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差別と雨宮処凛に関するholyagammonのブックマーク (13)

  • 第499回:台東区が避難所にホームレス受け入れ拒否。の巻(雨宮処凛)

    「地球史上最大規模」とも言われた台風19号が関東に迫る中、信じられないことが起きた。 関東が暴風雨と大雨に晒されていた10月12日、東京都・台東区の避難所で、ホームレスの人が受け入れを断られたのだ。ホームレス支援をしている一般社団法人あじいるがその件をネットで発信すると、瞬く間に拡散された。受け入れ拒否の理由は区民が優先、住所がないから、など。あじいるのtweetにはこうある。 「台東区長が部長の台東区災害対策部に問い合わせると、『今後避難準備・避難勧告が出る可能性があるが、ホームレス(住所不定者)については、避難所は利用できないことを対策部で決定済み』と言われました。事実上、台東区の災害対策は、ホームレスを排除しています」 台風接近を受けて、ここ数日ずっと「命を守る行動を」という言葉を耳にしてきた。「とにかく命が最優先」「危険を感じた場合はすぐに避難すること」「安全な場所に身を置く

    第499回:台東区が避難所にホームレス受け入れ拒否。の巻(雨宮処凛)
    holyagammon
    holyagammon 2019/10/28
    "「おんなじいのち」と、常に声を大にして、テントにも大きく書いておかないと、そんなことすら理解してもらえない。同じ命という扱いを受けられない。それが、この国のホームレスを巡る実態"
  • 第484回:また「3人産め」発言と、女性議員がいなかった市と、私が貶められた言葉。の巻(雨宮処凛)

    “失言担当大臣”・桜田前オリンピック担当大臣がまたやらかした。 5月29日、自民党のパーティーで「子どもを3人くらい産むようお願いしてもらいたい」と発言したのだ。この発言には与野党問わず非難が集まり、桜田氏はその後、「子どもを安心して産み・育てやすい環境を作ることが重要だとの思いで発言した。それを押し付けたり、誰かを傷つけたりする意図はなかった」と釈明。が、自民党議員によるこの手の失言には、枚挙にいとまがない。 少し遡っても、2018年にはやはり自民党の加藤寛治議員が結婚式で「ぜひとも3人以上、子どもを産み育ててほしい」とスピーチするなどと発言して大きな批判を受けた。また、19年2月には、麻生大臣が「年寄りが悪いという変な野郎がいっぱいいるけど、子どもを産まなかった方が問題」などと発言、やはり非難を浴びた。 政治家に限らず、18年から振り返ってみても、セクハラや性差別に関する出来事は呆れる

    第484回:また「3人産め」発言と、女性議員がいなかった市と、私が貶められた言葉。の巻(雨宮処凛)
    holyagammon
    holyagammon 2019/06/06
    "「そーんな短いスカート履いて」""彼の中で、その手の物言いが、ニヤニヤ笑いが、そして無遠慮に全身を見る目線が、「物言う女」をくじく常套手段だったのではないだろうか。"
  • 第462回:植松被告がキレた理由 「日本の借金」を、なぜあれほど憂えるのか。の巻(雨宮処凛)

    「日は社会保障を充実させていって100兆円もの借金を抱えることになりました。あなた自身はそれをどう思いますか?」 「僕の言うことを非難する人は、現実を見てないなと思います。勉強すればするほど問題だと思いました。僕の考え、どこか間違っていますか?」 「昨日来たお二人が、お金のことを一番に考える風潮が怖いとか言っていましたが、お金のことを考えない方が人間としてありえないんです。それはおままごとじゃないでしょうか。社会保障に多額のお金をかけてる現実をあなたはどう思うんですか?」 これらの言葉は、相模原の障害者施設で19人を殺害した植松被告が発したものである。『創』2018年11月号「植松聖被告が面会室で激高した瞬間」から引用した。 『創』の篠田編集長が植松被告と接見したのは今年の8月22日。金沢大学名誉教授・井上英夫氏とともに訪れたという。井上さんは私もよく知る人で、社会保障などを専門とする名

