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貧困に関するholyagammonのブックマーク (469)

  • 第499回:台東区が避難所にホームレス受け入れ拒否。の巻(雨宮処凛)

    「地球史上最大規模」とも言われた台風19号が関東に迫る中、信じられないことが起きた。 関東が暴風雨と大雨に晒されていた10月12日、東京都・台東区の避難所で、ホームレスの人が受け入れを断られたのだ。ホームレス支援をしている一般社団法人あじいるがその件をネットで発信すると、瞬く間に拡散された。受け入れ拒否の理由は区民が優先、住所がないから、など。あじいるのtweetにはこうある。 「台東区長が部長の台東区災害対策部に問い合わせると、『今後避難準備・避難勧告が出る可能性があるが、ホームレス(住所不定者)については、避難所は利用できないことを対策部で決定済み』と言われました。事実上、台東区の災害対策は、ホームレスを排除しています」 台風接近を受けて、ここ数日ずっと「命を守る行動を」という言葉を耳にしてきた。「とにかく命が最優先」「危険を感じた場合はすぐに避難すること」「安全な場所に身を置く

    第499回:台東区が避難所にホームレス受け入れ拒否。の巻(雨宮処凛)
    holyagammon
    holyagammon 2019/10/28
    "「おんなじいのち」と、常に声を大にして、テントにも大きく書いておかないと、そんなことすら理解してもらえない。同じ命という扱いを受けられない。それが、この国のホームレスを巡る実態"
  • 第485回:『つみびと』から、大阪二児置き去り死事件を思う。の巻(雨宮処凛)

    痛ましい児童虐待事件が続いている。 昨年、目黒で命を奪われた5歳の結愛ちゃん。そして今年、千葉県野田市で虐待の末亡くなった10歳の心愛ちゃん。また、最近も札幌で2歳の女の子が衰弱死し、母親と交際相手の男が逮捕されている。女の子の体重は、2歳児の平均を大きく下回っていたという。 年間の虐待件数は13万件を超え、そのうち、死亡したのは49人。主たる加害者でもっとも多いのは実母で、全体の61%を占めているという。 そんな児童虐待について考える時、必ずと言っていいほど思い出すのはあの事件だ。 2010年夏、大阪マンションに子ども二人を置き去りにして死なせたシングルマザーが逮捕された事件。クーラーもつけない部屋で、飢えと渇きの果てに幼い子ども二人が亡くなったというあまりにも痛ましい事件。日中の人々が胸を痛め、そうして母親・A子が猛烈なバッシングに晒された。風俗店で働いていたことやホスト通いなど

    第485回:『つみびと』から、大阪二児置き去り死事件を思う。の巻(雨宮処凛)
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    holyagammon 2019/06/15
    "そして同時に思うのだ。なぜ、子を孕ませた男側が責められ、罪に問われることはないのだろう、と。"
  • FROM OKINAWA TO OSAKA 岸政彦 立命館大学教授 インタビュー #23 - 立憲民主党

    2018年9月、日全国の注目を集めた沖縄県知事選。辺野古の新基地建設に対し明確にNOをとなえ、「新時代沖縄」を掲げた玉城デニー候補が、歴代最多得票で新知事に就任した。 2019年2月には辺野古埋め立ての是非を問う住民投票が行われ、投票者の7割以上、43万人が反対に投じた。強行に基地政策を推し進める政府に対し、沖縄ははっきりと民意を示したことになる。ホワイトハウスへの署名には20万筆以上が集まり、著名人なども声をあげた。が、政府はそうした声には耳をかさず、建設強行の態度を取り続けている。 「基地問題は沖縄だけの問題ではない。日全体の問題だ」——だとすれば、現在問われるのは、沖縄以外の土地に生きる「わたしたち」の姿勢のはずだ。「抵抗する沖縄」をロマンティックに語るのではなく、沖縄で生きる「ふつうの人たち」の声にこそ、耳を澄まさなければいけない。 沖縄をフィールドに長年生活史研究に取り組んで

