス改善は何を目的、指標にして改善するかを決めないと迷子になる ^ 目的をもって継続的にパフォーマンス改善を行い
Railsのパフォーマンスについてよくある問題とそれに対して戦いを挑むために必要なもの。
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