Gartner, Inc. Charles Abrams Research Director 志賀 嘉津士 Research Director Web2.0の導入はいわゆる“ネット企業”にとって流行になっているが、一般の企業や組織においては、まだ調査検討の対象にすぎない。いわゆる“ドットコム・クラッシュ(ネットバブルの崩壊)”の印象が残っているからだ。しかも、Web2.0に注目している企業のほとんどは、技術の観点からだけ見ている。 Web2.0は、「技術」と「ビジネスモデル」と「コミュニティ」の総和である。単なる技術導入ではなく、新しい設計原則と新しいビジネスプロセスの導入と考えるべきだ。そうすれば、Web2.0を企業の様々な領域に適用できることが分かってくる。企業に利益をもたらす七つの適用領域を展望してみよう。 リッチクライアント技術を企業に導入:一般の企業の多くは、Ajaxやマッシュア
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