しかし、アメリカでは既に次世代に注目がシフトしている。注目の的は、“女ザッカーバーグ”と呼ばれるジェシカ・マーである。9歳からプログラミングを始め、12歳で会社を立ち上げ、15歳で高校を卒業。18歳で名門カリフォルニア大学バークレー校(コンピューターサイエンス専攻)を卒業した。現在20歳である。 彼女の事業はソーシャルメディアではない。なんともそれが一見地味なビジネスなのだ。ベンチャー創業者たちの財務管理ソリューションビジネスだ。シリコンバレーのベンチャー創業者は、技術にはやたら詳しいが、財務には弱い創業者が多い。技術は素晴らしいものの、財務の健全性が維持できず廃業してしまう小企業が多いのも特徴だ。財務担当者を雇うステージにまでたどり着けない企業も多い。 老練なビジネスモデル それらの企業が口座情報を入力するだけで、経費分析から資金繰りまで分析し、簡素で見やすいグラフにしてくれる。財務の「
「起業したい人がMBAに行って意味があるのか」と良く問われるので、私なりにまとめておこうと思う。 「MBAに行く意味があるか」という一般論は不毛だと思うけど、対象を絞ればそれなりに答えられるところもあると思うので。 実際、多くのMBAには「起業したい人」がかなりの数、来ている。 また、MBA側も起業を意識した教育を提供し、積極的に宣伝にいそしんでいる。 将来、少しでも起業したいと考えている人が、MBAに行った方が有利になるのか、MBAがどんな役に立つのかと不安に思うのは、当然かもしれない、と思う。 はっきり言って、起業のアイディアが固まっていて、一緒に起業する仲間もいて、資金など起業のめどが立ちそうなら、MBAなんて行かず、すぐに起業すれば良いのだと私は思う。 だけど、それって稀有な才能に恵まれた人だろう。 普通の人は「将来は起業したい」と思っていても、会社勤めしながら、起業のアイディアを
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン Justin Bachman(Bloomberg Businessweek、ニュース担当副ディレクター) 米国時間2010年8月5日更新「 How Question Sites Could Become Big Business」 「米女優アンジェリーナ・ジョリーの出演する映画はそれほどの傑作揃いでもないのに、彼女はなぜこんなに有名なの?」――ふとそんな疑問が湧いても大丈夫。米フラザーのQ&Aサイト「Fluther」を見れば、42人のユーザーが回答を寄せている。 Flutherは、検索エンジンでは期待通りの結果が得られない疑問を解決するため、ネット利用者の衆知を集める「ソーシャル検索」サイトだ。Fluther以外にも、この2年間に10以上のQ
新トレンド,フラッシュ・マーケティングの雄として全世界から注目されているのがGrouponだ。 創業2年で売上300億円,利益40億円超という驚異的なレコードで快進撃をつづけている共同購入サービス(海外ではデイリーディール・サービスと呼ばれ始めている)ベンチャーだ。Grouponがどのようなサービスを提供し,なぜ彼らが急成長を続けているのか,興味のある方はぜひ記事に目を通してほしい。 【参考記事】 ・ 創業2年で売上300億円超,利益40億円超。ソーシャルコマース"Groupon" 成功の秘密 (5/6) ・ Groupon CEO,創業から今後の戦略までを語る - インタビュー記事 (5/14) 当然のごとく,彼らのビジネスモデルを真似たGroupon-Likeサービスも雨後の竹の子の如く,全世界で増殖している。さらにそれら類似サービスのデイリー・ディールを集約したアグリゲーション・サー
実際の数字を見せ、我々が大変な時代に生きていると教えてくれる「Did you know2.0」?「Did you know4.0」までご紹介します。過去にもいくつかのブログで話題になりましたが、改めてみると、我々がいかに大変な時代に生きているのだと思い知らされます。 以下、いくつか抜粋 ・2006年にインドの大学を卒業した人の英会話習得率は100% ・(アメリカでは)社会人の4人に一人は1年以内に転職を経験している。 ・(アメリカでは)社会人の2人に一人は5年以内に転職を経験している。 ・(アメリカでは)現在の学生は10?14の職業を経験するといわれている、それも38才までに ・「2010年に需要のある仕事上位10位は2004年には存在していませんでした」 ・アメリカで結婚したカップルの8組のうち1組はオンラインで出会った。 ・ブロードバンド普及率が一番高いのはバミューダ諸島 ・Googl
ユニークなのは、すでに市販されている書籍を「主教材」とし、これに基づいて試験を行う点だ。副理事長に就任予定の吉政忠志氏は、「市販本でローコストオペレーションが可能になる」と話す。「ざっと見渡したとき、すでに書籍がたくさんある。独自の教材を作る作るコストがもったいない」(吉政氏)。主教材は市場で評価の高いオライリーのものとしているが、既存のeラーニングや書籍も申請手続きを経ることで副教材として「認定」のお墨付きが得られる。また、すでに全国に38校あると見られるPHPを教えるスクールについても、認定スクール、認定コース、認定インストラクターとして登録できる制度を整える。 受験料を抑えるビジネスモデルを採用したのは、個々のエンジニアが自主的に学習してスキルアップできる環境を日本でも整えたい、という思いがあるからだという。ベンダが主体となって運営する資格試験や、企業がエンジニアに取得を推奨したり、
