日本の捕鯨について、欧米からはしばしば「野蛮で恐ろしい」「海を血で赤く染める残虐な行為」などと批判される。その度に日本では「外国人が日本の文化に口出しをするな」と、反発の声が上がってきた。 そんな中、駐日米国大使のキャロライン・ケネディ氏(56)がツイッターで「米国政府はイルカ漁に反対する」と投稿した。日本のネットユーザーからはやはり反対意見が寄せられたが、このリプライが「意図的に表示されないようになっているのでは」と、物議を醸している。 シーシェパード追い込み漁批判強める 和歌山・太地町では1970年代から「イルカ追い込み漁」を行っている。これはボートと漁網で大海への抜け道をふさぎ、イルカを入り江や浜辺に追い込んで捕獲するという漁法で、食用にしたり水族館のイルカショーに出したりしている。2014年1月17日には追い込み漁で白いバンドウイルカが捕獲され、太地町立くじらの博物館に移された。
