「動画上に見る側のリアルタイムコメントを表示」という双方向型システムを軸に、「ニコニコ動画」(ニコ動)や「ニコニコ生放送」(ニコ生)などのサービスを有する「niconico」が、今年3度目の大型イベント「ニコニコ超会議3」(ニコ超)を開催した。いまやサブカルチャーの一端を担う一大祭典に、満を持して(?)あのNTTが本格参戦。お固いイメージで見られがちなNTTが、ネット社会を縦横無尽に動く10〜20代の来場者相手にどんな秘策を講じたのだろうか。ウケたのか、それとも……。 首相もふなっしーも大相撲も巨人も進撃する「ニコ超」とは? まずは、niconico&ニコ超についてのおさらいをしておこう。リアルタイムコメントで表現する側と見る側の垣根を取り払ったニコ動・ニコ生は、素人ユーザーのオリジナル番組や自作曲、「歌ってみた」「踊ってみた」動画の発表などで、多数のムーブメントを生み出している。いまや世