「未来チャレンジ内閣」などと名乗った安倍晋三首相と第3次安倍再改造内閣の閣僚のうち10人が、2014年に自民党本部から受け取った政党助成金を使い残し、計約7000万円も「基金」としてためこんでいたことが本紙の調べでわかりました。(藤沢忠明) 安倍首相、各閣僚(公明党の石井啓一国土交通相を除く)が支部長を務める自民党支部の14年分の政党交付金使途等報告書を調べたもの。 これによると、安倍首相と18人の閣僚が、14年の1年間に自民党本部から衆院議員は各1900万円(1人だけ1300万円)、参院議員は各1200万円の政党助成金を受け取っています。総額3億3400万円にのぼります。 このうち、安倍首相と10人の閣僚が、合わせて6982万347円を使い残し、基金として、ためこみました。 最高額は、復興相として初入閣した今村雅弘衆院議員(比例九州)。1300万円を党本部から受け取り、前年のためこみ額7