    FROM OKINAWA TO OSAKA 岸政彦 立命館大学教授 インタビュー #23 - 立憲民主党
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    holyagammon 2019/04/06
    エコノミーあってのイデオロギーよりアイデンティティー
  • 第475回:10年前の年越し派遣村の記録を見て思う。の巻(雨宮処凛)

    今の全財産は3円で、ここに来るまでの3週間、「公園のトイレにいた」と50代の男性は言った。 今から10年前に開催された、年越し派遣村を記録した映像の中でだ。 2019年2月16日に開催された「反貧困ネットワーク全国集会」。今年の集会のテーマは「年越し派遣村から10年、自己責任社会はどう変わったか」。 集会のディスカッションに登壇したのは、年越し派遣村の際、まさに現場で「村民」たちの生活相談、労働相談に乗り、その後の生活保護申請をはじめ数ヶ月間にわたってフォローを続けた活動家たち。労働運動活動家の河添誠氏、派遣ユニオンの関根秀一郎氏、弁護士の猪股正氏、元連合非正規労働センターの龍井葉二氏、元生活保護利用者の和久井みちる氏だ。このメンバーに私も加わり、当時を振り返りつつ「この10年」の変化について、語った。 その冒頭にて、当時の映像が流れたのだ。改めて思ったのは、「派遣村なんて、よくこんな無謀

    第475回:10年前の年越し派遣村の記録を見て思う。の巻(雨宮処凛)
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    holyagammon 2019/02/22
    "なかなか変わらないことばかりだけど、時々、こうやって「立ち上がった当事者」が風穴を開ける。声を上げることで、現実が変わる"
  • 第470回:寿町の火災から、「寄せ場化する」この国を思う(雨宮処凛)

    この年末も、都内や横浜の炊き出し現場を回った。 渋谷、池袋、横浜寿町、山谷。 役所が閉まる年末年始、住む場所を失うなど生活に困窮した人々に事を振る舞い、生活相談に乗るなどの取り組みが全国各地で行われている。そんな場所を訪れたのだ。 渋谷では公園で集団野営するための毛布が足りなくなりそうとのことで寄付を呼びかけ(寄付してくれた皆さん、ありがとうございます!)、池袋では、生活相談、医療相談に多くの人が列を作り、衣類配布にもたくさんの人が並んでいた。寿町ではなんと1200の年越しそばが完。少しだけ配を手伝ったのだが、行列が続いているのに途中で天かすが切れ、ネギもなくなるという事態に焦ったものの、具なしのお蕎麦に誰も文句も言わず喜んでくれたのが救いだった。大晦日の夜は、山谷の路上でみんなで年越しそばをべた。 今年も山太郎議員は炊き出しのお手伝い。寿町にて そうして年が明けた1月4日、あ

    第470回:寿町の火災から、「寄せ場化する」この国を思う(雨宮処凛)
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    holyagammon 2019/01/10
    "今回まわった炊き出しにも、30〜40代と思われるロスジェネの姿が目立った。"
  • 第469回:2018年を振り返る(雨宮処凛)

    2018年もあとほんの少しで終わりだ。 前回の原稿では「#MeToo」関連のことを振り返ったわけだが、今回は2018年全体を振り返りたい。 まず思い出すのは、オウム真理教の一連の事件によって死刑が確定していた13人への刑の執行だ。地下鉄サリン事件から実に20年以上。さまざまな謎が残されたまま、「オウムとはなんだったのか」解明されないままに、強制的に幕が引かれたような後味の悪さ。こうして事件は忘れられていくことに、なんとも言えない違和感が募る。 そんな2018年は、「私に戦争体験を語ってくれた」人が亡くなった年でもあった。 2月に金子兜太さんが98歳で亡くなり、11月には赤木春恵さんが94歳で亡くなった。お二人に、私は『14歳からの戦争のリアル』というでインタビューしている。金子兜太さんへのインタビューについては、連載の439回で「金子兜太さんの訃報 24歳が体験した戦争」という原稿を書い

