自民党総裁選(14日告示、26日投開票)の構図が固まりつつある。再選を目指す谷垣禎一総裁は3日、出身派閥の宏池会(古賀派)会長の古賀誠元幹事長との会談で不支持を通告され、党内からは「出馬そのものが困難になっている」(閣僚経験者)との見方が強まっている。一方、党重鎮を中心に、石原伸(のぶ)晃(てる)幹事長の擁立論が勢いを増している。次期衆院選の結果次第では「次の首相」となる総裁選びは、石原氏に安倍晋三元首相と石破茂前政調会長を交えた、事実上の三つどもえの様相だ。 谷垣氏は古賀氏との会談で、「自民党がもう1回、国民からの信頼を取り付けるための最後の詰めは、私自身の責任でやりたい」と協力を求めた。古賀氏は「私は若い人を思い切って支援したい」と拒否した。 谷垣氏は立候補の構えを崩していないが、今回の総裁選は地方票が大きなウエートを占めるだけに、「選挙の顔」として疑問符がつけられている谷垣氏の苦
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