ドイツ東部マグデブルクでクリスマスマーケットに車が突っ込んだ事件で、逮捕されたサウジアラビア出身の容疑者について、過激な思想をもっていると、同国が事件前にドイツに警告していたことがわかった。サウジアラビア当局は現在、この容疑者に関する情報を「あらゆる方法で」ドイツの捜査当局と共有できるよう全力を尽くしていると、BBCに説明した。
サウジアラビアの首都リヤドで、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子(右)と会談するアントニー・ブリンケン米国務長官。サウジ通信(SPA)提供(2024年2月5日撮影)。(c)AFP PHOTO / HO / SPA 【2月7日 AFP】サウジアラビアは対イスラエル関係について、パレスチナを独立国家として承認しない限り正常化はあり得ないとの立場を米国に伝えた。サウジ外務省が7日、国営サウジ通信(SPA)を通じて声明を発表した。 声明は「東エルサレム(East Jerusalem)を首都とし、1967年の境界に基づく独立したパレスチナ国家が承認されない限り、イスラエルとの外交関係はあり得ないとの強い姿勢を米政権に伝えた」と説明。 また、イスラエルはパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)への「侵略」を停止し、軍を全面撤退させなければならないとしている。 アラブの盟主サウジは、イスラエルを国
アジアカップ初戦を前に、サウジアラビア代表は不穏な空気に包まれているようだ。 イタリアメディアによると、同代表を率いるロベルト・マンチーニ監督が、1月16日に行われるオマーン戦を前に、会見で一部選手の離脱を語った。出場機会の確約を求めたという。 『Gazzetta dello Sport』紙によると、イタリア人指揮官が名前をあげたのは、サルマン・アル・ファラジ、スルタン・アル・ガンナム、ナワフ・アル・アキディの3選手だ。 マンチーニは「誰が試合に出て、誰が出ないかは、誰にも決めることができない。選ぶのは私だ」と話している。同監督は「彼らが代表に来るのを望まなかった。私ではなく、彼らが決めたことだ」と述べた。 「アル・ファラジはフレンドリーマッチでプレーすることを望まなかった。アル・ガンナムとアル・アキディとはリストをつくる前に話し、準備ができているかを尋ねた。アル・ガンナムは『試合に出るか
サウジアラビアの事実上の指導者ムハンマド・ビン・サルマン皇太子(2023年9月9日撮影、資料写真)。(c)Ludovic MARIN / POOL / AFP 【10月14日 AFP】サウジアラビアはこのほど、イスラエルとイスラム組織ハマス(Hamas)との軍事衝突が激化する中、イスラエルとの国交正常化交渉を停止した。情報筋が14日、AFPに明らかにした。 両国の交渉に詳しい情報筋によれば、「サウジアラビアは正常化をめぐる協議を中断する決定を下し、米国政府側に伝えた」という。 パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)を実効支配するハマスは7日、イスラエルに大規模な攻撃を仕掛け、多数の民間人を含む1300人以上を殺害した。これを受け、イスラエルは報復攻撃を続けており、ガザでは1900人以上が殺された。地上侵攻も近いとみられている。 一方、サウジアラビア外務省は13日、衝突発生以降、最
【カイロ=佐藤貴生】サウジアラビアとイランは10日、中国の仲介で、約7年ぶりに外交関係を正常化することで合意した。双方は互いに2カ月以内に大使館を再開する見通しだ。中東では各地で紛争が続いており、イスラム教スンニ派大国のサウジとシーア派大国のイランの関係改善が、地域情勢の安定に結び付くか注目される。 サウジとイランのメディアによると、両国は関係正常化を仲介した中国に謝意を示した。国営イラン通信によると、同国の最高安全保障委員会のシャムハニ事務局長が6日に北京入りし、サウジの安全保障担当高官と会談して合意に達した。両国と中国の3カ国は10日、共同声明に調印しており、中東における中国の存在感が強まりそうだ。 一方、米ホワイトハウスの報道官はロイター通信に、緊張緩和に向けた取り組みを歓迎するとの意向を表明する半面、さらに情報を精査するとして慎重な姿勢も示した。 サウジとイランは外相会談も行う方針
