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NPOの雄、駒崎は齢四十にして惑っていた。 設立から15周年、様々な新規事業を生み出し、今なお「親子の笑顔をさまたげる」社会課題に挑み続けるフローレンス。 スタッフ数は600人(保育現場500人、事務局100人)を超え、拡大する組織を支えるためのバックオフィス機能、現場とのスムーズな意思疎通の方法など、悩みの種は尽きない。 そして、とにかく忙しい。 自らも最前線のプレーヤーとして新規業務に取り組み、ロビイングに奔走する傍ら、経営者として意思決定を行い、スタッフとコミュニケーションを取る時間も必要だ。 駒「くぅ~、自分が三人くらい、いればなぁ。……えぇい、悩んでいる時間が惜しい。それよりも今日のスケジュールは……」 見慣れたグループウェアの画面を開いた駒崎の脳裏で、なにかが閃いた。 駒「サイボウズ……。青野社長……!」 クラウド関連サービスの好調により2018年売上高が113億円を突破し、ま
会員事業部の森田です。 対象と内容 この記事は、クックパッドと同じような200~300名規模の組織で働く、「最近調整が多くてコードを書く時間がないなぁ」と思い始めた30代エンジニアを対象として、日々の調整の負担を減らすための「考え」と「行動」を整理し、まとめたものです。 組織における分業と調整 組織に所属する人たちは協力して組織目標の達成を目指します。みんなで同じことをしてもしょうがないので、必然的に役割を分担(分業)をします。分担した仕事はなんらかのタイミングで統合する必要があります。その統合が調整です。つまり分業と調整はセットです。じゃどういう分業があるのかといえばそれは組織構造によります。今回は私達が採用している事業部別組織下*1 での調整の話をします。 分業の種類 事業部別組織では垂直と水平の2つの分業が存在します。それぞれに少し毛色の違う調整が発生するわけですが、いくつかのことを
1999/06/11 石井 勝 はじめに 組織パターン(Organizational Pattern),プロセスパターン(Process Pattern)はソフトウェア開発をすすめる上で開発チームや開発の進め方、開発者間のコニュニケーションをより円滑に行う方法など,ソフトウェア開発のマネージメントについて記述されたパターンです.このパターンは,James O.Coplienによって提唱され(1994年[文献A]),現在も引き続き研究が行われています[文献B]. 組織パターンは,開発チームをどう編成すればいいのかということについて,プロセスパターンは開発プロセスどう進めていくかについて言及されており,両者には密接な関係があります.しばしば両者を一まとめにして組織パターンあるいはプロセスパターンと呼ばれている場合もあるようです. 特徴としては,より建築家アレクサンダーのパターン・ランゲージに近
中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 新年を迎え、大学院・中原ゼミもはじまりました。昨日は、研究室の伊勢坊綾さん(D1)の英語文献発表でした。内容は、リーダーシップ研究の専門雑誌「The leadership quarterly」の論文で、フォロワーシップに関する質的方法論を一部用いた実証論文でした。 Melissa K. Carsten , Mary Uhl-Bien , Bradley J. West , Jaime L. Patera , Rob McGregor (2010) "Exploring social constructions of followership: A qualitative study." The leadership
この記事の元の英文はこちらです。 私がGengoを始めた時 (社名を変更する前は“myGengo”という名前でした)、目標のひとつに掲げていたのはシリコンバレーの要素を少しばかり東京に持ち込むことでした。東京の暮らしは非常に快適だと感じます ─ まさに24時間眠らない街として、世界で最も安全といえるでしょう。しかしながら、雇用のエコシステムをみると、活力に溢れた若い意欲的な人材 (ただし成熟さに欠けることはありますが) を支え、経済的価値を創出する仕組みにはなっていません。 日本の仕事環境は手続きと惰性に阻まれた大企業のようです。何を始めるにしても、多大なコンセンサスと事務手続きを要し、利害関係のために変化を支持しない「シニアマネージャー」の数が多すぎるのです。手続きと惰性もほどほどなら利点があります。ただし何にでも当てはまることですが、何事もやり過ぎは破壊をもたらします。私はGengoを
