『週刊新潮』6月12日号に〈特集 沖縄県に自然発生した 〃親〃「米軍基地運動」〉という記事が載っている。普天間基地大山ゲート前で月~金曜日の早朝に取り組まれている米軍への抗議行動を揶揄し、「ハート・クリーン・プジェクト(HCP)」という親米団体を持ち上げて宣伝する内容で、いかにも『週刊新潮』らしく「親米軍基地」ぶり全開の記事である。 同記事の中にHCPのメンバーという男性理容師の発言が載っている。米軍に抗議行動をしている人たちの声に対してのものだ。 〈「騒音測定器で調べたことがあるのですが、オスプレイの離着陸時は110デシベルで、彼らの叫び声は130デシベルでした。しかも、オスプレイは一瞬ですが、彼らの騒音は毎朝2時間以上続く」〉(45ページ)。 一読して呆れてしまった。130デシベルといえば以下のような音量だ。 http://www.toho-seiki.com/info04_e.htm