    第469回:2018年を振り返る(雨宮処凛)
  • 第467回:「自己責任」とか言う人に、これからは「江戸時代の村人と同じだね☆」と言い返そうと思います。の巻(雨宮処凛)

    ホーム 雨宮処凛がゆく! 第467回:「自己責任」とか言う人に、これからは「江戸時代の村人と同じだね☆」と言い返そうと思います。の巻(雨宮処凛) たった一人の女性閣僚として入閣した片山さつき氏に、さまざまな疑惑が浮上している。 毎週のように新ネタが出るような状態なのですべてを追いきれていないが、私にとって片山さつき氏と言えば、「ザ・自己責任」の人。小泉純一郎が言い出しっぺなら、片山氏は、その言葉を全国に流通させ、弱者の口を封じた人である。 2012年、お笑い芸人の母親が生活保護を受給していることが報道された際にはそのことを政治の場で大々的に取り上げ、メディアでは「生活保護を受けることを恥と思わないことが問題だ」などと繰り返し発言。生活保護バッシングの火付け役となり、また自民党の「生活保護に関するプロジェクトチーム」の一員として、「生活保護費削減」を主張 (のちに第二次安倍政権で実現されてし

    第467回:「自己責任」とか言う人に、これからは「江戸時代の村人と同じだね☆」と言い返そうと思います。の巻(雨宮処凛)
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    holyagammon 2018/12/06
    木下光生『貧困と自己責任の近世日本史』
  • 第463回:港区・児童相談所反対の声から浮かび上がるこの国の「分断」の巻(雨宮処凛) | マガジン9

    東日大震災が起こる直前まで、この国で話題になっていたニュースを覚えている人はどれくらいいるだろうか。 それは「大相撲の八百長問題」。もうひとつ、ワイドショーを賑わせていたのは「タイガーマスク」運動だ。 児童養護施設に、「伊達直人」なる人物からランドセルなどが寄付されるという現象が前年末から広がっていたのだ。伊達直人とは、タイガーマスクの主人公。孤児院で育ち、大人になってからは素性を隠して孤児院に寄付していたというエピソードを持つそうだ。全国の施設に様々な寄付が送られるという善意の連鎖に「心あたたまる話」としてメディアに取り上げられていた。その報道のされ方は、最近でいうとスーパーボランティア・尾畠春夫さんの活躍を伝えるものと近い空気で、「今時、こんないい話があるんですねぇ」という空気に満ちていた。 そうして東日大震災から2年後、「子どもの貧困対策法」が成立。子どもの貧困に注目が集まる中、

    第463回:港区・児童相談所反対の声から浮かび上がるこの国の「分断」の巻(雨宮処凛) | マガジン9
  • 第454回:「生産性」より「無条件の生存の肯定」。の巻(雨宮処凛)

    自民党・杉田水脈氏の「『LGBT』支援の度が過ぎる」という記事が大きな批判を浴びている。「新潮45」8月号に掲載された記事だ。この中で、杉田氏は「そもそも日には、同性愛の人たちに対して『非国民だ!』という風潮」はなく、「寛容な社会」とした上で、以下のように記している。 「例えば、子育て支援や子供ができないカップルへの不妊治療に税金を使うというのであれば、少子化対策のためにお金を使うという大義名分があります。しかし、LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がないのです。そこに税金を投入することが果たしていのかどうか」 生産性。この言葉に多くの人がぎょっとしたからこそ、批判の声は広がったのだろう。27日には、自民党部前で抗議集会が開催され、5000人が集まったという。 生産性があるか、ないか。 あまりにも身も蓋もな

    第454回:「生産性」より「無条件の生存の肯定」。の巻(雨宮処凛)
  • 第449回:漫画喫茶での出産、そして子どもの虐待死事件。の巻(雨宮処凛)

