大阪維新の会の幹事長を務める大阪府の松井知事は、大阪維新の会を母体にした新たな国政政党への参加を希望する国会議員については、過去の発言や行動などを見て、選別を行いたいという考えを示しました。 これについて、大阪維新の会の幹事長を務める大阪府の松井知事は31日夜、記者団に対し、新たな国政政党への参加を希望する国会議員について、「最終的には橋下代表が面接するが、一定の絞り込みは私がする。今までやってきたことを検証させてもらう。今までやってきたことと、きょう言っていることが違うというのは、ちょっと困る」と述べ、過去の発言や行動などを見て、選別を行いたいという考えを示しました。 また、松井知事は来年夏の参議院選挙など、国政選挙の新人候補者については新党を結成したあと、「政治塾」を作り、その参加者の中から選抜したいという考えを示しました。
橋下氏 維新の内情暴露でメッタ斬り 拡大 大阪市の橋下徹市長(45)=維新の党最高顧問=が25日に開いた定例会見で、維新の党に関して「改革なんて口だけ」「維新の党こそ補助金漬け」「すぐに消えてなくなる」とメッタ斬りにした。また同党の一般党員は全国に約8000人いるが「調べたら4人しか党員を集めてない都道府県総支部がある」と暴露し「支部長はクビだ」と猛批判した。 「もう誰も言わないから僕が言う。言い続けます」と橋下節が全開。 事の発端は党執行部が内定した、今秋に行われる初の代表選の選出方法。自民や民主との違いが見あたらないとして、党執行部に再考を求め、所属議員にメールを送信したことを明らかにし「新興政党が既存政党とは違う強烈なメッセージを出すチャンス、一大イベントですよ。国会議員の人間関係、好き嫌いでリーダーを選んでいたら、国民は誰も振り向かない」と批判した。 党執行部は「国会議員1人・1票
維新の党最高顧問の橋下徹大阪市長は4日午後、大阪市福島区で街頭演説し、体調不良で国会を病欠した同党の上西小百合衆院議員(31)=比例近畿=を、自らが代表を務める大阪維新の会から除名処分としたことを明らかにした。 橋下氏はこれに先立ち、同日午前、同市淀川区内で街頭演説し、上西氏の国会欠席について「大変ご迷惑をおかけしました。本当にすみません」と改めて陳謝した。 橋下氏は「あんな国会議員の記者会見につきあって午前1時ですよ」と苦笑しながら述べ、3日夜から4日未明にかけて上西氏と会見を開いたことを説明。そこで得られた結論として、上西氏が病欠の翌日に旅行へ出かけたとの疑惑については「報道とはちょっと違う。(私的な)旅行ではない」と有権者に理解を求めた。 一方で「国会前日に『おなかが痛い』と言って病院に行っておきながら、(その夜に別の)国会議員と食事に出かけ、予算案の採決を欠席したのはだめだ」と改め
橋下氏、所属議員に辞職要求=本会議欠席後の旅行問題視−維新 維新の党の橋下徹最高顧問(大阪市長)は1日、同党所属の上西小百合衆院議員(比例近畿)が体調不良を理由に3月13日の衆院本会議を欠席しながら、2日後に旅行に出掛けたことを問題視し、上西氏に議員辞職を求めた。 橋下氏は市役所で記者団に「休んで治ったからすぐ旅行だなんて、そんななめた態度は国民が許さない」と語り、上西氏を厳しく批判。「普通なら身を引くべきでしょうね。辞めた方がいいと思いますよ、あの人」と辞職を促した。 上西氏の事務所によると、同氏は医師の診断書を党執行部に提出して3月13日の本会議を欠席した。翌14日は療養し、日曜日の15日に旅行したという。ただ、執行部は統一地方選への影響を懸念し、騒ぎを拡大させたくない考えで、「土曜や日曜の行動まで党として関知することではない。処分する理由がない」(幹部)と橋下氏の反応に困惑してい
維新の党最高顧問の橋下徹大阪市長が、内閣官房参与の藤井聡京都大大学院教授の批判が度を越しているとして、京大の山極寿一総長に見解を求めていた問題で、山極総長から「職務外での個人の表現活動」とする回答が寄せられていたことを橋下氏が22日、市内で開かれた維新の党大会で明らかにした。橋下氏は内容に不満を訴え、「勘違いしている京大をライフワークとして、しっかり正していく」と述べた。 18日付の回答文書で、山極総長は「藤井教授の発言は、本学の職務行為として行われたものではなく、職務外に個人の表現活動として行われたもの」と前置きし、「本学としての見解を表明することは、差し控えたい」とした。 橋下氏はこれを受けて、「京大は500億円ほどの税金が入っている既得権益者。権力チェックはいいが、一線を越えた人格攻撃は違う」と強く非難した。 藤井教授は平成24年に撮影したとされるインターネット上の動画で、橋下氏のこ
