上川外務大臣は13日夜、外務省で記者団に対し「北朝鮮からの武器や関連物資の調達を全面的に禁止している国連安保理決議違反に繋がる可能性がある。またロシアによるウクライナ侵攻に関しては第三者に対し、ロシア軍への支援を行わないよう求めてきている。こうした観点から動向を懸念をもって注視していきたい」と述べました。 その上で「情報の収集や分析に努め、関連する安保理決議の完全な履行に向けて、アメリカや韓国をはじめとする国際社会と緊密に連携・協調して取り組んでいきたい」と述べました。
5月4日に北朝鮮は複数発の短距離ミサイルを日本海側に発射しました。そして5月5日に発射の様子を映像で公開、多連装ロケットと共に「戦術誘導兵器」を発射したことを示しました。なんと北朝鮮の言う戦術誘導兵器とは驚くべきことに、ロシア軍の短距離弾道ミサイル「イスカンデル」を忠実にコピーしたものでした。イスカンデルのコピー品の存在自体は以前に軍事パレードで登場して知られていましたが、発射が確認されたのは今回が初になります。ミサイルを2個のリング状クランプで固定し、発射直後にリング状クランプを爆破ボルトで吹き飛ばす方式はイスカンデルだけの特有の構造です。 イスカンデル短距離弾道ミサイルのコピーは2018年2月8日の朝鮮人民軍創建記念の軍事パレードで初めて登場しています。この時に登場した発射車両はオリジナルのロシア製よりも車幅の狭い中国製のトラックでしたが(フロント窓枠が2個)、2019年5月4日にミサ
北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長が来週にも初めてロシアを訪れ、極東のウラジオストクでプーチン大統領との首脳会談に臨むのではないかという見方が強まっています。 また、これまで大きな国際会議などが開催されてきた大学では、今月24日から2日間、外国の代表団が訪問するという理由で、急きょ授業の延期が決まったということです。 23日には北朝鮮国営のコリョ航空の臨時便がウラジオストクに向かうことがわかり、地元行政府の関係者によりますと、要人の警護にあたる北朝鮮の当局者が先行して現地入りするものとみられるということです。 プーチン大統領は今月25日から北京で開催される国際会議に参加する予定で、これを前にキム委員長が来週半ばにも初めてロシアを訪れて、ウラジオストクでプーチン大統領との首脳会談に臨むのではないかという見方が強まっています。 ことし2月の米朝首脳会談が物別れに終わる中、キム委
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