東京都民の信頼を回復し、都政を安定軌道に乗せる。新知事小池百合子氏の使命である。現場の声に耳を傾け、独善を排して責務を全うせねばならない。
東京都民の信頼を回復し、都政を安定軌道に乗せる。新知事小池百合子氏の使命である。現場の声に耳を傾け、独善を排して責務を全うせねばならない。
自民党は九日投開票の埼玉県知事選で、県連が元総務官僚の新人塚田桂祐氏を推薦したが、現職上田清司氏に敗北した。自民党は来月の岩手県知事選でも「不戦敗」が確実。安倍政権の支持率も安全保障関連法案の審議などをめぐって低下しており、逆風が強まっている。 (宮尾幹成、谷岡聖史) 自民党県連は埼玉県知事選で当初、自ら定めた多選自粛条例を破って出馬する上田氏を批判し、独自候補の擁立を模索した。「天皇陛下の執刀医」として著名な順天堂大医学部教授の天野篤氏に出馬を打診したが断られた末、塚田氏を県連推薦で擁立した。 だが上田氏には知名度で劣る上、党本部側は安保法案に対する批判もあって選挙戦の苦戦を予想。党本部推薦も見送り、執行部は「知事選には関わっていない。勝敗にはカウントしない」(幹部)と、選挙戦に深く関与する姿勢を見せなかった。
朝鮮半島が植民地支配から解放されて今年で七十周年になるのに合わせ、韓国では国旗の「太極旗」の掲揚を啓発する運動が盛んになっている。植民地時代の「三・一独立運動」を記念する三・一節(三月一日)にも昨年は見なかった巨大な太極旗が、ソウル中心部の大通りに沿う多くの建物に掲げられた。 支局があるビルの壁面にも、縦八メートル、横十五メートルほどの太極旗が取り付けられた。ビルの管理室に聞くと、啓発運動をする市民団体から要請があり、今年初めて掲揚したという。 直前には、マンション入り口に国旗の掲揚場所を設けたり、自宅で国旗を掲げた写真を生徒が学校に提出することを義務付ける法改正案を、政府が検討しているとの報道があった。「時代錯誤だ」と批判が噴出し、実現しそうにないが、韓国人の友人は「朴正熙(パクチョンヒ)大統領のときの軍事独裁政権時代に後退するようだ」とこぼした。
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