福岡地裁は8日、預かっていた女児(当時4歳)への強制わいせつ罪に問われた春日市小倉4、元保育園経営、石田和博被告(40)に、懲役1年6月(求刑・懲役2年6月)を言い渡した。鈴嶋晋一裁判官は「悪質で厳しく非難されないといけない」と述べた。 判決によると、石田被告は5月10日、当時経営していた無認可保育園内で昼寝をする女児の体を触るなどのわいせつ行為をした。 公判では、被害女児が事件後、父親との入浴をいやがるようになったことも明らかとなり、判決で鈴嶋裁判官は女児への影響の懸念を指摘。さらに、女児へのわいせつ行為は他にもあるとみられ、「刑事責任は軽視できない」と述べた。 〔福岡都市圏版〕