これは、自戒を込めてのエントリー。 なんで採用がそんなにうまくいっているんですか?と聞かれることが増えました。 うまくいってるという風に言って頂けるのは嬉しいですし、 とてもいいチームになってきていますが、 採用においてはもっと頑張らないとと正直焦っているのが本音です。 なので、採用に関する勉強会はなるべく参加し、 西にいい人がいると聞いたら飛んで行き、 東に凄い人がいると聞いたらお茶をする。 少し時間が空いていると聞いたら、すぐに飛んで行ってます。 相手がビビるくらいのスピードで。 それほど採用を死ぬ気でやっています。 なぜ、死ぬ気でやるかというと採用しないと死ぬと思ってるからです。 単純です。 我々には、できないことがたくさんあると強く認識してるからです。 その問題を解決しない限り、事業が成長しないと確信してるからです。 我々の中に解決策を持っていない問題が、我々にはたくさんあります。
中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 先日「ラーニングイノベーション論」の授業の前後で、一橋大学の守島基博先生と、「組織開発(Organizational Develpment)」についてお話しをさせていただきました。 短い時間でしたが、 「きっと、これから、日本企業でも、組織開発という考え方が大切になりますよね」 という感じの雑談でした。 ▼ いわゆる「組織開発」の定義といえば、国内外の文献に腐るほど定義がありますが、一般的にはこんな風に言われています。 「行動科学の知識を利用し、組織過程に計画的に介入することによって、組織の有効性と健全性を増大させようとする、Topによって管理された計画的ならびに、全組織的な努力過程のこと」(Beckard 196
社員16人の会社、コミー株式会社は、防犯や安全確認のためのミラーを作る会社です。 防犯ミラーの分野ではダントツのトップシェアを誇る会社。 社長の小宮山栄さんの本、「なぜ、社員10人でもわかり合えないのか」(日経トップリーダー編)を読みました。気付きをいただき、参考になったところを皆さんにもご紹介したいと思います。 小宮山さんは、「ヌシ化」は中小企業をむしばむと言います。 ヌシが発生すると、ヌシに頼るようになり、ヌシしかできないこと、ヌシしかわからないことが増えていく。ヌシを異動させると業務が滞るので、人事異動が制約され他の人もヌシ化しやすくなるそうです。仕事に縄張りが出来て、互いを理解できなくなっていくのです。 不慣れな新人社員が「やりにくい」と感じたことのほうを大事に考えます。そのおかげで仕事のルールを変えることもよくあるそうです。 「ヌシは新しい勉強をしたがらない。ヌシの力に頼りきりの
グーグルは検索エンジンだけではなく、メールソフトのGmail、オフィス系ソフトのGoogle Apps、WebブラウザのChromeやOSのAndroidなど、さまざまな種類と規模のソフトウェアを開発しています。 それらはどのようにテストされ品質管理されているのでしょうか? グーグルのブログGoogle Testing Blogに、Test Engineering DirectorのJames A Whittaker氏による「How Google Tests Software」がポストされ、その概要を伝えています。 3つのチームからなるEngineering Productivity Whittaker氏はまず、グーグルにはテストの専門部隊はいないのだ、という組織構造の説明から始めます。 There isn't an actual testing organization at Googl
「日本企業にあるチーム(組織)の80%以上が機能していない」 これを皆さんは大げさだと思いますか? あなたのチームは本当にチームとして機能していると自信を持って言えますか? チームとして機能しているチームと機能していないチームの大きな違いは何でしょうか。 それは、「チームシナジー」を生み出せているかどうかです。 そもそも、なぜ私たちはチームや組織を創るのでしょうか? 私はこれまで、多くの経営者、リーダーの皆さんにこの問いかけをしてきました。 いただく主な回答は 「1人では生み出せない大きな成果を生み出すため」 「個々の強みを活かしてブレークスルーや斬新なアイデアを生み出すため」 「一体感や達成感を皆で共有し、大きなモチベーションを創るため」 「共に信頼できる仲間と切磋琢磨して互いに成長するため」 など、本当に素晴らしいものです。 しかし、その後、さらに次の質問をします。 「皆さんのチーム、
