11日午前8時半頃、大分県日出(ひじ)町の大分自動車道下り線日出ジャンクション付近で、私立柳ヶ浦高校(大分県宇佐市)の野球部員ら47人が乗った大型バスが横転し、生徒1人が死亡、生徒23人が重軽傷を負った。 同県警高速隊は運転していた同校教諭で野球部副部長の不破大樹(だいき)容疑者(26)(大分県宇佐市江須賀)を自動車運転過失致傷容疑で現行犯逮捕した。 学校などによると、亡くなったのは、2年の吉川将聖(しょうせい)さん(16)で、奈良県桜井市の桜井東中学の出身。 野球部員らはこの日、バス2台に分乗し、大分市の新大分球場で開幕した全国高校野球選手権の大分県予選の開会式に向かっていた。横転したバスは柳ヶ浦高の所有で、レギュラー以外の選手ら46人が乗っていた。 高速隊などによると、大型バスは当時、宇佐別府道路から大分自動車道への進入路を走行していた。最初に道路左側の壁に衝突し、不破容疑者が