3月も後半になると桜前線の情報が待たれます。 別のさくらの話ですが、以前何度かこの欄でお伝えしたことがある遥か遠いアフリカのタンザニアのバンガタ村で、さくら女子中学校が開校しました。全寮制の「さくら女子中学校」は、日本が支援するタンザニアの女性リーダー育成プロジェクトです。 1学年50名の4年制で、教科は英語で学習します。理数科目に特に力を入れ、現地に不足する医療関係者、技術者、科学者など、社会で活躍する次世代の女性リーダーの輩出を目指します。また、現地の文化に配慮しつつも、日本のものづくりの根底にある「緻密さや丁寧さ、また、細部へのこだわり」といった価値観を「さくらベーカリー」と名付けられたパン作り事業を通じて学ぶことも計画されているそうです。陽光桜の植樹も進められ、日本の魅力の発信拠点としても活用が期待されています。 この事業の支援責任者である心理学の先輩の先生から、無事開校式を終えタ