大阪市を特別区に分割、大阪府との間で役所機能を再編する大阪都構想をめぐり、大阪維新の会の橋下徹代表(大阪市長)は15日、堺市も将来的に都構想に参加し、両市域で一体的に交通インフラなどの広域行政を行う必要があるとの認識を示した上で、「大和川の北(大阪市)の活力を南(堺市)に呼び込む」と訴えた。堺市で行った維新の街頭演説で述べた。 維新は都構想で大阪市、堺市をそれぞれ特別区に分割することを目指してきたが、平成25年9月の堺市長選で反対派の竹山修身市長が「堺はひとつ」「堺をなくすな」と訴えて当選。現在、堺市は都構想の制度設計には加わらず、今年5月17日に大阪市の分割の是非を問う住民投票が実施される情勢だ。 橋下氏は「わが大阪、わが堺」と連呼し、堺市民に寄り添う姿勢をアピール。堺市長選について「(竹山氏の訴えで)みんなが誤解した」とした上で、「都構想で堺はなくならない。市役所がなくなるだけで、堺と
橋下市長、京都大総長へ見解求める 拡大 大阪市の橋下徹市長(45)が5日、京都大大学院教授で内閣官房参与の藤井聡氏がネット動画で橋下氏について「ヘドロチック」などと酷評している件で、近く京都大総長宛に見解を問う書面を送付することを表明した。京都大の対応次第では、維新の党による国会質疑に持ち込む可能性も示唆した。大阪市役所で行われた定例会見で記者団の質問に答えた。 これまでに藤井氏はネット動画で橋下氏に関して「ヘドロチック」「問題意識は私利私欲」「絶対にツレ(友達)なったらアカン」「腐る最先端」などと酷評していた。 この日、橋下氏は「今度、京都大学の総長宛に申し入れをするように指示しました」と、現在、維新の党および大阪維新の会で、書面や動画の“証拠DVD”などを鋭意作成していることを明かした。 橋下氏は「大学教授が政治を語ること、政治家を批判・論評するのは健全な民主主義では当然のことと承知し
大阪市交通局が800万円を支払った地下鉄駅構内でのイベントが中止になった問題で、橋下徹大阪市長は6日、「損害であったことは間違いない」と記者団に語った。イベントは藤本昌信局長の知人と関わりのある会社と随意契約を結んでおり、橋下氏は「認識が甘すぎる。入札等監視委員会でしっかりチェックしてもらう」と述べ、調査に乗り出す意向を示した。 このイベントは、昨年10月に地下鉄御堂筋線の心斎橋駅構内に芸術作品を展示し、終電後にカクテルパーティーを行う内容。交通局は昨年5月、こうした企画を提案してきた局長の知人と関わりのある市内のイベント制作会社と800万円の随意契約を結んだ。 これに対し、橋下氏は「民間企業では当たり前なのかもわからないが、僕は随意契約廃止という大原則を掲げている」と指摘。「企画内容がここ(の会社)しかできないというのは理由にならない。自分の知り合いに安易に頼むのは非常に甘い態度、ふるま
24日に行われた橋下徹大阪市長の定例記者会見の詳細は次の通り。 【冒頭】 大阪市の客引き行為適正化条例に基づき、27日からキタとミナミの繁華街で飲食店などに通行人を誘う客引き行為を全面禁止する地区を指定する。禁止地区では、勧誘や客待ちなどに罰則を適用する。条例は6月から(罰則を除き)一部施行された。府警にはミナミで最大とされる客引きグループを摘発してもらった。巡回している市職員の情報も役立ったといい、府市一体で適正化が進んでいる。 【質疑】 --大阪都構想の協定書議案を市議会が最終決定(否決)すべきか、(可決して)住民投票で決めるのかを問う新たな住民投票条例案を提出すると市長は表明した。野党からは「住民代表として議案をチェックする議会の役割を否定するものだ」と批判の声が出ている 住民代表というが、野党の議員は(得票率を考えれば)一部の市民しか代表していない。ありとあらゆる決定権を持っている
