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本に関するh_nakのブックマーク (99)

  • 『宗教の起源』書評 - 宗教はすごく「気持ちいい」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    なぜ宗教ははじまり、なぜ人間に必要とされたのか 『宗教の起源――私たちにはなぜ〈神〉が必要だったのか』ロビン・ダンバー著(白揚社)を読みました。 タイトル通り、なぜ宗教は発生し、なぜ人間は宗教を必要とし、宗教の質とは何なのかを明らかにしていくです。 かなり面白かったので、今回ブログでも紹介したいと思います。 1. 人類学や心理学、脳科学から宗教を分析する 書の筆者はロビン・ダンバー氏はイギリスの進化心理学者、人類学者で、もともと霊長類行動の研究者だった方です。 猿やチンパンジーの研究をする延長線上で、同じ霊長類ということで人間の進化の研究に携わるようになりました。 その中で筆者は宗教がどう人間社会や人間自身の発達に関わってきたのか、そしてなぜ人間には宗教が必要だったのか、という点に関心を持ちました。 書はこれまでの彼の数々の研究や著作をもとにまとめられたです。 そのため宗教へのア

    『宗教の起源』書評 - 宗教はすごく「気持ちいい」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
    h_nak
    h_nak 2023/11/21
    "宗教の起源は、共同体の内部ストレスや分裂の機運を解消させ、平和で安定した状態を維持させようとする意思にあります" "ダンパー数とは、共同体が規律と安定を保つことができる人数の最大数のことで()150である"
  • 差別をなくすために差別を温存している? 『「社会正義」はいつも正しい』の読みどころを訳者・山形浩生が解説!|Hayakawa Books & Magazines(β)

    差別をなくすために差別を温存している? 『「社会正義」はいつも正しい』の読みどころを訳者・山形浩生が解説! 「白人は、白人というだけで人種差別的である」 「病気や障害を治療・予防しようとする試みは、当事者への憎悪に基づいている」 「映画の中で黒人女性キャラクターを力強いタフな人物として描くのは黒人差別(だが、弱く従属的な存在として描くと女性差別)」 ――ほんとうに? 現代世界を席捲する「社会正義」の根拠を問う全米ベストセラー『「社会正義」はいつも正しい 人種、ジェンダー、アイデンティティにまつわる捏造のすべて』(ヘレン・プラックローズ、ジェームズ・リンゼイ:著、山形浩生、森正史:訳、早川書房)。11月16日の刊行に先立ち、山形浩生氏による「訳者解説」を全文公開します。 『「社会正義」はいつも正しい』早川書房訳者解説1 はじめに書はHelen Pluckrose and James Li

    差別をなくすために差別を温存している? 『「社会正義」はいつも正しい』の読みどころを訳者・山形浩生が解説!|Hayakawa Books & Magazines(β)
    h_nak
    h_nak 2022/11/20
    "差別をなくす,というのは本来,社会的な不利をなくす,ということだったはずだ。それが弱者アイデンティティの否定だというなら,これは差別をなくすために差別を温存すべきだ,というに等しい変な議論になりかねない"
  • 「ポップ地政学」本の掲載地図批判-主に高校地理レベルでの内容の誤りについて

    h_nak
    h_nak 2022/03/24
  • 『ドリーム・ハラスメント 「夢」で若者を追い詰める大人たち』大志を抱かない生き方は許容されるか? - HONZ

    書は、大人たちの「夢を持て」「大志を抱け」という温かなアドバイスが数多の若者たちを苦しめている事実を剔出する一冊である。なんだそりゃ、軟弱すぎる、大袈裟だ、そんなわけない……などと憤る方は多いだろう。だが、大学の事務職員として学生のキャリア支援と講演活動を精力的に行ってきた著者は、一万人以上の若者の生の声を聞き、もはや看過できない域に達していると痛感する。今の時代、将来の夢の話はただの嫌がらせになるリスクのほうが高いのだ。 とはいえ、あらかじめ断っておくと、このの目的は犯人の糾弾ではない。なぜ夢の話がハラスメント化したのか。第一、夢とは何か。夢の持てる状況とはどのように生じるのか。こうしたメカニズムを詳らかにした上で、多様な生き方を受け容れる社会とはどんなものか思案・思索していく内容となっている。 まずは現状認識から。将来の夢なんかない。やりたいことがよくわからない。自分のキャリアビジ

