私が高山なおみさんに惹かれるのは、あの自由奔放な発想の広さもですけど、できたお料理につけられるタイトルもポイントのひとつです。例えば、この「まるパン」。分厚くて大きいチャパティのような形をした、じつに素朴な雰囲気で、そういわれれば、「まるパン」というプリミティブな呼び名がぴったりなんです。 強力粉300gにオートミール100g、ドライイースト小サジ2、砂糖、塩を混ぜます。 もとレシピでは、砂糖・塩が、各小サジ1となっていますけど、うちは例によって塩小サジ1/4に減らしています。あとでバターも入るので、これで十分のようでした。 ここに溶かしバター40gを入れ、よくすり合わせたら、ぬるま湯220mlを加えてまとめます。生地を台の上に出してこねます。 こね終わったら、パンづくりの要領でビニール袋に入れ、輪ゴムで閉じて、30度Cくらいののところで30分発酵させます。 約2倍の大きさになり、指で押し