マイナーリーグが、21年までに全体の25%に当たる約40球団を削減する可能性があると、18日付のベースボール・アメリカ電子版が伝えた。 大リーグとマイナーリーグ間の野球協定が20年に失効するのを機に、大リーグ側が提案。マイナー選手の給料引き上げが今後行われることを見越し、その分の経費節減が目的で、各メジャー球団がマイナー5球団まで、選手150~200人程度に規制することが検討されている。ヤンキースでは現在マイナー選手285人を抱えており、規制が適用されれば大規模なリストラが必要となる。
マイナーリーグが、21年までに全体の25%に当たる約40球団を削減する可能性があると、18日付のベースボール・アメリカ電子版が伝えた。 大リーグとマイナーリーグ間の野球協定が20年に失効するのを機に、大リーグ側が提案。マイナー選手の給料引き上げが今後行われることを見越し、その分の経費節減が目的で、各メジャー球団がマイナー5球団まで、選手150~200人程度に規制することが検討されている。ヤンキースでは現在マイナー選手285人を抱えており、規制が適用されれば大規模なリストラが必要となる。
猛暑のためナイター開催となった、全国高校野球選手権京都大会準々決勝第4試合の鳥羽―立命館宇治戦=23日午後、京都市のわかさスタジアム京都 第100回全国高校野球選手権大会への出場を懸けた京都大会は23日、京都市のわかさスタジアム京都で準々決勝が行われた。厳しい暑さが続く中、選手、審判、観客の健康に配慮。気温が上昇する昼間を避け、第4試合の鳥羽―立命館宇治は午後7時すぎに異例のナイターで開催された。 第1試合の午前8時半、第2試合の午前11時開始は当初のままで、午後1時半の予定だった第3試合は午後4時に変更し、午後4時の予定だった第4試合の開始時間を繰り下げた。 京都府高野連によると、今大会、試合後に選手が搬送されたケースがあったという。
広島県高野連は9日、西日本豪雨の影響を受けて、第100回全国高校野球選手権広島大会の開幕を17日に変更すると発表した。当初開幕日は7日に予定されていたが、8日に順延した後11日に遅らせ、今回再び延期。被害状況について各方面から情報収集を行い、9日に臨時の運営委員会を開催し、11日の開幕が困難であると判断した。広島県内の被害は大きく、球児のなかには避難を余儀なくされた選手もいると言う。 また、当初は開会式と決勝戦をマツダスタジアムで行う予定だったが、開会式はみよし運動公園野球場で開催。決勝は当初の24日から4日遅れて28日に、しまなみ球場で行われる予定だ。 広島以外にも各地で影響が出ている。大規模な浸水被害が起こった岡山では、会場の1つである倉敷市営球場が自衛隊の活動拠点となるため、急きょ日程を再考。北福岡大会会場の県営筑豊緑地野球場では、隣を走る国道で土砂崩れが起き、一部が場内に流れ込んだ
巨人は7日、柿沢貴裕外野手(23)が同僚選手の野球用具を盗み、中古ブランド品買取専門店に売却する不正を行ったとして、同日付で契約解除したと発表した。 球団によると5~6月にかけて川崎市のジャイアンツ球場の選手ロッカーから阿部、長野、坂本勇らのバット約40品、菅野、岡本らのグラブ約20品、マギー、亀井らのユニホーム約30品、スパイクなど含め計110点を盗み出し、売却して約100万円の収入を得ていたという。消費者金融などからの借金が重なり、生活費に困窮していたためという。 6月下旬にネットオークションサイトに野球用具が出品されていたことに他の選手が気づき、球団が調査を開始。防犯カメラなどで柿沢がロッカーで用具を盗んでいた事実を確認。7月上旬には本人に事情聴取し、謹慎としていた。 柿沢は12年にドラフト6位で楽天に入団。16年オフに小山雄輝投手とのとのトレードで楽天から移籍。移籍後、ここまで1軍