強豪アルゼンチンに歴史的な勝利。ムハンマド皇太子から約6000万円のロールス・ロイス製の高級車が贈呈されるという噂が世界に広まっていました。
【ロンドン=板東和正】中国新疆(しんきょう)ウイグル自治区からアラブ諸国に移住したウイグル人が現地で拘束されたり、中国に強制送還されたりする事案が欧米メディアで相次いで報じられている。中国が経済的につながりの深いアラブ諸国に拘束や送還を要請しているもようだ。欧米メディアや亡命ウイグル人の組織「世界ウイグル会議」の幹部は、アラブ首長国連邦(UAE)に「ブラックサイト」と呼ばれる中国の秘密収容所がある可能性も指摘している。 英スカイニューズ・テレビは9日、中国の要請によりアラブ諸国で拘束されたり、中国に強制送還されたりしたウイグル人は2001年以降で290人以上にのぼるとの推計を報じた。UAEのほか、エジプト、モロッコ、カタール、サウジアラビア、シリアが中国のウイグル人弾圧に加担していると分析した。 スカイニューズや米CNNテレビによると、UAEに住むウイグル人男性、アーマドさんは2018年2
イエメン・マーリブ南方の戦線で、反政府武装勢力フーシ派と戦う暫定政権側部隊の戦闘員(2021年11月10日撮影)。(c)AFP 【11月14日 AFP】イエメン内戦で暫定政権を支援するサウジアラビア主導の連合軍は13日、激戦が続くマーリブ(Marib)州とバイダ(Al-Bayda)州で直近24時間に複数回の空爆を行い、反政府武装勢力フーシ派(Huthi)の戦闘員186人を殺害したと発表した。 イエメン北部における政権側の最後の要衝都市マーリブをめぐる攻防戦では、連合軍は10月からほぼ連日、反政府勢力を撃退するため空爆を行っては多数を殺害したと発表している。 一連の空爆による死者は合わせて3000人を超えるが、イランの支援を受けるフーシ派は損害を明らかにすることはほとんどなく、AFPも死者数を独自に検証できていない。 反政府勢力は12日、物流の要の港湾都市ホデイダ(Hodeida)南方の広域
サウジアラビアの都市ジッダの路上で休息を取る自転車クラブのメンバー(2021年9月17日撮影)。(c)Fayez Nureldine / AFP 【10月6日 AFP】保守的なサウジアラビアの路上で自転車に乗るのは「絶対に無理」だと、サマル・ラフビーニ(Samar Rahbini)さん(23)はずっと考えていた──。長い間、女性のスポーツが良しとされてこなかったからだ。 だが今は、紅海(Red Sea)沿岸の都市ジッダ(Jeddah)で男女混合の自転車スポーツクラブを主宰している。その名も「勇気(Courage)」。サウジアラビア王国で社会改革が進む中、根強く残る偏見をものともせずに活動を続けている。 「『勇気』という名前を選んだのは、私たちの行動には勇気が要るからです」とラフビーニさんはAFPに語った。「路上で走ったり、公衆の面前で練習したり」 サウジの事実上の最高権力者ムハンマド・ビン
【カイロ=蜘手美鶴】サウジアラビア東部ラスタヌラで7日夜、国営石油会社サウジアラムコの石油施設を狙った無人機による攻撃があった。サウジ政府によると、死傷者や施設の損傷はないという。隣国イエメンの親イラン反政府武装組織フーシ派が犯行声明を出した。AFP通信などが伝えた。 エネルギー省によると、ラスタヌラ港にある世界最大規模の石油貯蔵場が標的となった。近接する東部ダーランのアラムコ施設への弾道ミサイル攻撃もあったが、サウジが迎撃。ミサイルの破片が住宅街に落ちたが、けが人はなかった。
サウジアラビア北西部ウラーで、湾岸協力会議(GCC)首脳会議の開幕に先立ち写真撮影を行う(左から)クウェートのナワフ・アフマド・サバハ首長、カタールのタミム・ビン・ハマド・サーニ首長、オマーンのファハド・ビン・マハムード・サイド副首相、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子、バーレーンのサルマン・ビン・ハマド・ハリファ皇太子、アラブ首長国連邦(UAE)副大統領でドバイ首長のムハンマド・ビン・ラシド・マクトム氏、GCCのナエフ・ハジラフ事務局長(2021年1月5日撮影)。(c)AFP PHOTO / SAUDI ROYAL PALACE / BANDAR AL-JALOUD 【1月6日 AFP】(更新)サウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハーン(Faisal bin Farhan)外相は5日、同国を含むアラブ4か国とカタールの間で3年以上にわたり断絶していた国交が完全に回復した
