【国連UNHCR協会】 【ケニア】 ケニアのダダーブ難民キャンプでは2009年には全体の12%だった急性栄養失調率が、2010年の8月には8%までに減少していました。しかし、2011年になって干ばつが悪化したソマリアからの難民が急増し、その数は、15%まで上昇しています。ダダーブ難民キャンプには現在3つの診療所に320床のベッドがあり、そのほかにも15のヘルス・ポスト(簡易医療センター)があります。しかしながら、あらたに逃れてきた人々に対しては公式の受け入れ施設はなく、国境を越えてきてすぐに健康診断が受けることができないのが現状で、それにより予防接種や栄養失調の子どもたちへの手当てが即時にできません。また、先週はコレラが5件確認されたと報告されており、そのうち一人が死亡しました。今週はあらたに確認されたコレラのケースは報告されていませんが、疑いのあるケースが2件報告されています。 【