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車両が立ち往生する国道8号で除雪作業をする自衛隊員ら=福井県あわら市で2018年2月7日午前9時32分、本社ヘリから小関勉撮影 北陸地方を見舞った強い寒気に伴う記録的な豪雪で、日本海側は7日も混乱が続いた。車の立ち往生は解消せず、富山市では誤って用水路に落ちた男性が死亡するなど、6日から富山、石川、福井の3県で計3人が死亡し計29人が重軽傷を負った。雪は8日も降る見通しで、気象庁は引き続き警戒を呼びかけている。福井県は福井市、あわら市、坂井市の3市に災害救助法を適用したと発表した。 富山県警によると、死亡したのは富山市の会社員、飯澤幸博さん(49)。フォークリフトで市内の農道を除雪作業中、用水路に転落した。福井市内でも雪に埋もれた車の中で心肺停止した50代の男性2人が6日死亡しており、大雪の影響で亡くなったのは3人になった。7日午後8時現在の積雪量は▽富山市61センチ▽金沢市85センチ▽福
2002年に崩壊した南極のラーセンB棚氷。世界中で同様の現象が起こっており、地球の質量再分配をもたらしている。(PHOTOGRAPHS BY NASA EARTH OBSERVATORY) 北極点を見つけるには、北へ向かえばいい。ただし、少々注意が必要だ。今、地球の北極点は、着々とヨーロッパ方向に動いているのだ。 4月8日付「Science Advances」に発表された論文によると、近年この「極移動」が急激になりつつあり、その原因は気候変動にあるという。気候変動と極移動の関係が明らかになれば、氷床の融解や干ばつについての今後の研究、予測に大きな影響を与えそうだ。 「劇的な変化」 地球は、巨大なコマのように地軸を中心に自転している。この目に見えない地軸と地表の交点を、北の自転極と南の自転極と呼ぶ。地軸に対する自転のブレにより、これらの2点はおおむね10年のサイクルで移動する(この動きは、磁
前線を伴う低気圧が11日午前、近畿地方を通過し、各地で強い風雨に見舞われた。神戸市中央区で開催中の「神戸ルミナリエ」の会場では午前5時半ごろ、強風にあおられて、高さ約9メートルの電飾が倒壊した。けが人はなかった。組織委によると、周辺のテントなどにも被害がみられたため、会場の全設備を点検。「安全が確認された」として、倒壊した作品を除き、11日もルミナリエを開催するとした。 組織委によると、倒れたのは、東遊園地内の噴水を囲むように設置された円形の電飾(円周約84メートル)で、木製の骨組みをワイヤロープで固定していた。神戸地方気象台によると、神戸市では同日午前6時7分に最大瞬間風速20・7メートルを記録。組織委では、過去の気象データから風速20メートルの風に耐えられるように設計されていたという。 和歌山市の紀の川河口付近では同日午前3時15分ごろ、山口県防府市のコンテナ船「つるみ」(499トン)
群馬県や栃木県で15日、大気が不安定になり、群馬県では突風で家屋の損壊が相次いだ。伊勢崎市で車2台が横転して2人がけがをし、3300世帯で一時停電した。気象庁によると、上空に寒気が流れ込んだ影響で上昇気流と積乱雲が生じ、竜巻や突風が発生しやすくなった。夏場は大気が不安定になりやすく、同庁は注意を呼びかけている。 伊勢崎市消防本部などによると午後4時35分ごろ、同市市場町で軽乗用車が横転して田んぼに転落し、運転していた女性(61)が頭に軽いけが。近くで軽トラックも横倒しになり、男性(74)が肩を打った。 同市下触町のスポーツ公園では高さ約6メートル、幅約30メートルのネットと支柱が倒れ、同市三和町で太陽光発電パネル約200枚が飛ばされた。市内では少なくとも建物8棟でガラスが割れるなどの被害が出た。 群馬県によると、家屋の被害は前橋市や渋川市などでもあった。気象庁は同日午後3時17分、群馬県に
愛知県扶桑町の私立誠信高校のグラウンドで、6日午後1時15分、練習試合をしていた野球部の投手の2年生男子生徒(17)がマウンド上で落雷を受けたとの119番通報が入った。消防によると、生徒は心肺停止状態で、同県一宮市内の病院へ搬送中という。