前回の記事、イベントレポート 【人気ソーシャルアプリの作り方 〜 超人気アプリの企画開発者によるパネルディスカッション】では、多数のアクセを頂きありがとうございました。皆様の関心の高さに、日本におけるソーシャルアプリの盛り上がりを肌で感じています。 今回もソーシャルアプリについて書きたいと思います。 ヒットメーカーの打率は何割? 私は仕事柄多くのSAPさんとお話しする機会があります。その際に、「御社のアプリのヒット具合は如何ですか?」と尋ねると、以下のような答えが返ってきます。 - 「いやぁ、まだ始めたばかりでまだまだです」 - 「なかなか厳しいですね〜」 - 「運良くxxがそこそこヒットしてくれましたよ!」 私はそれらの答えを聞く度に常々疑問に思っていることがありました。それは、 ヒットメーカーといわれるSAPってどの程度の打率なんだろう? ということです。 例えば、ソーシャルアプリ(以
無料で資料をダウンロード SEOサービスのご案内 専門のコンサルタントが貴社サイトのご要望・課題整理から施策の立案を行い、検索エンジンからの流入数向上を支援いたします。 無料ダウンロードする >> インターネット業界で最近、旬なビジネスといえば「ソーシャルアプリ」、そして「グル―ポン系サービス」の2つであることに疑問をはさむ人は少ないでしょう。後者は米国では大ブレイク中で、日本でも続々サービスが大手からベンチャーまで登場中ですが、今回一歩先を行く米国のグル―ポン系サービスの現状をSEO Japan自らインフォグラフィックにまとめてみました。 — SEO Japan このグル―ポン系サービス、定義は人によって多少変わるのでしょうが、ざっくりいえば、期間限定、数量限定でクーポンを販売するサービスです。一定の人数が集まらないとクーポンが購入できない仕組み等もあり、ビジネスモデル自体は日本でも早く
世界中でソーシャルゲーム業界にファンドマネーが殺到し,バブルの様相を呈している。 【データ元: Virtual Goods Investment Report】 その理由は単純だ。久々に発掘された,IT業界の「儲かる大金脈」だからだ。 ではなぜ儲かるのか?そしてどれくらい? この記事では,ソーシャルゲームの根源にある「フリーミアムモデル」と「ソーシャルモデル」の相乗効果を具体的に検証し,その儲かるビジネスモデルの謎を解き明かすとともに,具体的な目標値や収益の構造について深く分析していきたい。 ■ フリーミアムモデル ~ 顧客数と利用者単価をともに向上させる奇跡のモデル 売上は顧客数と利用者単価の掛け算だ。そして多くの商売ではそのどちらに力点をおくかで戦略がかわってゆく。ブランド志向では顧客単価を,低価格志向では顧客数をという具合に。 今までも質と量をともに向上させる技術革新というものは多く
ミクシィが2010年8月に発表する新プラットフォームにかける熱意は相当なもののようだ。 ミクシィ代表取締役社長の笠原健治氏は6月10日、札幌市で開催中の「Infinity Ventures Summit 2010 Spring」で「新プラットフォームの展望」と題して講演をした。笠原社長はその中でSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)「mixi」の2つの新方針を示した。 笠原社長はまず、mixiにおいて提供しているマイクロブログサービス「mixiボイス」のAPI(アプリケーション・プログラム・インターフェース)をmixi内部の他サービス向けに公開すると発表した。具体的にはmixiボイスとmixiアプリの連携が可能になる。mixiアプリからのコメントをmixiボイスに表示することでバイラル効果を起こし、mixiアプリの利用がさらに促進されることを期待できるという。 もう1つは、8月に
世の中には様々なビジネスがあり、いろんな儲け方があります。今日はその中でも特に効果的と言われる“3種の儲け方”について解説します。 1.できるだけ返させない まずは金融分野。住宅ローンを貸している銀行、消費者金融会社、カード会社などの儲け方です。ここで最も重要な原則は、客に「できるだけ借金を返済させない」ことです。 たとえば、住宅ローン3000万円を2%の金利で借りて貰う場合、35年ローンで借りて貰えれば、総額1173万円の利子を払わせることができます。ところが20年ローンだと、利子は642万円にしかなりません。銀行の収入はなんと半分です。 下記の“ローン期間別の利子総額”でわかるように、銀行の収入はローンの期間が5年長いだけで150万円多くなります。客は金利には敏感ですが返済期間には鈍感です。30年ローンか35年ローンかにこだわる客は多くありませんから、長めに設定させる(できるだけ長く返
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