フランスが英国との間の渡航制限を課したことを受け、英イングランド南東部ラムズゲート近郊の飛行場に留め置かれた貨物トラック(2020年12月23日撮影)。(c)William EDWARDS / AFP 【12月24日 AFP】英国のマット・ハンコック(Matt Hancock)保健・社会福祉相は23日、同国でこれまで検出されていたものとは別の新型コロナウイルス変異種の感染者が2人確認されたことを受け、南アフリカからの渡航を直ちに制限すると発表した。 先に英国で見つかっていた変異種はこれまでのウイルスよりも感染力が強いことが分かっているが、ハンコック氏は南アフリカ由来の変異種について「英国で見つかった変異種よりも伝染性がさらに高いだけでなく、さらに変異が進んでいるとみられ、非常に懸念される」と指摘。国内で南アフリカの変異種への感染が確認された人とその濃厚接触者はすでに隔離されたと説明した。
(CNN) 米フロリダ州のペンサコーラ海軍航空基地で6日、同基地で訓練中のサウジアラビア軍の少尉が銃を発砲し、3人が死亡、少なくとも8人が負傷した。エスパー国防長官や当局者が明らかにした。 容疑者は射殺された。捜査当局の情報筋2人は男の身元について、サウジアラビア国籍のモハメド・アルシャムラニ容疑者としている。捜査員がテロ関連の動機の有無を調べているものの、捜査はまだ初期段階にある。 同州エスカンビア郡の保安官によると、当局に銃撃事件発生の通報があったのは午前6時51分ごろ。犯人は拳銃を使っており、保安官代理2人との銃撃戦の末、射殺された。同基地の司令官によると、銃撃は教室のある建物で発生した。 負傷者は病院に搬送されたという。犯人と対峙(たいじ)した保安官代理も1人が腕、1人が膝に銃撃を受け負傷した。2人とも命に別条はない。 トランプ米大統領はツイッターで、サウジのサルマン国王と電話で事
【5月24日 AFP】サウジアラビアは23日、隣国イエメンのイスラム教シーア派(Shiite)系反政府武装組織フーシ派(Huthi)からサウジ国内の空港を標的として送り込まれた爆発物搭載ドローン(無人機)1機を撃墜した。イエメン政府勢力を支援するサウジ主導の連合軍が明らかにした。 連合軍のトゥルキ・マリキ(Turki al-Maliki)報道官はサウジ国営メディアの報道で、「ナジュラン空港(Najran Airport)を標的として武装テロ組織フーシ派によって送り込まれた、爆発物を積んだドローン1機」をサウジ空軍が迎撃・破壊したと述べた。 フーシ派のテレビ局「アルマシラ(Al-Masirah)」は今回の攻撃について、地対空誘導弾パトリオット(Patriot)による防空システムを標的としていたと伝えた。 ナジュラン空港を標的とした攻撃はこの3日で3度目。アルマシラによると、21日には武装した
サウジアラビア人ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏。バーレーンの首都マナマで(2014年12月15日撮影、資料写真)。(c)MOHAMMED AL-SHAIKH / AFP 【10月21日 AFP】サウジアラビアが20日、同国の著名ジャーナリスト、ジャマル・カショギ(Jamal Khashoggi)氏がトルコ・イスタンブールのサウジ総領事館内で死亡したと認めたことについて、主要国はこの説明では不十分であり、カショギ氏の遺体の所在を含む真相を明らかにするよう求めた。 トルコ政府は、2週間にわたる捜査の詳細をすべて開示する意向を示している。ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領はサウジの回答に不満を示しているほか、欧州連合(EU)、ドイツ、フランス、英国、国連(UN)なども真相を明らかにするよう求めている。 サルマン国王(King Salman)の息子、ムハンマド・ビン・サル
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