    第462回:植松被告がキレた理由 「日本の借金」を、なぜあれほど憂えるのか。の巻(雨宮処凛)
  • 第455回:「産むな」ってこと? 「産め」ってこと? 東京医大問題と「生産性がない」問題。ふたつの抗議の現場から。の巻(雨宮処凛)

    ホーム 雨宮処凛がゆく! 第455回:「産むな」ってこと? 「産め」ってこと? 東京医大問題と「生産性がない」問題。ふたつの抗議の現場から。の巻(雨宮処凛) 「成績よかったら、テストの後で男子に『女のくせに生意気だ』って言われる。東大に入ったら、『お前は女じゃない』って言われる。ちょっとわからないこと聞いたら、『これだから女は』って言われる。女であることが許されてない気がして、私、東大やめちゃったんです。悔しくて苦しくて。やめて、普通の女の人になろうと思いました。でも、普通の女になっても同じなんですよ。結局どこに行っても『子ども産め』と言われ、産んだら産んだで『育てろ』と言われ、『だけど家計はしっかり握れ、無駄遣いはするな』と。『誰の稼ぎでってんだ』とまで言われたことあります」 8月3日。東京医大新宿キャンパス前で、拡声器のマイクを握った女性が声を震わせながら言った。東京医大において、女

    第455回:「産むな」ってこと? 「産め」ってこと? 東京医大問題と「生産性がない」問題。ふたつの抗議の現場から。の巻(雨宮処凛)
  • 第421回:相模原事件から1年。の巻(雨宮処凛)

    この原稿が更新される7月26日は、相模原の障害者施設で19名が殺害されてからちょうど1年という日である。 1年という月日が経っても、私たちはいまだに殺された人ほとんどの名前も顔も知らないままだ。人となりも、どんな生活をしていたかも、私たちには知る由がない。あれだけの大事件であれば、どんな人だったのか、どんな夢や目標を持っていたのか、連日のようにメディアで報じられ、友人知人たちが涙ながらにコメントしたりするものだが、そのようなことはほとんどないまま、1年が経過した。その事実が、事件の特殊性と、この国に根強くある「差別」を嫌でも示しているかのようだ。 事件から1年という節目を前に、現場を取材した記者たちによって一冊のが出版された。それは『妄信 相模原障害者殺傷事件』(朝日新聞取材班 朝日新聞出版)。地道な取材を積み上げたルポルタージュを、一気に読んだ。 仲間うちでは「下っ端も下っ端」だったと

    第421回:相模原事件から1年。の巻(雨宮処凛)
  • 第419回:バニラ・エア問題から考える。の巻(雨宮処凛)

    都議会選挙が終わった。 蓋を開けてみれば、誰が誰だかさっぱりわからない都民ファーストの会の候補者が大量当選。自民党は大幅に議席を減らすという結果に。そして選挙翌日、小池都知事は都民ファーストの会の代表を辞任するという意味不明の展開となっている。 そんな選挙期間中、重大な数字が発表された。それはこの国の貧困率。 これまで言われていた、「6人に1人が貧困」という数字は、2012年の国民生活基礎調査の16.1%という数字を根拠にしていたわけだが、16年の国民生活基礎調査では、貧困率は15.6%と、0.5ポイント改善されたことがわかった。 貧困率が下がるのは喜ばしいことだ。が、下がったと言っても、15.6%というと、1982万人。これだけの人が、月に10万円以下の収入で暮らしているのである。 また、「生活意識の状況」を見ていくと、「生活が苦しい」と感じている世帯は56.5%と半数以上。その数値は母

    第419回:バニラ・エア問題から考える。の巻(雨宮処凛)
  • 第414回 共謀罪、そして冤罪54年〜今、狭山事件から考える〜の巻(雨宮処凛)