    『ドリーム・ハラスメント 「夢」で若者を追い詰める大人たち』大志を抱かない生き方は許容されるか? - HONZ
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    h_nak 2020/08/26
    "生まれたとき、自分を規定する身分も宗教も職業も基本的にはなく、何を目指してもOK()後発的に自分探しをしてアイデンティティを築き上げなければならない切迫に加え、何者にもなれない危険性と隣り合わせの社会"
  • 浅き低きの幸福論 - 道徳的動物日記

    しあわせ仮説 作者: ジョナサン・ハイト,藤澤隆史,藤澤玲子 出版社/メーカー: 新曜社 発売日: 2011/07/06 メディア: 単行 購入: 12人 クリック: 226回 この商品を含むブログ (15件) を見る 雑感。 ジョナサン・ハイトの『しあわせ仮説』を読んでからポジティブ心理学や幸福論に興味を持つようになり、そのテのを定期的に読むようになった。最近に読んだポジティブ心理学のは『幸せがずっと続く12の行動習慣』や『ポジティブ心理学が1冊でわかる』、幸福論のとしては『幸福はなぜ哲学の問題になるのか』や『徳は知なり』など。 また、最初は幸福論を読むつもりで手に取ったものでなくても、読んでみると幸福についての洗練された心理学的・哲学的知見が開陳されている、というパターンもある。たとえば、『野蛮な進化心理学―殺人とセックスが解き明かす人間行動の謎』では、扇情的で俗っぽい副題と

    浅き低きの幸福論 - 道徳的動物日記
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    h_nak 2020/01/08
    "孤独は人間の身体的健康や精神的健康に悪影響を与えて、不幸をもたらす""美味しいものを食べる()娯楽を楽しむ()から得られる快楽は一時的なもの""他者やコミュニティのために生きている人の方が、幸福になりやすい"
  • 月30冊読書する僕を“SF沼”に落としていった、初心者にも優しいSFたち(寄稿:冬木糸一) - ソレドコ

    こんにちは。普段は「冬木糸一」というハンドルネームで、ブログ「基読書」などにSFやらノンフィクションについての記事を書き続けています。 SFとは「サイエンス・フィクション」の略で、ざっくりと説明すれば、科学的空想(社会科学や人文科学も含む)が投入された作品群のこと。その中でも、今回は「初心者向けのSFを紹介してください」との依頼を受けたので、その線に沿って作品を紹介していこうと思う。 とはいえ、何らかの基準がなければ作品を列挙し続ける羽目になる。そのため、今回紹介する切り口としては、まず「古典的名作SF」は省くことにした。また、実際に僕自身がSFを読み始めるきっかけになった作品、短編集、登場人物の恋愛模様を描いた作品、ハリウッド映画の原作など、文庫化済みで手に取りやすいものを選んでいる。 自分のSF読書歴を振り返ってみるに、どこかの瞬間にSFというジャンルへガツンと入り込んだという記憶は

    月30冊読書する僕を“SF沼”に落としていった、初心者にも優しいSFたち(寄稿:冬木糸一) - ソレドコ
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    h_nak 2019/08/21
  • 「良い食品、悪い食品」という単純化は勧められない

    人に「オリーブオイルをべろ」は意味がない 松永:諸外国の文献を基に「悪い品」「良い品」をバチッと分けて、悪い品を良い品に置き換えたら健康になれる、という説明をする書籍がベストセラーになりました。エビデンスに基づく、というのが売りで、「オリーブオイルは○、玄米は○、加工肉は×」というような分け方をしています。 でも、先生のご著書では「この品は良い、悪い」という二分法はされていません。どうも世間では、エビデンスという言葉がマジックワードになっている気がするのです。エビデンスと言われただけで信じ込んでしまう、というような。残念ながら、栄養学の知識に乏しい知識人が「オリーブオイルがいい。エビデンスがある」などとSNSに書き込むような現象が起きています。 佐々木:では、オリーブオイルについて考えてみましょう。たしかに、アメリカでは「オリーブオイルがよい」と言われていますが、あれは日

    「良い食品、悪い食品」という単純化は勧められない
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    h_nak 2018/09/06
    オリーブオイルの飽和・不飽和脂肪酸比は菜種油・大豆油と大差ない.玄米の食物繊維etc⇔無機ヒ素・カドミウム."数ある食べ物の中でおもな生活習慣病のほぼすべてに予防効果を示すのは全粒穀物以外にありません"
  • 栄養情報も流行には要注意、話は単純化され盛ってある

