Cluster Compute Instancesでは、最大で従来のEC2インスタンスの10倍のスループットを得られるとしている。 米Amazon傘下のWebサービス企業Amazon Web Services(AWS)は7月13日(現地時間)、クラウドコンピューティングサービス「Amazon EC2」に、オンデマンドでハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)を提供する新たなサービス「Cluster Compute Instances for Amazon EC2」を追加したと発表した。まずは米東部地域のLinux/UNIXユーザー向けに開始し、対応地域を拡大していく計画だ。 Cluster Compute InstancesはEC2のほかのインスタンスと同じ機能を持つが、研究やシミュレーション科学など高性能な並列コンピューティング向けに最適化されており、米Intelの4コアXeon
1989年。あるスーパーコンピュータが日本で開発されて話題を呼んだ。「GRAPE」と名付けられたこのスパコンの開発費は、わずか20万円だったからである。20年後の2009年。国家戦略で1200億円を投じて開発する次世代スパコンの是非が注目を集める中、3800万円で国内最速のスパコンが開発された。20年前にGRAPEを開発した千葉大学の伊藤智義教授は、こうした今のスパコン動向をどのように見つめているのだろうか。伊藤教授は「利用者視点の強い信念がなければ技術は育たない」と呼びかける。(聞き手は島田 昇=日経コンピュータ) スパコンは「スーパー」ではなくなった 現時点(12月9日)で1200億円を投じて開発する国策スパコンの是非について、国民の注目が集まっている。 まず、今あるコンピュータ全体を俯瞰したとき、スーパーコンピュータという名称はほぼなくなっていると認識した方がいい。先日、ある編集者が
旧聞になってしまったが、12/1のJAMSTECのプレスリリースによれば、TOP500ベンチマークで使用されている「Linpackベンチマーク」を補完するものとして、FFTの総合性能など4指標からスパコンの性能を図るHPCチャレンジアワードにおいて、地球シミュレータがEP STREAM(Triad) per system(多重負荷時のメモリアクセス速度)とGlobal FFT(高速フーリエ変換の総合性能)において世界3位に入賞したそうだ。 プレスリリースによると、ベクトル機の高速なメモリアクセス性能が寄与したとのこと。力任せではない分野ではまだまだ地球シミュレータも世界の先頭に立っているんですね。
松浦晋也 (ShinyaMatsuura) on Twitter //// 読んだ。興味深い。「GPUコンピューティングの現状とスーパーコンピューティングの未来」:http://www.slideshare.net/pfi/20091210-gpu GPUによるスーパーコンピューティングがここまで来ているとすると、国丸抱えのスパコンはつらいかもなあ。 そもそも、理研の汎用京速計算機は、汎用CPUを並列化するスカラーコンピューターが優位になる中で「日本がお家芸としてきたベクトルコンピューティングに国費を突っ込んで下支えする価値があるか否か」という問題だった。価値ありとして1000億円を突っ込む体制を作ったわけだ。 しかし、今年に入ってベクトル技術を保持していた日本電気と日立製作所が撤退。スカラー部分を担当する富士通のみが残った。ところがそのまま事業を進める形で来年度予算を取ろうとして、事業仕
写真は、国内最速のスーパーコンピューターを開発した長崎大の浜田剛助教。 手で触れている小型の画像処理装置を大量につなげることで実現した。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 スパコン_超高速計算機といっても、やってること自体は、パソコンと同じでしょう。 ただ それが単一時間内の処理数がベラボウに多いだけのことですよね。 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 「スパコン開発で "ゴードン・ベル賞" 長崎大助教ら受賞 "国内最速" 安価で実現」(11月27日 西日本新聞) _ ※追加1へ 「スパコン:長崎大の浜田助教、3800万円 で日本一の速度達成 安くても作れ、事業仕分けにも一石?」(11月27日 毎日新聞) _ ※追加2へ ウィキペディアから__スーパーコンピュータとは、内部の演算処理速度がその時代の一般的なコンピュータより極めて高速な計算機のこと (※
一連のスーパーコンピューター騒動でわかる一番の問題は、使用目的が大きく採り上げられてない点だと思います。 スーパーコンピューターランキングで日本が30位にも入らなかった、という報道で開発能力云々が言われてますけど、 一番の問題はスーパーコンピューターを活用するような目的・人が減っている事な気がします。 ・目的がないからスーパーコンピューターが導入されない ・身近にスーパーコンピューターが無いから目的が思いつかない どちらが先かわかりませんが、負のスパイラルになってるのが一番怖いです。 世界一のスーパーコンピューターがたった一台、でんと構えても状況が改善されるとは思えません。 とにかく早く利用者と使用目的を育てる施策が重要だと思います。 なので、現在のスーパーコンピューター事業には反対です。 世界一のスーパーコンピューターを作ることで技術者が育つ、それは確かでしょう。 けど技術は継続しないと
連載「テルえもんが見たデジタルモノづくり最前線」では、筆者が日々ウォッチしているニュースや見聞きした話題、企業リリース、実体験などを基に、コラム形式でデジタルモノづくりの魅力や可能性を発信していきます。連載第8回は「CAEの最新動向」について取り上げます。
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