宮内庁は12日、天皇陛下が心臓の冠動脈バイパス手術を18日に東大病院(東京・文京)で受けられると発表した。同病院で実施した冠動脈の造影検査の結果、血管が狭くなる狭窄(きょうさく)が2カ所あり、昨年2月の同じ検査よりも進行していたため。医師団は狭心症と診断し、「生活の維持、向上のために手術が適切」と判断した。東大と順天堂大の合同チームが手術し、2週間程度で退院の見通し。陛下が手術を受けられるの
宮内庁は7日、天皇陛下に風邪の症状があるため、静養先の神奈川県内で同日午後に予定していた水産技術施設の視察を取りやめると発表した。前夜から発熱など軽い風邪の症状があるという。組閣による首相任命式や閣僚の認証式が控えているため大事を取ったとしている。
皇太子ご夫妻の長女愛子さま(8)は9日、学習院初等科の3年生に進級した。宮内庁によると、始業式には出席せず、式の後に開かれた「3学年の新しい生活に備えての授業」に雅子さまが付き添って出席したという。愛子さまをめぐっては、宮内庁が3月上旬、学校生活に不安感を持ち十分通学できなくなっていると発表。同月17日から春休みに入り、長野県の奥志賀高原で静養するなどしていた。 学習院側によると、新学期から校内2区域、校外4区域に初等科教員1人ずつが見回りに立ち、不安感のきっかけとなった児童らの「乱暴な行為」がないよう見守るという。
皇太子ご夫妻の長女、敬宮愛子さまが「強い不安感」などを訴え、学習院初等科を続けて欠席されていた問題で、宮内庁は11日、野村一成東宮大夫が経緯などを天皇、皇后両陛下に報告したことを明らかにした。両陛下はこの問題に関連する愛子さまと学校、その他の児童について、「いずれかが犠牲になる形で解決がはかられることのないよう、十分に配慮を払うことが必要ではないかと思う」と話されたという。 宮内庁によると、報告は9日に行われ、野村東宮大夫が愛子さまのご欠席について、これまでの経緯や状況、今後の対応を両陛下に説明した。両陛下は、愛子さまや皇太子ご夫妻に気遣いを示されたという。 愛子さまは8日以降3日連続で登校し、国語や生活の授業を受けられた。皇太子妃雅子さまも登下校に付き添い、授業を参観された。 野村東宮大夫は5日の定例会見で、愛子さまが同学年の児童たちから「乱暴」な行為を受けたことが原因で、通学に際して「
愛子さまが登校できない状態になったことについて、記者会見する学習院の東園基政常務理事=5日午後、東京都豊島区 −−この廊下の件で東宮職とはどのような話し合いを 「これは東宮職の記者会見が終わってからはっきりしたことで、東宮職には伝わっていない」 −−では、東宮職の理解がいたっていない可能性もあるのか 「廊下のところは」 −−そのことは事前には言っていないのか 「東宮大夫とは波多野(学習院)院長がやりとりしている。会見の直前のお話では、4時限目のころに何かあっただろうとはいえたが、前なのか後なのか分からなかった。前だという理解もあった」 −−去年その男の子たちが物を投げた中には愛子さまは入っていた 「入っていない。同学年なので友達がいるかもしれないが、クラスは違う」 −−愛子さまを含む複数の女の子がいやな思いをされたのが発端ではないのか 「それは今回ではないと思う。以前には不特定多数が乱暴行
愛子さまが登校できない状態になったことについて、記者会見する学習院の東園基政常務理事=5日午後、東京都豊島区 敬宮愛子さまの欠席に関し、学習院が5日に開いた会見の主な一問一答は以下の通り。学習院側は東園基政・常務理事と竹島芳樹・総合企画部長の2人が出席した。 ◇ (東園常務理事)冒頭にまず、私のほうからごあいさつを申し上げます。本日は週末のお忙しい時間に、わざわざみなさんお集まりいただきありがとうございました。また今回の件につきましては、みなさまにもご心配をおかけいたしておりまして、たいへん申し訳ございません。また、本来であれば、(初等)科長も同席をさせまして、いろいろとご質問にお答えできるようにと思っておりましたが、あいにく5時から会議がありまして、初等科におりますもんですから、同席できませんことをおわび申し上げます。 きょう、東宮職で記者会見があったということをふまえ、学校に聞