    また起きてしまったか…。 思わずそう呻きたくなるような事件が立て続けに報道された。 ひとつめは、6月、25歳の女性が乳児の遺体をコインロッカーに遺棄したとして逮捕された事件。女性は漫画喫茶の個室で出産し、赤ちゃんが声を出したため、周囲にバレると思って殺害したという。 逮捕された女性は、1年にわたって漫画喫茶で寝泊まりしているという「ホームレス状態」だった。この10年を振り返っても「ネットカフェ・漫画喫茶での孤独な出産」事件は何件も起きていて、乳児が殺害されたケースもあれば、母子ともに無事で保護されたケースもある。 住む場所もなく、どんどん大きくなっていくお腹を抱え、誰にも相談できずに一人、漫画喫茶の個室で激痛に耐えながら出産した女性の胸の内を思うと、ただただ言葉を失う。彼女を救えていれば、赤ちゃんの命が奪われることはなかった。例えば「飛び込み出産」などでネット検索すれば、母子支援施設や妊娠

    第449回:漫画喫茶での出産、そして子どもの虐待死事件。の巻(雨宮処凛)
  • 未成年妊婦の「学校で居場所だった」住吉市民病院閉鎖へ:朝日新聞デジタル

    今月末で閉じられる大阪市立住吉市民病院(住之江区)は、利用者にとってどのような存在だったのだろうか。2012年から同病院の医療ソーシャルワーカーを務めた中辻潔さん(52)は「とくに未成年の妊産婦にとっては学校であり居場所でした」と語る。 若年や未婚、生活困窮など社会的困難を抱えている特定妊婦の入退院を支援していました。見えてきたのは、貧困のうちに孤立している女性の姿です。 17歳の若年妊婦がいました。親から虐待され、施設で成長した彼女が新しい命を授かった。コミュニケーションが苦手でしたが、「産みたい。育てたい」と前向きでした。受診を欠かさず、助産師の指導も熱心に受けていました。テキストに読めない漢字があると「なんて読むん?」と口は悪かったですが、ひたむきでかわいかったですねえ。 普通、「先生」と呼ばれるのは産科医だけです。でも彼女は分からないことがあると看護師や助産師にも「先生、先生」と聞

    未成年妊婦の「学校で居場所だった」住吉市民病院閉鎖へ:朝日新聞デジタル
  • 高齢生活保護受給者らの施設で火事11人死亡 札幌 | NHKニュース

    31日夜、札幌市東区にある高齢の生活保護受給者らが暮らす自立支援施設で火事があり、焼け跡から男女11人の遺体が見つかりました。警察は身元の確認を急ぐとともに火事の原因を調べています。 警察によりますと、施設には16人が入居していて、これまでに焼け跡から、男性8人と女性3人の合わせて11人が遺体で見つかったということです。また、5人が救助され、このうち50代から80代の男女3人がけがをして病院で手当てを受けていますがいずれも命に別状はないということです。 施設には、1階と2階に個室があり、入居者はいずれも経済的に困窮したり、身寄りがなかったりする人たちだということです。1か月の家賃は3万6000円で事の提供のほか、就労支援なども行っていたということです。 現場は、JR札幌駅から北へ1.5キロほどの住宅街で、警察が身元の確認を急ぐとともに消防と合同で火事の原因を調べることにしています。 火事

    高齢生活保護受給者らの施設で火事11人死亡 札幌 | NHKニュース
  • トレンド観測:Theme 「関西の社会学者」著作続々 マイノリティーの現場を深く - 毎日新聞

