シャープが12月に発売する端末「ガラパゴス」=東京都内シャープが12月に発売する端末「ガラパゴス」=東京都内 シャープは27日、電子書籍の配信サービスと専用端末の販売を12月に始めると発表した。サービスと端末の名は「GALAPAGOS(ガラパゴス)」。書籍に続いて来春には映画、音楽、ゲームも配信し、将来はeコマース(電子商取引)もできるようにする。来春までに100万台の普及を目指す。 「ガラパゴス」は、日本の携帯電話市場が独自の高機能化で国際標準から外れたことを揶揄(やゆ)するのに使われてきた言葉だが、「変化に敏感に対応する進化の象徴」(岡田圭子・同社オンリーワン商品・デザイン本部長)としてあえて命名したという。欧米と新興国でも販売する予定だ。 画面の大きさは片手で操作できる5.5インチと、雑誌を見開きで読める10.8インチの2機種で、基本ソフト(OS)は米グーグルの「アンドロイド」