【2月17日 AFP】タリバン政権下では、髪を整えることすら処罰の対象となる可能性があったアフガニスタン。しかし、現在のカブールには、珍しいながらも男性のファッショニスタがいる。アジアや欧米の流行を手本として男のおしゃれを追求する人びとを取材した。(c)AFP
【2月17日 AFP】タリバン政権下では、髪を整えることすら処罰の対象となる可能性があったアフガニスタン。しかし、現在のカブールには、珍しいながらも男性のファッショニスタがいる。アジアや欧米の流行を手本として男のおしゃれを追求する人びとを取材した。(c)AFP
公式には言われていないし、非公式に言うのは少し早いという印象もないわけではないだが、全体動向からしてもう確定と見てよいだろう、「アフガニスタン戦争、西側諸国敗戦のお知らせ」である。負けましたね。 大本営風味の西側報道を見ていても、おや?と疑問に思うような話が増えてきた。たとえば4日付けNHK「アフガン 民間犠牲者が過去最悪に」(参照)では、表題通り最悪の現状を告げている。 アフガニスタンで去年1年間に戦闘やテロに巻き込まれて死亡した民間人の数は3000人を超え、2001年にアメリカが軍事作戦を始めて以来最悪となりました。 これは、国連アフガニスタン支援団が4日発表したもので、アフガニスタンで去年1年間に戦闘やテロに巻き込まれて死亡した民間人は3021人で、前の年に比べて231人増えました。2001年の同時多発テロ事件を受けてアメリカがアフガニスタンで軍事作戦を始めて以来、最悪の犠牲者の数で
アフガニスタン・カンダハル(Kandahar)で入隊儀式に参加するタリバンの兵士たち(2011年12月20日撮影)。(c)AFP/Jangir 【1月4日 AFP】アフガニスタンの旧支配勢力タリバン(Taliban)は3日、米国との和平交渉に向けた一歩として、国外に事務所を設ける「暫定合意」に達したと発表した。場所はカタールになる見込みだという。 タリバンのものとされるウェブサイト「ボイス・オブ・ジハード(Voice of Jihad)」には、場所は特定していないがアフガニスタン国外に事務所を設置するため「カタールを含む関係各国と交渉した」との声明が掲載されている。 米国がタリバンに対する戦争を始めてから10年以上がたつが、タリバンはこれまで同国に海外部隊が駐屯するかぎり交渉に応じないと主張してきた。同勢力が、和平交渉に応じる可能性を公的に示唆したのは今回が初めてだ。 タリバンは要求の1つ
アフガニスタン・カブール(Kabul)で赤ちゃんを抱えて歩く女性(2011年12月5日撮影、資料写真)。(c)AFP/SHAH Marai 【12月20日 AFP】アフガニスタンのグルナス(Gulnaz)さんは、親類の男に性的暴行を受けて姦通罪で有罪となった後、赦免され釈放された。だがグルナスさんは、兄弟から殺害の脅しを受けており、自分に性的暴行を加えた男と結婚せざるをえなくなっている。 自分の正確な年齢を知らず、20~21歳くらいだというグルナスさんは、青いブルカ(イスラム教徒の女性の顔や体を覆う衣装)を身につけて、静かな口調でAFPの取材に応じた。取材中、グルナスさんの足もとの床では、加害者との間に生まれた娘が遊んでいた。 「私は、彼と結婚しなければならない。子どもの父親が必要です。娘の世話をして、私たちに住むところを与えてくれる人が必要です」と、グルナスさんは語った。 「住むところが
2024年7月25日(木) パリ・オリンピックの開会式が日本時間の明後日、27日未明に始まります。会場のセーヌ川周辺ではテロに備えて厳重な警戒態勢が敷かれています。 Q.屋外の開会式は珍しいですね。 競技場の外で行われるのは夏の大会では初めてだということで、主催者側は独創的でオリンピック史上もっとも記憶に残る開会式にしたいとしています。パリ中心部を流れるセーヌ川を舞台に1万人の各国選手団が入場行進の代わりにおよそ100隻のボートで東から西へ、再建中のノートルダム大聖堂やルーブル美術館を横目にエッフェル塔近くまで6キロにわたってパレードし、そのあと式典が行われます。観客は30万人をこえる見...記事を見る 2024年7月24日(水) アメリカを訪問中のイスラエルのネタニヤフ首相が、24日、アメリカ議会で演説します。そのねらいについて、中東情勢担当の出川解説委員です。 Q1: ネタニヤフ首相が
アフガニスタン情勢はどうなっているのか。カルザイ大統領の"弟"・アフメド・ワリ・カルザイ(Ahmed Wali Karzai)氏が12日南部カンダハルの自宅で護衛に射殺された。17日夜には、首都カブールでカルザイ大統領の相談役だったジャン・モハマド・カーン(Jan Mohammad Khan)氏とウルズガン州議員および警官の3人が殺害された。両方の事件ともタリバンが犯行声明を出している(参照)。 2014年に向けて米軍のアフガニスタン撤退及び、北大西洋条約機構(NATO)主導の国際部隊からアフガニスタン側への治安維持の権限移譲(参照)が始まるなかでの出来事として、今後のアフガニスタン情勢に暗雲が垂れ込めるといったふうに理解されてもしかたがない。 そうなんだろうか。 疑問というか奇妙な印象が私にはあった。語るとなると胡散臭い話になるし、陰謀論の類になりかねない。それでも最近のオバマ政権の動向