    社会学者と聞くと、最新の社会事象に命名をしたり、テレビのコメンテーターなどで活躍したりするさまが思い浮かびがちだ。実際は、長年、特定のマイノリティーなどの「社会問題」の現場を調査・研究する人が多い。特にこの約1年、主に関西の大学院出身で30代~40代前半の(人文地理学、人類学含む)研究者が、続々と著書を出した。ほとんどが初の単著。ノンフィクションとして一般読者が興味深く読めるものも多い。京都大出身だが東京在住の石原俊・明治学院大教授(社会学)は「この間の『西の社会学者』たちによる研究成果は、非常に密度と強度がある」と強調している。 たとえば、日最大の日雇い労働者の街とされてきた大阪市の釜ケ崎(あいりん地域)について。立て続けに3冊の研究書が出た。原口剛・神戸大准教授の『叫びの都市』(洛北出版)は、主に労働運動史を論じた。白波瀬達也・関西学院大准教授の『貧困と地域』(中公新書)は、この地域

    トレンド観測:Theme 「関西の社会学者」著作続々 マイノリティーの現場を深く - 毎日新聞
  • 政権交代で消えた英国の無料託児所:朝日新聞デジタル

    英国の貧困地区にあった無料託児所には、政治に翻弄(ほんろう)される子どもや親たちの姿があった。そこで保育士として働いていた英国在住のライター、ブレイディみかこさん(51)が自らの体験をまとめ、出版した。を通して「政治と生活の密接な関わりに気づいてほしい」というメッセージを伝えている。 ブレイディさんは大好きなパンクロックを追い求め、1996年に英国へ渡った。翻訳業などをしていたが、英国人と結婚して息子が生まれたのを機に「外国人保育士」の養成講座に応募。資格取得に必要な実務経験のため2008年から無料託児所とかかわり、その後、保育士として働いた。そこで見聞きしたことをまとめた著書が「子どもたちの階級闘争 ブロークン・ブリテンの無料託児所から」で、4月にみすず書房から出版された。 無料託児所は英国内で平均収入や失業率が最低水準の貧困地域にあり、生活保護家庭や移民の家庭の子ども、障害のある子ど

    政権交代で消えた英国の無料託児所:朝日新聞デジタル
  • 生活保護バッシングと役所バッシングの5年周期〜「保護なめんな」ジャンパー問題に思う〜の巻-雨宮処凛がゆく!

    1月17日、とても嫌なことが起きた。 ご存知の通り、小田原市の生活保護担当の職員が「保護なめんな」「不正受給はクズだ」などの言葉が入ったジャンパーを勤務中に着用していたという問題である。各種報道を見ると、10年前の2007年、生活保護の支給が停止された男性が職員を切りつけるという事件が起きたことが「ジャンパー制作」のきっかけだったようだ。現場の空気を盛り立て、連帯感を高めるというような意味で作られ、64人が購入したという話もある。 もうどこから突っ込んでいいのかわからないが、この国の最後のセーフティネットであり、まさに命の砦を支える現場で働く人が、これほど無神経なことをしていたことが残念でならない。 まず、「不正受給はクズ」などと書いているわけだが、生活保護の不正受給は2%。額にして0.5%。もちろん、少なくても不正受給は決してあってはならないことだが、98%の人は適正受給なのである。すべ

    生活保護バッシングと役所バッシングの5年周期〜「保護なめんな」ジャンパー問題に思う〜の巻-雨宮処凛がゆく!
  • 年末に「越年」現場を巡り、貧困バッシングについて考えた。の巻-雨宮処凛がゆく!

    新年である。と同時に、この連載もなんと記念すべき400回を迎えた! そんな目出たい年明けだが、新年そうそう、風邪をひいて寝込んでいる。結構ハードな風邪だ。おそらく、年末にやたらと外で過ごしていたからだろう。寒さに弱く、普段家で原稿ばかり書いている人間がちょっと外に出るとすぐ風邪をひくというヘタレっぷり。で、なぜ外にいたかというと、この年末も都内を中心として、各地の炊き出しや越年の取り組みに参加してきたのである。 ここでざっと、年末のスケジュールを振り返ろう。 〈12月29日〉「ふとんで年越しプロジェクト」に参加。今年で4回目となるこのプロジェクトは、行政の窓口が閉まる年末年始、ホームレス状態にある人をシェルターに繋げる取り組みだ。クラウドファンディングで寄付を募り、宿泊場所を確保し、役所が開く1月4日以降、必要な支援や福祉、あるいは医療などに繋げる。今回のプロジェクトではこの取り組みに繋が