    栄養情報も流行には要注意、話は単純化され盛ってある 佐々木敏・東京大学大学院医学系研究科教授インタビュー(1) 品に関する情報があふれている。テレビでは料理研究家が「この品は○○がいっぱい。夏バテに効きます」などと紹介し、SNSには「××で痩せました」というたぐいの話が大量に書き込まれている。がんなどの病気を克服する事を医師が指南している。 これらの情報をどこまで信じてよいのか? 私たちはどのような生活を送るべきか。東京大学大学院医学系研究科の佐々木敏教授に話を聞いた。佐々木教授の専門は栄養疫学。人が日常生活の中で自主的にべているべ物の種類や量を調べたり、事の内容を意図的に変えてもらい、体への影響を調べたりする学問だ。日栄養学の専門家に医師はほとんどいないのだが、数少ない医師の一人で臨床経験もあり、現在は日人の生活の実態を第一線で研究し論文として世界へ発表し続けている

    栄養情報も流行には要注意、話は単純化され盛ってある
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    h_nak 2018/09/06
    夏バテに豚肉,野菜先食べ,低糖質ダイエット(バランスよく食べる方法、低脂質の食事法と変わらない),"ビールの中のプリン体は共犯の一人"
  • 玉井克哉(Katsuya TAMAI) on Twitter: "はて。一定年代以上の保守主義思想家なら、マルクス主義批判は必須のものとして踏まえているはずです。先日亡くなられた西部邁先生は安保闘争の元闘士。もはや古典になりますが、小泉信三『共産主義批判の常識』とか。左の側で魅力的なのは、なんと… https://t.co/IVZSt9eiaa"

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    h_nak 2018/01/29
  • 紀伊國屋書店 イベント案内

    【購入者抽選】『選択』(幻冬舎)刊行記念 「僕たちが物語に託すこと」 出演:岩谷翔吾(THE RAMPAGE) 藤井道人(映画監督)

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    h_nak 2017/06/15
  • 科学の面白さ・楽しさを伝える100冊 「科学道100冊」

    科学の面白さ・素晴らしさを届ける企画として、「科学道100冊」が公開されている。これは、科学者の生き方や考え方を伝えるために、100冊のが選ばれている。 ミソは「いわゆる理系」に閉じないところ。もちろん分野ごとの啓蒙書もあるが、「世界の見え方の変遷」を鳥瞰する科学史、センス・オブ・ワンダーを喚起する小説漫画、知的好奇心を刺激する図鑑など、いろいろ揃えている。 例えば、ディックの電気羊やパワーズ『オルフェオ』が「科学の」として並んでいる。これ、選者のメッセージが込められているんだろう誰だろうと見たら、編集工学研究所だった。松岡正剛さんの名前を前面にしてないのは、硬すぎず深すぎずが意図されているのだろう。 この100冊からいくつか選んでみた。さいきん微生物にハマっているわたしとしては、そっち系を入れて欲しかったが、ないものねだりかも。 生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問について

    科学の面白さ・楽しさを伝える100冊 「科学道100冊」
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    h_nak 2017/01/30
  • 『進化の教科書 第1巻 進化の歴史』 進化入門の決定版 - HONZ

    ハーバード大学やプリンストン大学をはじめ、全米200以上の大学で採用さている教科書『Evolution: Making Sense of Life』の邦訳3分冊の第1巻である。「教科書」といっても、書は議論の余地のない事実が淡々と積み上げられた退屈なものではない。原著者は『ウイルス・プラネット』等で知られる大人気サイエンスライターのカール・ジンマーと『動物たちの武器』のモンタナ大学教授ダグラス・J・エムレンであることからも分かるように、科学読み物としての楽しさを保ちながら、確かな知識を与えてくれる内容となっているのだ。またAmazon.comでは『Evolution』の価格は12,000円以上と高価だが、この第1巻はフルカラーの図を多く含みながら、1,680円(税別)だというのだから買うしかない。さらに、邦訳者の1人には、『化石の生物学者』の著者であり『ネアンデルタール人は私たちと交配し

