自民党総裁の安倍晋三首相が13日、大阪市を廃止し特別区に再編する「大阪都構想」に「反対」と述べ、再度の住民投票実施に否定的な認識を自民党大阪府連に示したことが分かった。14日開催の党員大会に出席するため訪れた同市内で、首相と会食した府連幹部が報道陣に明らかにした。 出席した府連会長の左藤章衆院議員らによると、都構想の制度案を協議す…
大阪都構想の賛否をめぐる住民投票の前日、安倍晋三首相が関西入りした。首相の応援を狙ったのは賛成・反対双方の陣営だった 大阪都構想の決戦前日、最後の切り札をめぐり水面下で激しい攻防が起きていた。住民投票を翌日に控えた16日、都構想に一定の理解を示していたとされる安倍晋三首相が公務の移動で大阪のターミナル駅に立ち寄った。都構想反対の自民党大阪府連は首相が大阪維新の会幹部と接触して賛成が勢いづくことを警戒し、維新側には首相との遭遇という好機をうかがう動きがあった。微妙な時期だけに憶測を呼んだものの、結局、大阪を素通りした首相。関係者が「勝負を左右した」と振り返る神経戦を再現する。 16日午後1時ごろ、大阪市中央区の南海電鉄難波駅。特急電車がとまるホームには人だかりができていた。「安倍さーん」と歓声が飛び、特急の車窓からは首相が笑顔をのぞかせ手を振っていた。 そんな駅周辺には自民府連関係者の姿があ
安倍晋三首相は14日、関西テレビ番組に出演し、維新の党最高顧問の橋下徹大阪市長が主導する「大阪都構想」について一定の理解を示した。同時に維新に対し、憲法改正に向け協力を求めた。自民党大阪府連が反対する大阪都構想に対して官邸サイドは表向き関知しない姿勢を示すものの、首相は都構想に理解を示すことで悲願の憲法改正に向けて維新をつなぎ留めたい思惑がありそうだ。 首相は番組で、都構想に関し「二重行政をなくし住民自治を拡大していく意義はある。(5月17日の)住民投票で賛成多数となれば必要な手続きを粛々と行いたい」と述べた。 憲法については「変えていくのは自然なことだ。私たちの手で憲法を書いていくのが新しい時代を切り開くことにつながる」と述べ、改正に改めて意欲を示した。その上で「維新が憲法改正に積極的に取り組んでいることに敬意を表したい。維新や他党にも賛成してもらえれば、ありがたい」と語った。
安倍総理大臣は日本維新の会の橋下共同代表らと東京都内で会談し、「政権を担当してから1年がたつが、いろいろと苦労が多い」と述べたうえで、来年の通常国会への対応をはじめ、政権運営に協力を求めました。 安倍総理大臣は23日夜、東京都内のホテルで日本維新の会の橋下共同代表と会談し、菅官房長官と自民党の石破幹事長、維新の会の松井幹事長と松野・国会議員団幹事長が同席しました。 このなかで安倍総理大臣は、「政権を担当してから1年がたつが、いろいろと苦労が多い。今後とも可能な限り協力をお願いしたい」と述べ、来年の通常国会への対応をはじめ、政権運営に協力を求めました。 一方、橋下氏は、大阪府と大阪市を再編する「大阪都構想」について、「重要な理念であり、自民党にも思いを共有していただいていると思う。実現に向けて力を貸してほしい」と述べ、来年の秋に構想の是非を問う住民投票を控えていることなどを踏まえ、政府・自民
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