国土交通省は2050年までの国土整備の基本方針「グランドデザイン」の骨子をまとめ、将来リニア中央新幹線に接続する交通ネットワークを整備して経済効果を地方に波及させるべきだとしています。 これは、太田国土交通大臣が閣議のあとの記者会見で発表したものです。 それによりますとリニア中央新幹線が2045年に東京・大阪間で全線開業することで、東京・名古屋・大阪の3大都市圏は「超巨大都市圏=スーパーメガリージョン」として一体化するとしています。 そして、これに接続する新幹線や高速道路などの高速交通ネットワークを整備し経済効果を地方に波及させるべきだとしています。 また、今のままでは過疎化が進んで存続が危ぶまれる地域もあるとして地方では都市機能を「コンパクトシティー」として集約したうえで地方都市の間の交通網を整備すべきだとしています。 太田大臣は、会見で「2050年には全国の6割の地域で人口が半分になる