    ゴールデンウィークが終わって初めての更新だ。 連休の終わりにはフランス大統領選挙があり、ルペン氏を押しのけてマクロン氏が勝利。これにはほっと胸を撫で下ろしたが、かといってマクロン氏がどのような政治を進めるのかはまだまだ未知数だ。 また、9日の韓国大統領選ではムン・ジェイン氏が勝利。隣の国で「民衆の力」が大統領を退陣に追い込み、新しい大統領を誕生させたというのに、森友問題もどこ吹く風で、この国の内閣支持率は依然5割ほどと高止まりしている。 そんな状況を受けてなのだろう、憲法記念日に安倍首相は突然、「2020年に憲法改正の施行を目指す」と初めて具体的に期限を区切り、また、9条に自衛隊の存在を明記すると発言。連休明けの国会で長議員に真意について問われると、まさかの「読売新聞を読め」発言をしたのだった。 これほど有権者をバカにした答弁があるだろうか。国会運営にかかっているお金は1日あたり3億円と

    第414回 共謀罪、そして冤罪54年〜今、狭山事件から考える〜の巻(雨宮処凛)
  • 声を上げる人を嘲笑する人々〜「ニュース女子」の暴力〜の巻-雨宮処凛がゆく!

    ただただ言葉を失った。 1月2日に放送されたTOKYO MX「ニュース女子」という番組を見ての感想だ。ご存知の通り、この番組では沖縄・高江のヘリパッド建設に反対している人々に対して、悪意剥き出しの言説を垂れ流し続けた。 反対運動をしている人々を「連中」呼ばわりし、「襲撃してくる!」「危ない!」などと、まるで猛獣・珍獣のような扱い。更には反対運動をしている人々は土日休みで平日には「出勤」している、「シルバー部隊」として「逮捕されても生活に影響がない」65歳以上の人々が動員されている、日当を貰っている等々、開いた口が塞がらないようなメチャクチャな言い分が堂々と放映されたのである。 いちいち反論するのもバカらしいが、もちろん、反対運動をしている人に日当など出ているわけはないし、それぞれがそれぞれの思いで、手弁当で参加しているわけである。この「ニュース女子」の報道がいかにいい加減であるかはBuzz

    声を上げる人を嘲笑する人々〜「ニュース女子」の暴力〜の巻-雨宮処凛がゆく!
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    holyagammon 2017/01/18
    "とにかくこの国の多くの人は、「声を上げる人」が嫌いなのである"
  • 石原慎太郎の葛藤と、相模原障害者殺傷事件の背景を考える。巻-雨宮処凛がゆく!

    またあの人が、ロクでもないことを言っている…。 「石原慎太郎が『やまゆり園事件犯の気持ちがわかる』と暴言、天皇には『スキューバで人生観変わる』と仰天アドバイス」というリテラの記事タイトルを見て、まず思った。 記事によると、「文學界」10月号で精神科医の斎藤環氏と対談した石原氏は、「この間の、障害者を十九人殺した相模原の事件。あれは僕、ある意味でわかるんですよ」などと発言。また、知的障害の息子を持つ大江健三郎氏に対し、「大江なんかも今困ってるだろうね。ああいう不幸な子どもさんを持ったことが、深層のベースメントにあって、そのトラウマが全部小説に出てるね」との発言もしているのだという。 ならばぜひ全編をと思い、文學界を読んでみると、確かにそんな発言もしているのだが、それ以上に私には大きな驚きがあった。対談の中で斎藤環氏も「この対談は、読者にとってかなり衝撃的なものになると思います」と言っている。