研究者としてサラリーマン人生を全うするはずだった――。入社以来、医薬研究に明け暮れていた協和発酵キリン・松田譲社長は54歳にして経営企画室に異動となる。しかし、そうしたさまざまな経験が、後に2社の経営統合を進める上で大きな糧となったのだ。 景気低迷、内需縮小が叫ばれる中、事業継続のために日本企業が海外に打って出て行かねばならないのは自明の理である。とりわけ医薬業界においては、かねてよりグローバル競争の荒波にさらされているのに加えて、主力の医薬品が2010年前後に特許切れして各社が収益源を失うという「2010年問題」の危機に直面しており、海外での利益確保や新興国市場の開拓などが急務といえる。 そうした中、抗体技術など最先端のバイオテクノロジーを基盤とした医薬事業で世界のトップクラスを目指し、新薬の開発、販売をグローバルで展開するのが協和発酵キリンである。同社は、国内はもとより、米国、ヨーロッ
どういうタイプの共同体が歴史の風雪に耐えて生き延びることができるか。 これはなかなか興味深い問いである。 前に、住宅についてのシンポジウムの席で、「コレクティブ・ハウス」を実践している人から質問があった。 その人は20世帯くらいで住まいをシェアしている。子どものいる若い夫婦同士はお互いに育児を支援し合って、とても助かるのだが、高齢者の夫婦などはいずれこちらが介護せねばならず、若い人たちは「他人に介護してもらうためにコレクティブハウスに参加したのではないか・・・」という猜疑のまなざしで老人たちを見つめている、という話をうかがった。 どうすればこの共同体を継続できるのでしょうというお訊ねだったので、「残念ながら、そういう共同体は継続できません」とお答えした。 あらゆる共同体では「オーバーアチーブする人」と「アンダーアチーブする人」がいる。 必ずいる。 全員が標準的なアチーブメントをする集団など
前回、日本半導体が、韓国、台湾のメーカーや米マイクロンテクノロジーの「高度な破壊的技術」に駆逐されたことを論じた。 日本メーカーは、25年もの長期保証を付けた高品質な半導体を作り続けたが、 韓国、台湾メーカーや米マイクロンテクノロジーは、そんな長期保証を必要としないPC用DRAMを安価に大量生産した。つまり、日本半導体は、クレイトン・クリステンセンが言うところの「イノベーションのジレンマ」に陥ったのである。 そして、1980年前後に形成された、極限技術・極限品質を追求する日本の技術文化、すなわち過剰技術で過剰品質な製品を作る技術文化は、DRAMで手痛い敗戦を経験したにもかかわらず、30年以上経過した現在も変わっていない。 なぜ、変わることができないのか? その原因の1つには、DRAMでシェア世界一になったという過去の成功体験があるものと考えられる。 社長会見に垣間見えたトヨタの傲岸不遜 こ
先週の日曜日には、熱を出した子供さんが100人近く来た。休みが明けて、外来が始まって、 もちろん「それ以上」を覚悟していたのだけれど、外来は、平和なままだった。 インフルエンザはたしかに流行しているんだけれど、パンク寸前の休日外来は、 みんな「休みだから」病院に来てたわけで、「熱が出たから」病院に来た人は、実は案外少なかった印象。 遊びが減ってこうなった 社会から「遊び」要素が減って、平日にみんな、休めなくなった。 土日をずらして営業していた病院というのもあって、一時期はうまく機能していたんだけれど、結局みんな止めてしまった。土日外来の収益自体はよかったのだけれど、世の中が土日休みで回ってるから、役所とか学校とか、「平日」を要求する場所がシビアになって、スタッフに子供ができると、組織が瓦解しちゃうんだという。 世の中の遊びが減って、しわ寄せが、緊急避難装置的な場所に集まって、結果として、救
連載の第2回目で触れましたが、私たちは「改革を信じる気持ち」が消えないうちにすぐやる、そしてやり続ける、ということを大切にしてきました。いいと思ったらすぐに取り入れ、徹底してやるのです。「一日も早く改革を成功させなければ」という焦りもありました。 時にそれが度を超して、失敗したこともあります。例えば、効率化を求めるあまり会議を大幅に減らしたことで、かえって組織をぎくしゃくさせてしまったことがありました。なぜうまくいかなかったのでしょうか。 本校では学校改革を進める過程で、様々な無駄を省き、効率化を図ってきました。そうすることでたくさんの成果を生み出していたので、会議においても無駄をなくそうと考えたのです。 その頃の私たちは、会議にあまりいいイメージを抱いていませんでした。「会議に時間を取られている。無駄な時間を過ごしている」と感じる時もありました。 学校という職場は、1人がいくつもの役割を
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