野村一成東宮大夫は5日の定例記者会見で、敬宮愛子さまについて、次のように述べた。 野村一成東宮大夫 宮さまについてですが、先週の始めに、お風邪気味で37度の微熱が出て、ご体調が優れず、先週の通学も不規則でした。今週に入ってから、お風邪気味はご回復されたが、ご通学に際しまして、腹痛などのご体調の不調とともに、強い不安感を表明されることがございましたので、私どもは、学校(学習院初等科)と協議しつつ、原因を調べました。これは学校の了解を得た上でお話ししますが、同じ学年の別の組に、乱暴なことをする児童たちがおりまして、宮さまを含め、ほかの児童に乱暴していることが原因であるということが判明しました。宮さまにおかれましては、今週のご通学は、ほとんどされていません。しかし、学年末で、ご通学をされたいという強いお気持ちをお持ちでございます。学校では早速、対応策を講じておりますので、これらの対策が効果を発揮
皇太子ご夫妻の長女愛子さま(8)が登校時に腹痛や強い不安感を訴え、今週ほとんど学習院初等科に登校できなかったことが、5日わかった。皇太子ご一家のお世話役である宮内庁の野村一成東宮大夫が同日の定例会見で明らかにした。 学習院側で調べたところ、同じ学年の男の子たちが乱暴な行為を繰り返していたためとみられる。愛子さまを含む複数の児童が被害にあっていたという。 愛子さまは学習院初等科の2年生。野村大夫によると、愛子さまは先週、風邪のため発熱するなどして学校を休んだが、回復した今週月曜日の1日になっても、腹痛や不安感を訴えて登校できなかったという。両親に促されて2日に登校したものの、早退し、3日から5日まで休んでいる。 愛子さまは登校への意欲はあるが、登校に際して強い不安感をもっていることから、学習院側に問い合わせたところ、同じ学年で違うクラスの複数の男子児童が乱暴な行為をしているため、とわか
宮内庁は5日、腹痛などを訴え、体調を崩して静養されている天皇陛下の検体からノロウイルスが検出されたと発表した。 皇后さまや、身の回りのお世話をする職員らに感染者はなく、感染経路は不明としている。 同庁によると、陛下は2日未明、激しい腹痛や下痢の症状を訴え、葉山御用邸での静養を取りやめられた。当初は侍医が診察した結果、風邪に伴う急性腸炎や脱水症状とみられていたが、検体を外部の専門機関に送って調べたところ、5日午後に感染が判明した。 陛下は、ここ数日、夕方に微熱が出ることがあるが、のどの痛みなど風邪の症状や腹痛は治まっており、御所で読書などをして過ごされているという。 陛下は1日に皇居・宮殿でメキシコ大統領夫妻との昼食会に臨み、ほかの食事は基本的に御所で皇后さまと一緒のものを取られたという。同庁幹部は「召し上がった食べ物で原因になりうるものは見あたらず、感染経路は全くわからない」としている。
◆天皇陛下新年のご感想 昨年は、引き続く厳しい経済情勢の下で、多くの人々がさまざまな困難に直面し、苦労も多かったことと察しています。 新しく迎えたこの年に、国民皆が互いに助け合い、励まし合って当面の困難を克服するとともに、世界の人々とも相携え、平和を求め、健全な未来を築くために力を尽くすよう願っています。 本年が、我が国の人々、また、世界の人々にとり、良い年となることを祈ります。 ◆天皇陛下、皇后さまが詠んだ歌 ▽天皇陛下 〈結婚50年に当たり皇宮警察音楽隊の演奏を聞く〉 我が妹(いも)と過ごせし日々を顧みてうれしくも聞く祝典の曲 〈カナダ訪問〉 若き日に旅せしカナダ此度(こたび)来て新しき国の姿感じぬ 〈即位20年の国民祭典にて〉 日の暮れし広場に集ふ人と聞く心に染(し)むる「太陽の国」 〈御所の庭にて〉 取り木して土に植ゑたるやまざくら生くる冬芽の姿うれしき 〈即位
