最新の自閉症診断基準と自閉症スペクトル障害 (2000.11.21リンクを追加) 「自閉症」という概念ができて50年が経ち、「自閉症」の理解の深まりとともに、その全体像も変わってきました。その主なものは、以下の二点でしょう。 発達障害であり、生涯にわたって続くものであること。 言語能力・知能の高低にかかわらず、広く分布していること。 半世紀という短い期間に、あまりにも目まぐるしく変わってきているので、数多くの混乱を生んでいるのではないでしょうか。その概念の変遷と、自分が「自閉症」に出会った年代を併せて見て、一度整理してみると、判りやすいと思います。 自閉症の歴史と、最新の自閉症診断基準