    『進化の教科書 第1巻 進化の歴史』 進化入門の決定版 - HONZ
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    h_nak 2016/12/13
  • 『いま世界の哲学者が考えていること』21世紀の哲学は、現実社会の問題に対してどう向き合って行くのか? - HONZ

    哲学のを一冊ずつ読んでも、それが大きな哲学・思想の枠組みの中でどの部分に当たるのかが分からなければ、文字を目で追っているだけになってしまうし、哲学についての解説書を読んでも大抵の場合、21世紀に入ってからの最新の動向は書いていないし、おまけに議論と実社会での出来事との関連性が希薄なので、意識が朦朧としてきてしまう。そのような読者に福音をもたらしたのが書である。 哲学者の名前を、例えば、デカルト、カント、ヘーゲル、ニーチェ、ハイデッガー、サルトル、ドゥルーズ、フーコー、デリダ、チャーチランド、シンガー、クレーマー、スティグレール、クラーク、チャーマーズ、メイヤスー、ガブリエル・・・と並べた時に、一体どこまで認識できるだろうか。 多分、チャーチランド辺りから怪しくなってくるのではないかと思うが、生まれた年を見ると以下の通りになっている。第二次世界大戦後に生まれた哲学者からポストモダンの次の

    『いま世界の哲学者が考えていること』21世紀の哲学は、現実社会の問題に対してどう向き合って行くのか? - HONZ
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    h_nak 2016/10/21
    "意識を分析する17世紀の「認識論的転回」、言語を分析する20世紀の「言語論的転回」、それに続く20世紀後半の「ポストモダン」()、21世紀における()「自然主義的転回」,「メディア・技術論的転回」,「実在論的転回」"
  • 『量子物理学の発見 ヒッグス粒子の先までの物語』量子物理学に今、革命が起ころうとしている - HONZ

    2012年に世界を震撼させた「ヒッグス粒子」の発見。書は、その発見にいたるまでの人類の歴史と、その先に広がる量子物理学のフロンティアをノーベル賞量子物理学者が綴った一冊である。宇宙の始まりを解き明かせるくらいの極小な世界を探索していく中で、今、実験物理学には大きなパラダイムシフトが起きているという。書に余すところなく描かれたそのダイナミズムを、翻訳者の青木薫さんに解説いただきました。(HONZ編集部) 実験家が一般読者のためにを書くこと自体、まずめったにない。一般向けの物理学のは、ほとんどすべてと言っていいほど、理論家によって書かれているのである。 そうなってしまう理由は明らかだ、と、書、『量子物理学の発見』の著者であるレオン・レーダーマンは、かつてこう書いている。 「なんたって連中(理論家)には、時間がたっぷりあるんだから」。 を書けるのは、ヒマだからさ、というわけだ。「いや

    『量子物理学の発見 ヒッグス粒子の先までの物語』量子物理学に今、革命が起ころうとしている - HONZ
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    h_nak 2016/10/18
    "レーダーマンは,純粋な基礎科学研究のために開発されたテクノロジーや概念が,医療や情報通信をはじめとする多くの分野で,現実の社会に大きく貢献できるということを,最先端の現場でまのあたりにしてきたのである"
  • マーサ・スタウト著『良心をもたない人たち』("The Sociopath Next Door")が規定する「サイコパス」の特徴 - The Midnight Seminar

    良心をもたない人たち (草思社文庫) 作者: マーサスタウト,Martha Staut,木村博江出版社/メーカー: 草思社発売日: 2012/10/04メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 8回この商品を含むブログ (14件) を見る 著者は臨床心理学者。書の主張は、とにかく「良心をもたない人たち」ってのが一定割合は世の中に存在していて、彼らは「良心のある人たち」が期待するよりもはるかに理解し合うことが難しい(というか不可能な)相手なので、気をつけましょうということである。 トンデモっぽく読むこともできると思うが、個人的には納得のいく(頭に実例が思い浮かんでリアリティを感じられる)内容だった。 書の中で私が主に関心を持ったのは、著者が「良心をもたない人たち」の特徴を規定している記述群で、「あーこれは当てはまる例あるわ」とか思いながら読み進めた。 他にも、「良心」というものをめぐる

    マーサ・スタウト著『良心をもたない人たち』("The Sociopath Next Door")が規定する「サイコパス」の特徴 - The Midnight Seminar
  • 20世紀最大の発明はどう考えても「コンテナ」だったという話 | 超音速備忘録