大型で非常に強い台風8号について、気象庁の海老原智予報課長は7日午前、記者会見を行い、「今後さらに発達して7月としては過去最強クラスの台風となるおそれがあり、7日夜にも沖縄県に台風の特別警報を発表する可能性がある。暴風や高波、高潮、大雨に最大限の警戒が必要だ」として台風の接近する沖縄県では不要不急な外出は控え、風が強まる前の日中のうちに安全が確保できる場所に避難するなど、早めの対応を呼びかけました。
菅官房長官は記者会見で、記録的な大雪への政府の初動対応が遅かったという批判が民主党から出ていることに対し、安倍総理大臣の指示の下、政府全体で対応していると強調しました。 今回の記録的な大雪への政府の初動対応を巡っては、民主党の海江田代表が「政府は万全の体制を整えなければならなかったのに、きのうになってようやく調査団を派遣するなど、初動が遅れたというそしりは免れない」と批判しています。 菅官房長官は閣議のあとの記者会見で、政府の対応について、先週金曜日の14日の午後12時半に関係省庁による災害警戒会議、16日と17日に関係省庁による災害対策会議を開くとともに、古屋防災担当大臣が山梨県側とテレビ会議を行ったこと、さらに自衛隊が15日には活動を始めたことなどを説明しました。 そのうえで、菅官房長官は「安倍総理大臣の指示の下、古屋防災担当大臣がしっかり対応しており、内閣全体として取り組んでいる」と
未登録の場合は「登録」ボタンをクリックします。 登録したい都道府県を地図から選択します。 確認ボタンをクリックすると登録が完了します。 ※登録した都道府県を変更するには「変更」ボタンをクリックします。 山梨県全域がほぼ孤立状態 大雪の影響で山梨県では周辺の県から県内に入るほとんどの道路が通行できず、山梨県全域がほぼ孤立した状態となっています。 物流などが滞り、県民生活にさまざまな影響が広がっています。 山梨県内では、午後5時現在、あわせて40か所の国道や県道が通行止めになっているほか、県内を走る中央自動車道も通行止めの状態が続いています。 また、渋滞で進めない区間も多く、長野や埼玉など周辺の県から山梨県内に入るほぼすべての道路が事実上、通行できなくなり、山梨県全域がほぼ孤立した状態となっています。 このため、物流が滞って、県民生活にさまざまな影響が広がっています。 このうち富士吉
大雪で14日夜から埼玉県秩父市のトンネル付近に取り残された17人中3人を、埼玉県警が17日、ヘリコプターで救助した。うち2人は、市内で働く運転手山中亨彦(みちひこ)さん(68)と三義(みつよし)さん(65)の兄弟。雪崩に巻き込まれて60時間近く、空腹と寒さに耐えた。 2人は14日夕、群馬県境に近い職場を軽自動車と10トントラックで出発。亨彦さんの軽自動車は数キロ走ったところで、雪で動けなくなった。前後に雪崩も起きた。道路脇の川を腰まで水につかって200メートルほど歩き、トンネルに避難。「近くにあった板に持っていたライターで火をつけて、暖を取った」 16日午後、県警ヘリから近くに投下された物資を発見し、ようやく寝袋で眠ることができた。 弟の三義さんも14日、立ち往生し、前を走っていた亨彦さんの車を見失った。1時間ごとにエンジンを掛けて運転席で暖を取り、持っていた眠気覚ましのガム15枚とあめ玉
14~16日にかけて東日本を襲った大雪による影響は17日も続いた。朝日新聞のまとめでは、17日夕現在、死者は計23人。除雪作業が追いつかず、山梨県や東京都では降り始めから4日目に入ってもなお、孤立したままの集落がある。気象庁は、関東では20日に再び雪が降ると予想している。 今回の大雪では、全国17カ所で観測史上1位の積雪を更新した。甲府市では、これまでの記録の2倍以上となる114センチを記録。群馬県草津町で162センチ、山梨県富士河口湖町で143センチ、埼玉県秩父市で98センチ、同熊谷市で62センチ、前橋市73センチ、宮城県白石市で57センチなど。 道路の除雪作業が進まず、山梨県富士河口湖町のホテルでは大学生ら約80人が缶詰め状態に。宮城県丸森町で1千人以上、東京都奥多摩町や檜原村でも、数百人単位の孤立状態が続いている。 日本道路交通情報センターによると、高速道路は17日夕現在、中央道、関
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