インシデントが発生した際に、有効なログが存在していれば、侵入経路の特定、不審なプログラムやウイルスの特定が可能となり、早期復旧と再発防止が可能となります。また、グループポリシーや各種設定値を保存しておけば、再稼働に向けた復旧時間を短縮できます。 ログは既定値では、上書きされてしまいます。そのため、インシデント発生時の対策立案や原因究明が困難になるケースが大半です。ログが正しく設定されていれば、初動対応が確実なものになります。 ドメインコントローラー、メンバーサーバーでは、[イベントビューアー]>[Windows ログ] を開き、以下のログを右クリックし、最大ログサイズを設定します。また、その際に [イベントログサイズが最大値に達したとき] の設定を、いずれも、[イベントを上書きしないでログをアーカイブする] にします。 ディスク容量の少ない、ワークステーションの場合は、コンピュータのディス