    石原慎太郎の葛藤と、相模原障害者殺傷事件の背景を考える。巻-雨宮処凛がゆく!
  • BLOGOS サービス終了のお知らせ

    平素は株式会社ライブドアのサービスを ご利用いただきありがとうございます。 提言型ニュースサイト「BLOGOS」は、 2022年5月31日をもちまして、 サービスの提供を終了いたしました。 一部のオリジナル記事につきましては、 livedoorニュース内の 「BLOGOSの記事一覧」からご覧いただけます。 長らくご利用いただき、ありがとうございました。 サービス終了に関するお問い合わせは、 下記までお願いいたします。 お問い合わせ

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    holyagammon 2011/11/04
    ブロゴスに転載されたか!
  • 信じられない「福島差別」の巻‐雨宮処凛‐マガジン9

    10年以上前のことだが、キャバクラで働いていたことがある。 一冊目の、『生き地獄天国』を出す1年前くらいまでアルバイトしていたのだ。 で、結局そのキャバクラはある日突然潰れ、店長かなんかが給料を持ち逃げしてトンズラ、見事「給料不払い」の当事者となったわけだが、潰れた理由は「お客さんがあまり来ないこと」だった。 基的にやる気がなく、暇な店。そんな店は経営側にとってはたまらないが、こっちにとってはパラダイスである。客が来ないのでいつも待機室で女の子のみで宴席以上に盛り上がり(まぁ、店としては最悪)、店が終わってからも話し足りなくて焼き肉屋やカラオケに繰り出す、といった日々を送っていた。お客さんとのアフターなどはしない。なぜなら、女の子同士の方が楽しく、客など邪魔だからである。 そんなキャバ嬢時代の友人とは今も仲が良く、よく会っているのだが、最近も私の家で鍋をした。その時に、驚くべき話を聞い

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    holyagammon 2011/11/02
    キャバクラ時代の同僚が体験した福島差別。/あとそのキャバクラゆるすぎる・・・
  • 人は、こうやって排外主義に堕ちていくのかもしれない - abduluzzaの日記

    イスラーム, 差別, ウヨ 『アイシャの日記』*1というブログがあって、そこのブログ主は、イスラム教徒のパキスタン人男性と結婚して、宗教と伝統の名を借りた、その暴力と暴圧に日々苦しめられている。 そして、ブログ主は、ムスリムも含めた外国人を犯罪者予備軍とみなす、排外主義的な考えに染まってしまった。その辺は、2009年代の記事を見ればわかるだろう。 それだけでなく、コメント欄にも、彼女のような事例は、『日の侘び寂び、人情、思いやり、気遣いといった美しい文化』と、それと対比される『日に入り込もうとしている卑劣な、汚い、何を考えているのか分からないモンスターとしての外国人』との戦いの一例なのだと語るネットウヨが沸いている。そこには、皇国日の侵略責任に関して、否認主義を取り、韓国人・朝鮮人をゴミクズ扱いする言説をとく人間もいる。そして、ブログ主も、それに対しておおむね寛容だ*2。 確かに、パ

  • 雨宮処凛がゆく!│第89回│マガジン9条 - 内なる差別心。の巻

    090211up あまみや・かりん北海道生まれ。愛国パンクバンド「維新赤誠塾」ボーカルなどを経て作家に。自伝『生き地獄天国』(太田出版)のほか、『悪の枢軸を訪ねて』(幻冬舎)、『EXIT』(新潮社)、『すごい生き方』(サンクチュアリ出版)、『バンギャル ア ゴーゴー』(講談社)、『生きさせろ!〜難民化する若者たち〜』(太田出版)など、著書多数。現在は新自由主義の中、生活も職も心も不安定さに晒される人々(プレカリアート)の問題に取り組み、取材、執筆、運動中。非正規雇用を考えるアソシエーション「PAFF」会員、フリーター全般労働組合賛助会員、フリーター問題を考えるNPO「POSSE」会員、心身障害者パフォーマンス集団「こわれ者の祭典」名誉会長、ニートひきこもり・不登校のための「小説アカデミー」顧問。「週刊金曜日」「BIG ISSUE」「群像」にてコラム連載。雨宮処凛公式サイト 写真不足なので

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