💫T.Katsumi📢 #FreePalestine 🇵🇸 @tkatsumi06j 番組(録画)いよいよアフガン情勢の話になりました。『ニュースの焦点』、行き詰まる米アフガン戦略についてだそうです。日本の政府系NGOといわれる、JVCのアフガン担当の長谷部貴俊氏を招いてアフガンの「いま」が語られます。 #NHK_BS 2010-08-05 19:43:44 💫T.Katsumi📢 #FreePalestine 🇵🇸 @tkatsumi06j JVC長谷部アフガン事業代表の話、PRT(地方復興チーム) http://ow.ly/2lmjn の話になっていますね。このPRT、NGOにとっては迷惑な存在なんですが、日本政府もの財政支援をしておりい、チャグチャラン州に文民派遣しています。 http://ow.ly/2lmkD 2010-08-05 19:58:01
十分にフォローしていた話題ではないが気になるうちに書いておこう。日本語として読める関連記事は、ニューズウィーク日本語版に寄稿されたクリストファー・ヒッチェンズ(Christopher Hitchens)氏による「問われるアムネスティの良心(Suspension of Conscience)」である。実際のところ、この記事が話題の起点にもなっているようだ。オリジナルは「スレート(Slate)」の同記事(参照)で読むことができる。この記事がニューズウィークに転載された形になっている。なお、同種の記事は14日付タイムズ紙「The conscience stifled by Amnesty」(参照)も扱っている。 ヒッチェンズ氏の記事では冒頭、アムネスティ・インターナショナルの歴史的な背景に触れている。どのような理念で形成されたかを確認したいためだ。それは今更に言うまでもなく、「良心の囚人」を支援
国際社会が今年迎える山場の1つが、アフガニスタンである。昨年12月1日、オバマ米大統領は3万人の増派を決定し、同時に2011年7月に撤退を開始すると宣言した。米軍に促されて、韓国軍やスペイン軍など増派の方向へと歩みを進める国もある。 日本は11月10日首相官邸がアフガニスタンへの大々的な支援を発表した。それは軍事行動ではなく日本独自の民生支援だ。 タリバン掃討はできるか、アフガニスタンの人々はどうなるのか、国際社会のアフガニスタンへのかかわりについて考えてみたい。 カンダハールから始まったタリバンの進軍、そこを狙う米軍 米軍は、カンダハールをタリバンから奪還する作戦を取ろうとしている。 カンダハールは、タリバンが軍事行動を始めた地域だ。タリバンはここを拠点にして急速にほかの地域に支配地を広げ、1995年9月にはイラン国境のヘラート州を制圧、カブールも1年後には占領した。米軍がカンダハールの
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アフガニスタン対テロ戦争は今や「オバマの戦争」と呼ばれ、アメリカ軍は兵力の増派を行っていますが、それについてのアフガン民衆の世論調査が出ました。 外国軍増派、6割が支持=タリバン批判広がる-アフガン世論調査:時事通信米英独のテレビ局がアフガニスタン国民を対象に実施した世論調査の結果が11日公表され、米軍や北大西洋条約機構(NATO)軍の増派を支持する人が61%に上ることが分かった。早期の治安回復を望む声を反映したものとみられ、反政府勢力タリバンに対する反発の広がりがうかがわれる。 調査は米ABC、英BBC、独ARDが昨年12月、アフガン国民約1500人を対象に面接方式で実施。国が正しい方向に向かっていると考える人は約1年前の前回調査より30ポイント増の70%、今後1年間で生活が改善されると期待した人も同20ポイント増の71%に達した。 米軍駐留を支持する人は約7割に上ったが、戦闘が激化して
アフガニスタンの首都カブールでフランス人夫婦が経営するカフェ「ル・ペリカン」でパンを焼く少数民族ハザラ人の少年(2009年12月29日撮影)。(c)AFP/SHAH Marai 【1月3日 AFP】アフガニスタンの首都カブール(Kabul)郊外のほこりっぽい街角にあるカフェ「ル・ペリカン・ブーランジェ」の外壁に、大きなオーブンから取り出されるペストリーの乗ったトレイを見つめながらにっこりと笑う子どもたちの写真が貼られている。 横の棚に並ぶのはクロワッサンやパン・オ・ショコラ、バゲット、りんごや桃のタルト、パイ、シュガークッキーといったいろいろな種類のパンや菓子パンだ。10代の若者、ハビブさんとザヒールさんがそれらをていねいに紙の袋に包んでいる。 戦乱のせいでかつての洗練された面影をまったく残さないカブールで、苦しい毎日を送る避難民たちのコミュニティーにとって、「ル・ペリカン」は心のオアシス
