中国では「広州市」というキーワードに対して、微博 (Twitter ライクなミニブログ) や Tencent (中国で最も普及している IM) 、そして Google などで検索できないよう政府が検閲を行っているとのこと (ITworld の記事、本家 /. 記事より) 。 先週末に中国広東省の広州市郊外で治安当局の横暴な取り締まりが原因で暴動が勃発したばかりであるが (時事ドットコムの記事) 、中国政府は抗議運動の拡大を恐れて情報統制を行っているようだ。
中国広西チワン族自治区のインターネット依存症治療のためのブートキャンプで 16 歳の少年が撲殺されるという事件があったそうだ (Global Times、本家 /. 記事より) 。 この少年は 8 月 1 日にキャンプに入隊し、「悪い行動を絶ち、自信を取り戻し前向きな態度を確立するため」に 9 月 1 日まで訓練を受ける予定であったとのこと。キャンプは厳しい環境を提供するが、拷問や「子供の健康に危害を加える恐れのある手段」は使わないことを約束していたという。しかし入隊してすぐ、少年は走るのが遅いことを理由に独居房に入れられ、手錠をかけられた上で指導員による暴行を受けたのではないかとのこと。 少年の様子がおかしいことに気付いた指導員らは病院に搬送したそうだが、現地時間 3 日午前 3 時、死亡が確認されたそうだ。病院到着から 10 分後のことであったという。 当初施設側は当初「高熱のため」病
中国の検閲ソフトは世界最大のボットネットになりうるかの記事でも部分的に触れられているが、中国で 7 月から導入が義務化される検閲ソフトは、米 Solid Oak Software 社のソフトを無断盗用して作ったものらしい、という話が出ている (AP: Yahoo! Tech の記事、21世紀中国ニュースの記事、マイコミジャーナルの記事より) 。 これはミシガン大学の研究者達が 11 日に発表したもので、中国 Green Dam software が作成したソフトウェア「Green Dam-Youth Escort」には、米 Solid Oak Software 社が作成したフィルタリングソフト「CyberSitter」で使われているコードが盗用されているという。ちなみに報告によると、Green Dam-Youth Escort の中には 2004 年の CyberSitter に関するニュ
中国政府は 7 月から、中国国内で販売するパソコン全製品 (輸入製品を含む) について、有害サイトへの接続が遮断できるソフトをインストールするよう義務付けるとのこと (NIKKEI NET の記事より) 。 この「検閲ソフト」は中国メーカーが青少年の健康的成長の保護を目的に開発したもので、政府が有害情報に当たると指定したキーワードやホームページを自動的に検出できる中国当局のシステムと連動する。 中国に開発委託している諸兄も多いと思うが、今後、影響は出てくるのだろうか。なお、わが国も“青少年の健康的成長の保護を目的に”携帯サイトのフィルタリングを行っていたりするので、かの国を一方的に批判することはご勘弁を。でももしかすると、情報を収集して通報されちゃったりするのだろうか。
ストーリー by hayakawa 2009年01月08日 11時02分 「セーフサーチ フィルタリング」をつかえ! 部門より 中国の国営メディアである新華社によると、中国政府がわいせつな内容を提供している大手サイトサイトの「ブラックリスト」を公表したそうだ。これは「アダルトサイトへのリンクを提供していたり、政府のインターネット違法・不良情報通報センターが要求したポルノ画像等の取り下げに応じなかったサイトを集めたもの」だそうだが、なんとこのリストにGoogleも入っているそうだ。 同センターによると、Googleの検索結果にはアダルトサイトへのリンクが大量に含まれており、同センターが警告したにも関わらず対策を取らなかったことがブラックリスト入りの原因とのこと。
このままいくと中国のIPv4アドレスは後830日で枯渇する見通しであると、中国インターネット情報センター(CNNIC)主催の「2008年IPアドレスリソース討論会」で発表された(本家/.、China Press)。 中国のIPv4の使用数は現在米国に次いで世界第2位であり、対策を講じないまま現在のペースで成長し続けると2010年にはインターネットに接続できないユーザが出る恐れがあるとのこと。IPv6は中国では一部の教育ネットワークでのみ使われており、一般ユーザがIPv6を使うためにはネットワーク運営者が巨額の投資を講じて設備をアップグレードする必要があるそうだ。 CNNICはセミナーを開催し、ネットワーク運営者にIPアドレスの在庫を確保しておくよう促すとともに、IPv6アドレス配布のための準備を求めていくとのことである。
