前回に引き続き私事の話。小6の息子はこの冬、中学受験をする予定。ご多分に漏れず、塾に通って大量の宿題をこなす日々だが、夏休み頃まではどうもエンジンが掛からなかった。 原因の1つはモチベーションの欠如にあったようだ。ある時「お母さん、なんで受験した方がいいの?」と聞かれた。「良い学校に入ったら、将来自分のやりたい仕事ができた時、その仕事に就ける可能性が高くなると思うよ」と答えたものの、あまり納得できなかったようだ。10年以上先の「やりたい仕事」と言われてもぴんと来なかったのは当然かもしれない。 そんな息子がある時から少し変わった。「高校までつながった中学に入ったら、高校の受験勉強をする代わりに自分の好きなことをたくさんやれるから」とやや前向きになってきた。どうやら夫が入れ知恵したらしい。自分も中学受験を経験しただけあって、小6の「やる気のスイッチ」を心得ているなあとちょっと感心した。 モチベ