民主党によるアフガン民生支援金については先日「極東ブログ:鳩山政権によるアフガン戦争支援は懐かしの湾岸戦争小切手外交」(参照)ですでに触れたが、オバマ米大統領訪日の手前をとりあえず繕った拙速感が強く、予想されていた問題や看過されていた問題点は多い。備忘としても補足のエントリーをメモ書きしておきたい。 まず昨日の共同「日本のアフガン支援に二つの壁 財政難、治安悪化で曲折も」(参照)が、民主党によるアフガン民生支援金問題の現状について、(1)日本の財政難、(2)現地の治安悪化という「二つの壁」を取り上げていた。財政難については次のように述べていた。 外務省はまず約800億円を早急に支出し、元タリバン兵への職業訓練制度づくりや警察官給与の負担などを実施する方針で、2009年度第2次補正予算案での確保を目指している。 続く10年度のアフガン支援については、900億円程度を想定しているが、無償資金協
米国オバマ大統領は、アフガニスタン南部ヘルマンド州に現地時間で2日、海兵隊4千人を投入し、アフガン治安部隊と数百人の英国軍とともに、旧支配勢力タリバン大規模掃討作戦「剣の一撃(Strike Of The Sword)」の火蓋を切った。米軍増派規模は2万1000人。米国海兵隊投入の作戦としては、日本人にも記憶に残る2004年のイラク、ファルージャ掃討作戦以来の戦闘規模となる。 今回のオバマの戦争がブッシュの戦争に似ているのは、経緯から見るとわかりやすい。ブッシュ政権下ではアフガン投入米軍を9万人から13万人余に増派する計画があったが、オバマ政権は増派の点でブッシュの戦争をオバマの戦争として引き継いだ。拡大規模としてオバマ政権は今後、ブッシュの戦争におけるイラク投入軍と同規模の26万にまで増派したい意向だ。ただし、米国防総省はアフガン統治軍の創設に十分な期間と予算を求めているため、具体的な計画
アフガニスタンの首都カブール(Kabul)郊外の高速1号線(2008年9月13日撮影)。(c)AFP/Massoud HOSSAINI 【9月24日 AFP】アフガニスタン南部のカンダハル(Kandahar)を出発したバスには、満員の55人が乗車した。彼らの大半は、これから始まる首都カブール(Kabul)までの長旅の危険性について、充分に承知している。 バスが総延長450キロの高速1号線(Highway One)に入ると、乗客の間には緊張感がみなぎる。ここは、旧支配勢力タリバン(Taliban)戦闘員や強盗によるバスジャックが頻発している現場なのだ。 乗客たち、そしてAFP記者でさえ、西洋風の服は敢えて着ない。目立つのは危険だ。多国籍軍の「スパイ」と間違われて殺されるリスクを負うことにもなる。 伝統衣装を身につけ、イスラム教徒の印である「ひげ」を蓄えた人物だけが、高速1号線を乗り切ることが
アフガニスタン・カブール(Kabul)で行われた国連(UN)が定めた「国際平和デー(International Day of Peace)」を祝う行進で、ハトを飛ばす男性(2008年9月21日撮影)。(c)AFP/SHAH Marai 【9月22日 AFP】国連(UN)が定めた「国際平和デー(International Day of Peace)」の21日、アフガニスタンでは、ポリオの予防接種を行う医療関係者が同国で最も情勢が不安定な州に入った。これは、イスラム原理主義組織タリバン(Taliban)が同日から3日間は予防接種を妨害しないと確約したことを受けて実現した。 タリバン側はまた、アフガニスタンのハミド・カルザイ(Hamid Karzai)大統領の呼びかけに応じ、国際平和デーは攻撃を一切行わないことに合意した。これを受け、アフガニスタン国軍や駐留多国籍軍も攻撃的な作戦の停止に合意して
Bookmarked Headlines 2008/09/18 パキスタン陸軍、米軍の越境攻撃に応戦(英ガーディアン紙)今年7月、アフガニスタン・パキスタン国境地域に展開する米軍特殊部隊に対し、ブッシュ大統領は極秘裏にパキスタン領内での攻撃を認める決定を下した。これに対しパキスタン陸軍は、米軍の戦闘ヘリが越境してきたら応戦するよう指示されており、パキスタン陸軍と米軍が事実上の交戦状態になりつつあるというニュース。タイムズオブインディア紙によれば、かつて米国がパキスタン空軍に販売したF16戦闘機が、今ではアフガン国境沿いで米空軍爆撃機と交戦する可能性も高まっているという。任期満了が迫るブッシュ政権が、無責任に世界各地で戦争を拡大させ、その後始末を次期大統領に押しつけるという形になっている。パキスタン領内での攻撃を許可した背景には、11月の大統領選挙前にオサマ・ビン・ラディン拘束・殺害のニュー
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