先日行われた北京五輪の開会式で巨大な足跡の形をした花火が天安門広場から開会式会場に徐々に近づいてくるという演出がありましたが、その模様のTV映像はCGによる合成映像だったことが明らかになりました(47NEWS、英Daily Telegraph紙)。 足跡の花火は当日実際に打ち上げられましたが、全29発をヘリコプターで追って空撮することは難しいとの判断から、最後に会場上空で打ち上げられた1発を除いて事前に準備された映像が使用されたとのことです。55秒に渡るこの合成映像はヘリコプターによる震動や、かすみが発生したような処理を施すなど、1年近くかけて製作されたとのこと。 タレコミ子は開会式をTVで観ていましたが、足跡花火を観て「結構鮮明できれいだなー、排ガス対策がそれなりに成功したかな」と思ったことを覚えています。せっかく生放送を観たと思っていたのに、なんだか残念です。
いつのまにか開催まで1週間余りとなっている北京五輪だが、IT受託業者として五輪に携わっている本家タレコミ人によると、各国のジャーナリストなどが宿泊するメディア村のインターネット接続を利用するには別途料金が必要で、しかもその価格は安くないそうだ。 北京五輪組織委員会(BOCOG)が設定しているADSL月額使用料金は512/512(上り/下りともに512kbps)で7712.5人民元(約12.1万円)、1M/512(下り1Mbps/上り512kbps)は9156.25人民元(約14.4万円)、2M/512(下り2Mbps/上り512kbps)では11700人民元(約18.4万円)だそうだ。ちなみに、固定IPなどのオプションを申し込むと、されに450人民元(約7000円)追加で請求されるとのこと。 繋げるのに本当にこんな高額を払わないといけないなら、せめてネット規制は解除しておいて欲しいところだ
さすがに残高0でいろいろ実験する気にはならないので(笑)実証実験は できませんが、その代わりに雑学程度の諸々を。 ・引き出し制限 一日にATMから引き出せる金額に上限があります。 去年までは5000元でした。今年から20000元になりました。 一回の制限は、中国銀行のATMで2500元まで。ATMメニューでは、 500~2500の500元刻みと、それ以外の任意金額の選択ボタンが 表示されます。 なお引き出せるお札は100元札だけです。 ・ATM 24時間使えます。 でも、2年前までは、よくカードが帰って来なかったらしいので、 窓口が開いてるときに行くべきだ!と言われました。 幸い、まだ取られた事はありません。 ・手数料 同じ省内の同じ銀行であれば、手数料は無料。 日曜でも、夜中でも無料です。 違う銀行なら、手数料として一回に付き4元取られます。 そして、日本では考えられませんが、省が違うと
AFP BB Newsの記事によると、中国はエベレストの麓から標高約5200メートル付近のベースキャンプまで約108kmの高速道路建設に着手し、10月にも開通する予定とのことだ。新華社通信は、高速道路の開通によって、増加しているトレッキング客もベースキャンプまで行きやすくなるだろうと指摘している。北京オリンピックの聖火リレーを通過させやすくするという狙いもあるらしい。 エベレストへのアクセスが向上するのは良いことかもしれないが、便利さと引き換えに何か大切なものを失ってしまう気がするのは何故だろう。
中国の弾道ミサイルによる人工衛星破壊実験を受けて、米政府当局者らは22日、宇宙空間に破壊された衛星の破片によるスペースデブリ(宇宙ごみ)が大規模な「雲」を形成しており、各国の衛星のほか、国際宇宙ステーションにも衝突する恐れがあると警告した。 とのこと。スペースデブリについては「プラネテス」で警告されているが、それがまさに現実のことになろうとしているようだ。中国の宇宙関連の技術者にはその辺の知識がないものなのか、軍人の意向には逆らえないのかよくわからないがこの先の展開が注目される。当たる可能性があるとして、それはどれぐらいの率なのだろう…。 元はロイターの記事。この記事中でGeoEyeやDigitalGlobe は、所有する衛星に差し迫った危険はないという談話を載せている。また、共同通信の記事中で専門家と書かれている人物の所属しているCenter For Defence Informatio
日経新聞、読売新聞、CNNあたりをはじめ各所に出ているが、 中国が人工衛星の撃墜実験に成功したことが明らかになったらしい。中国は今月11日に、高度約860kmにあった老朽化した気象衛星を、 四川省西昌の衛星発射センター付近から弾道ミサイルを発射して破壊したとのこと。3回失敗後の成功とCNNには書かれているので精度は低いのかもしれないが、高度860kmの低軌道衛星の軌道には、偵察衛星、早期警戒衛星などミサイル防衛には欠かせない衛星が存在する。北朝鮮のミサイル発射実験の偵察を行ったとされる日本の情報収集衛星も高度約500kmの円軌道上にある。既に米国には衛星撃墜技術はあると思われるが、中国がこんなに早く技術を手にするとは。 米軍の偵察衛星や「Google Earth」などの衛星写真によって安全保障上の懸念が生じているとはいえ、人工衛星を破壊すること自体も問題があるし、もし実際に行なわれてしまえ
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