石井公明代表、辞任へ 衆院選で落選、31日にも表明【24衆院選】 時事通信 政治部2024年10月28日19時02分配信 記者会見する公明党の石井啓一代表=28日、東京都新宿区 公明党の石井啓一代表は28日、衆院選での落選を受け、代表を近く辞任する方向で調整に入った。早ければ31日の党会合で表明する。石井氏は9月に就任したばかりで、異例の短い任期となる。公明は後継の代表を早期に選び、体制立て直しを急ぐ考えだ。党関係者が明らかにした。 代表落選、選挙区中心に苦戦 「裏金」推薦も影響か―公明 石井氏は28日、党本部で記者会見し、初挑戦した小選挙区(埼玉14区)での敗北に関し「国会議員でなくなれば代表を続けるのは困難が伴う」と語った。「新しい体制構築も含め、党内で相談したい」とも述べた。 石井氏は「埼玉14区で捲土(けんど)重来を期す」として、次期衆院選に向けて地元での活動を継続する考えも示した