小倉利丸さん(横浜でTICADを考える会)が、「ソマリア:海賊か自衛か?」というタイトルでご自身のブログで述べられています。 ご了承いただいたので転載します。 no more capitalism - ソマリア:海賊か自衛か? 日本政府主催のアフリカ開発会議(第五回)が6月1日から横浜で開催される。すでにこの会議に先立って日本政府主催の閣僚級会合などが数多く開催されてきた。 アフリカはグローバル化のなかで、新たな「ビジネスチャンス」とみなされて、その資源争奪や「開発」をめぐる先進国、新興国入り乱れての「争奪戦」が繰り広げられている。貧困と紛争がそこで暮す人々の最低限の生存の保障すら危機に追いやっているという現状が、500年に及ぶアフリカに対する植民地主義の歴史を無視して理解すべきでないことは言うまでもないことだ。同時に、先進国は、アフリカの脆弱な統治機構を巧みに利用しながら、こうした現状を