大阪・堺市を中心に活動する関西のプロ野球独立リーグの球団設立会見が同市内で行われ、大西宏明監督(38)らが出席した。 現在は大阪、兵庫、和歌山の3球団で運営していた同リーグに参加。(株)つくろう堺市民球団が運営し、来季リーグ戦に向けて今年11月にトライアウトを実施して選手を募る。 オリックス、横浜などでプレーした初代監督の大西氏は、PL学園(大阪)の3年春は準決勝、夏は準々決勝でいずれもエース松坂大輔(中日)を擁した横浜(神奈川)と対戦。夏の延長17回の熱闘は、高校球史に残る名勝負になった。松坂やPL学園の同期、楽天平石監督代行ら同世代がユニホームを着て頑張る姿に意欲をかきたてられたと明かし「松坂が頑張っていますから。いずれ松坂からホームランを打てるような選手を育てたい」と抱負を語った。大西監督は3年夏の準々決勝で松坂から同点打を放った。
35年ぶり出場の広島大、常連・東北福祉大に完敗 大会初白星はお預けに… 拡大 「全日本大学野球選手権・1回戦、東北福祉大8-3広島大」(12日、東京ドーム) 35年ぶり3回目の出場となった広島大は初戦で姿を消した。プロ注目・中田朋輝投手(4年・宇部)は先発するも6回8失点。エースが振るわず、同大学大会初白星はまたもお預けとなった。 全国デビューは苦い経験となった。3年連続33回目の出場で過去2度の優勝を誇る東北福祉大との対決。強豪相手にMAX148キロを誇る直球が思うように決まらない。高めに浮く球が目立ち、三回と六回に集中打を浴びた。「冷静さを欠いて、自分のペースで投げられなかった。実力不足」とKOされ唇をかんだ。 国立大の右腕は「全国というものがどういうものかわかった」とこの経験をむだにはしない。この日最速は145キロを計測し、コースに決まった変化球では空振りを奪った。秋への課題は最大の
野球の広島六大学春季リーグ戦を17季ぶりに制した広島大が、全日本大学選手権(11日開幕、東京)に出場する。春秋ともに3位だった昨年から投手陣の底上げを図り、10勝4敗、勝ち点5の完全優勝。35年ぶりに全国の舞台に挑む。 昨春から3季連続で最優秀防御率賞とベストナインに選出された中田朋輝(4年・宇部)が大黒柱。最速150キロ近い本格派右腕だ。ただ、昨秋までは抑え投手に不安があった。そこで、中田と同じタイプの本田昂大(3年・刈谷)を先発から抑えに回したのが奏功。さらに制球が安定した技巧派左腕の橘知哉(3年・長田)が先発を担えるようになったことも大きかった。中田はこの春も6勝を挙げ、最優秀選手に輝いた。 練習環境は恵まれているとはいえない。広島県東広島市にある練習グラウンドでは今、シロツメクサの白い花が咲き乱れる。雑草がくるぶしの上まで伸び、外野ノックも一苦労だ。ナイター設備もない。OBで就任1
岡本教授らが実施したヘッドスライディング動作の測定(草津市の立命館大びわこ・くさつキャンパス) 打者走者の一塁到達は、ヘッドスライディングより駆け抜けた方が速い-。野球界で定説とされる考え方を覆す研究結果を、立命館大スポーツ健康科学部の岡本直輝教授らが学会で発表した。立命大野球部員を対象に動作分析を行い、ヘッドスライディングする方が速いという結論を導き出した。「パフォーマンスを高めるだけなら器械体操の飛び込み前転のようなトレーニングをするのが効果的」と語る。 一昨年、岡本教授が立命大の野球部員ら選手57人と京都・滋賀の高校野球指導者24人にアンケート調査を行ったところ、選手の80%、指導者の85%と大半が駆け抜けた方が速いと答えた。ヘッドスライディングは大けがにつながるリスクもあり、「駆け抜け」を優先して指導するケースが多い。 岡本教授とゼミ生の4年山岡涼也さん(22)は昨年6月から、高校
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