東京都議会の塩村文夏都議の一般質問中に自民党の鈴木章浩都議がセクハラととれるヤジを飛ばした問題で、橋下徹大阪市長(日本維新の会共同代表)は23日、「もうアウト。本人も最低だが、(これまで)誰が言ったか分からない形にして、ごまかしていこうと思っていた東京都の自民党は最低」と批判した。市役所で記者団の質問に答えた。 橋下市長は今回の騒動について「政治家の感覚が世間の非常識だということが露呈した」と指摘。議場でのやじ全般についても「一般社会では普通の会議でやじを飛ばしたら社会人失格。『やじが良き文化』ということ自体が時代遅れだ」と述べた。 橋下市長は5月中旬の市議会本会議で、共産党市議の一般質問中、「共産にはにらんできたり、ブツブツ言ったりする若造議員がいる。僕も非礼な態度に変える」と宣言し、普段とは違う短い答弁を連発。野党会派が問題視して本会議が1時間半ほどストップした。
就任会見での政治的中立性を疑われる発言が問題になっているNHKの籾井勝人会長は1日、新入局員の入局式での講話で、「(就任)初日に記者会見を行った際、質問に答えて個人的な意見を言い、大きく報道されました。入局前の皆さんには、ご心配をかけたことと思います。たいへん申し訳ありません」と話し、謝罪した。 また、NHKが受信料によって成り立っていることに触れ、「職員全員が信頼や期待を積み重ねていったとしても、たった1人の行為がNHKに対する信頼のすべてを崩壊させることもあります。自らの行為の、NHKや日本の社会に与える影響や責任の重さは、昨日までとは全く違うことを、しっかりと自覚していただきたいと思います」と話した。
大阪市は1日、新規採用職員184人の発令式を行い、橋下徹市長が「皆さんの行動、判断が良いものなら大阪は目に見える形で良くなる。これほどやりがいのある仕事はない。それを感じるまでは途中で投げ出すことなく頑張ってほしい」と激励した。 冒頭に国歌斉唱が行われ後、橋下市長は代表者に辞令を交付。続くあいさつで「きれいな歌声でびっくりした」と称賛し、「初めて公務員になり、君が代を歌った今日の気持ちを持ち続けてほしい。疲れたとき、落ち込んだときの頼りになる」と述べた。 自身の政策について「何千何百の職員が関わり、僕の発表につながっている」と語り、「最初の仕事は雑用かもしれないが、与えられた仕事は市政を進めるための一つの役割と自覚してほしい」と呼びかけた。
橋下氏イラッ!大阪市長選はドタバタに 3枚 橋下徹前大阪市長(44)の辞職に伴う出直し市長選が22日、選挙戦最終日を迎えた。再選を目指す橋下氏は同市内の4カ所で演説。夜にラスト演説を行った難波・高島屋前には約1000人の聴衆が集まったが、その会場に対抗候補が続々と現れ、異例のゴタゴタ劇に発展。日本有数の都市の首長を選ぶ選挙戦とは思えぬ様相を呈し、橋下氏は「これが民主国家の姿なのか」とブチ切れ寸前だった。 午後7時すぎ、橋下氏が最後の演説を行っている最中に、まずは選挙カー前の車道に対抗候補のマック赤坂氏(65)の陣営が姿をみせた。マック赤坂氏は、インドの修行僧風の衣装で、頭にも僧侶風のカツラをかぶり、さらにはバニーガールのような耳をつけていた。 選挙カーの上の演説台にいた橋下氏は演説を止め、最初は聴衆に向け「マックさんはフラストレーションがたまってるみたいなんで、勘弁してあげてください」と苦
大阪府豊能町の残土置き場で土砂崩れが起きた問題で、松井一郎知事は27日、土砂の管理業者に行政指導を繰り返していた府の対応について「強制的な是正をせず、結果的に土砂崩れが起きた。スピード感がなく、反省すべきだ」と批判した。同時に「管理設備の不備が指摘される業者は(ほかにも)ある。是正しない業者は刑事告発する」と述べ、厳しい対応を取る考えを表明した。 松井知事は、府道に約200メートルにわたり流れ込んだ土砂については府がいったん費用負担して撤去を進め、終了後に業者に請求する意向も示した。 府はこれまで管理業者に土砂の搬入などをやめるよう行政指導や口頭による注意を繰り返していた。改善がみられないとして、現場に大量の土砂を積み上げるのに必要な許可を取り消す手続きを始めていた。
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