    年末に「越年」現場を巡り、貧困バッシングについて考えた。の巻-雨宮処凛がゆく!
    holyagammon
    holyagammon 2017/01/12
    "「障害者」や「ホームレス」が守られ、善意を向けられていると感じるほどに、普通に働く人々は「自分は誰にもどこにも守られていない」と感じているのではないだろうか"
  • 東京新聞:<包容社会 分断を超えて>(下) 暴力に苦しむ貧困女性:社会(TOKYO Web)

    沖縄県の中でも貧困のきつい地域で育ちました。繁華街が近く、同級生たちは中学時代から暴力と性の世界へのみ込まれる。かっこよくヤンキー(不良)しているように見えた友達が性被害に遭い、傷ついた姿を見た時、当に絶望的な気持ちになりました。 そういう生活しか選びようのない層が、社会にある。キャバクラやソープランドなど沖縄の風俗業界で未成年から働いてきた十五人の女性に継続的にインタビューする調査を五年間行い、あらためて見えたのは、生いたちの厳しさでした。 安定した家庭で育った人はまれ。貧困アルコール依存症や暴力を振るう父親がいたり、母親の恋人に邪魔にされたり。居るのがつらくて、「性」を、生きるための掛け金(手段)にして家を出ます。自分の家族を作ろうとしますが大抵うまくいかない。相手の男性に失神するまで殴られ、ひどい浮気をされ、子どもを抱えて風俗へ戻っていく。 不安定な家族から、次の不安定な家族が生

    東京新聞:<包容社会 分断を超えて>(下) 暴力に苦しむ貧困女性:社会(TOKYO Web)
  • 貧困と生活保護(45) 在日外国人は保護を受けやすいという「デマ」 | ヨミドクター(読売新聞)

  • SUNDAY LIBRARY:著者インタビュー ブレイディみかこ 『ヨーロッパ・コーリング…』 | 毎日新聞

    経済格差は国や為政者の責任 私たちは声を上げて怒るべき ◆『ヨーロッパ・コーリング 地べたからのポリティカル・レポート』ブレイディみかこ・著(岩波書店/税抜き1800円) 私たちはまだ一億総中流の夢を貪(むさぼ)っているのか。自分が貧しいことに気づかずに。 「私の実家は裕福ではなかったので、奨学金で高校に進学し、アルバイトもしていました。ある日、担任から呼び出されてアルバイトを咎(とが)められ、事情を話したら言われました。『今どきそんな家庭があるわけない』って」 夢覚めやらぬ大人を尻目に、ブレイディさんは渡英した。編集助手を務め、出産を機に保育の勉強も始めた。今から十年前、ブライトンの最貧困地区にある就職支援センター内の託児所に通い始め、そこで“ブロークン・ブリテン”に直面した。 「職がなく生活保護で暮らす人たち、働いても働いても生活苦を強いられて事を抜く親子、路上にあぶれる若者。それが

    SUNDAY LIBRARY:著者インタビュー ブレイディみかこ 『ヨーロッパ・コーリング…』 | 毎日新聞
  • BLOGOS サービス終了のお知らせ

    平素は株式会社ライブドアのサービスを ご利用いただきありがとうございます。 提言型ニュースサイト「BLOGOS」は、 2022年5月31日をもちまして、 サービスの提供を終了いたしました。 一部のオリジナル記事につきましては、 livedoorニュース内の 「BLOGOSの記事一覧」からご覧いただけます。 長らくご利用いただき、ありがとうございました。 サービス終了に関するお問い合わせは、 下記までお願いいたします。 お問い合わせ ※カテゴリは、「その他のお問い合わせ」を選択して下さい。

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    holyagammon 2016/11/23
    "ケン・ローチ監督の「I, Daniel Blake」"