国民新党代表の亀井金融相が27日、皇居で24日に行われた宮中昼食会の際の天皇陛下との会話の内容を明かす一幕があった。 皇居を京都府か、亀井氏の地元・広島県に移すよう進言したというもので、閣僚が天皇との会話の内容を公にするのは極めて異例だ。 宮中昼食会の様子を語ったのは27日のテレビ朝日の番組。「天皇の政治利用」だとする批判が出た先の習近平・中国国家副主席との会見を巡る議論の流れの中で、亀井氏は「恐れ多くも陛下に申し上げたのは『権力の象徴だった江戸城にお住まいになられるのではなく、京都か広島に住まわれてはいかがでしょうか。お城にお住まいになるのは、立場上ふさわしくないのではありませんか』と。私から一方的に申し上げた」と述べた。番組終了後には記者団に「天皇陛下は『私は京都は好きです』と言っておられたが、広島は好きですとまでは言っておられないが」とも語った。 閣僚が所管事項を天皇に口頭で報告する
異論正論 石破 茂 (著) 政策至上主義 石破 茂 (著) 日本列島創生論 地方は国家の希望なり 石破 茂 (著) 石破茂 非公認後援会 どんどろけの会(著) マンガで読む国防入門 石破 茂 (著) 原 望(著) 日本人のための「集団的自衛権」入門 石破 茂 (著) 日本を、取り戻す。憲法を、取り戻す。 石破 茂 (著) 真・政治力 石破 茂 (著) 国難 石破 茂 (著) こんな日本をつくりたい 石破茂 (著), 宇野常寛 (著), 田村昌裕 (写真) 国防(文庫版) 石破 茂 (著) 日本の戦争と平和 石破 茂 (著), 小川 和久 (著) 軍事を知らずして平和を語るな 石破 茂・清谷 信一 (著) 国防(単行本) 石破 茂 (著) 坐シテ死セズ 石破 茂 ・西尾 幹二 (著) 職業政治の復権 石破 茂 (著) 今般、中国政府より、習近平・国家副主席が十二月十四日に来日するに際し、期限
習近平・中国国家副主席 中国の習近平(シー・チンピン)・国家副主席と天皇陛下の会見が鳩山由紀夫首相や平野博文官房長官らの強い要請で15日に実施されることに対し、野党から異論が相次いだ。一方、首相は問題はないとの認識を示した。 自民党の安倍晋三元首相は14日、記者団に対し、「天皇陛下の政治利用という面で大変大きな禍根を残した」と語った。さらに、民主党の小沢一郎幹事長らが中国を訪問したことを踏まえ、「首相が国益ではなく、自分たちのためにいままで守ってきたルールを破った。天皇陛下を政治利用したと断じざるを得ない。強い憤りを感じる」と強い調子で批判した。 同党の谷垣禎一総裁は13日の記者会見で、「この政権は権力の行使について抑制の感覚を持っているのか。特に、憲法の運用の中でも天皇と政治の関係は極めてデリケートなものだ。いまさら言うことでもないが、天皇の国事行為は極めて限定されている。日本の政
秋篠宮ご夫妻の次女、佳子さまのプライベート写真が、インターネットの会員制日記サイトに流出していたことが27日、分かった。写真はネット上の有名掲示板に転載されるなどしたため、サイト会員以外の不特定多数が閲覧できる状態になっていたうえ、皇族のプライベート写真として話題になっていた。佳子さまが通学されている学習院によると、中等科の男子生徒が無断で日記サイトに掲載したことが流出の原因だった。学習院は同日、この男子生徒に対して教育的な指導を行った。 流出したのは、佳子さまが学習院女子中等科の制服姿で、友人と一緒に笑顔をお見せになっている写真で、ご学友が携帯電話で撮影したものとみられる。会員制日記サイト「ミクシィ」上に無断で掲載されていた。 この写真は今月25日、男子生徒がミクシィ内の自分の日記に無断掲載。写真とともに「俺、あの人と同学年---」「カメラ目線の写メ(写真メール)」などとするコメントもあ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く