    未組立プラモ写真家。稀に組む。山登る。からぱたへのお問い合わせ、文章・写真・DJ・飲酒のオファーはTwitter @kalapattar からどうぞ

    20世紀最大の発明はどう考えても「コンテナ」だったという話 | 超音速備忘録
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    h_nak 2016/08/30
  • 『おいしさの人類史 人類初のひと噛みから「うまみ革命」まで』 - HONZ

    ニューオーリンズの日刊紙『ザ・タイムズ・ピカユーン』に勤務していた1997年に地球規模の魚類供給危機に関する記事を書いてピューリッツァー賞を受賞した著者は、2006年に独立し、夕の支度を担当するようになった。そのとき苦労したのが、家族全員を満足させる献立。息子は辛い物が好きでファストフードはべない。娘は平板な味の白っぽいべ物一辺倒。同じ親から生まれたのに、なぜ子どもたちの嗜好は、これほどにまで異なるのだろうか。そう思いを巡らせた作者は、ジャーナリストの好奇心をもって味の探求に乗り出した。 しかし、味の探求は、思っていたより簡単ではなかった。というのは、味覚は古代ギリシアの時代から、五感のなかでもっとも卑しい感覚として軽視されてきたうえ、視覚や聴覚や触覚とは違って主観的であり、個人差が大きいため捉えがたいのだ。とはいえ、近年の科学の発達にともない、こうした状況も変わりつつある。1998

    『おいしさの人類史 人類初のひと噛みから「うまみ革命」まで』 - HONZ
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    h_nak 2016/04/28
  • 『中国第二の大陸 アフリカ 100万の移民が築く新たな帝国』 - HONZ

    書は Howard W. French, China’s Second Continent: How a Million Migrants Are Building a New Empire in Africa(Alfred A. Knopf, 2014)の全訳である。 わたしがいまアフリカで目にしているのは、中国が猛烈な勢いでつくってきたつぎはぎだらけの新たな利権領域である。この地では今、新しい帝国が出現しつつある。おそらくは周到に計画された帝国ではないかもしれない。それでもなお、帝国であることは事実だーー中国アフリカの関係をテーマに取材活動を続ける著者ハワード・W・フレンチ氏は書でこう指摘する。 著者は20年以上にわたり『ニューヨーク・タイムズ』紙の記者、支局長として世界各地を駆け巡り、その間に中国の驚異的な発展とアフリカの目覚ましい進化を目の

    『中国第二の大陸 アフリカ 100万の移民が築く新たな帝国』 - HONZ
  • 邪悪な人たち=サイコパス「ではない」 - 頭の上にミカンをのせる

    こので描かれている人は「邪悪な人」ではあるが「サイコパス」ではない。 自分にとって邪悪な人をなんでもサイコパスと呼ばないように気をつけたい。 キーワード1  定常性・絶対性(絶えずそうすること) 行動や罪の大きさで邪悪な人間を定義できないとすると、この種の人たちをどう定義すればいいのだろうか。 その答えは、彼らの罪悪の定常性にある。 通常は隠微なものではあるが、彼らの破壊性は驚くほど一貫している。 これは、自分自身の罪悪感に耐えることを絶対的に拒否する、というのがこの「一線を越えた」人たちの特性だからである 人間は善悪で割り切れない存在であるゆえに、ある程度善い、ある程度悪い、は誰にでも有る。 だが、「邪悪な人」は「常に」「絶対に」「一貫して」とある問題行動をするという。 キーワード2 他者攻撃性とその目的 私は、悪とは 「精神的な成長を回避するために政治的な力を行使すること。 すなわち

    邪悪な人たち=サイコパス「ではない」 - 頭の上にミカンをのせる
    h_nak
    h_nak 2016/04/05
    邪悪な人間→"自分自身の罪悪感に耐えることを絶対的に拒否する、というのがこの「一線を越えた」人たちの特性" "自分自身の欠陥を直視するかわりに他人を攻撃する"
  • サービス終了のお知らせ - NAVER まとめ

    サービス終了のお知らせ NAVERまとめは2020年9月30日をもちましてサービス終了いたしました。 約11年間、NAVERまとめをご利用・ご愛顧いただき誠にありがとうございました。

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    h_nak
    h_nak 2016/02/17