町田市の税理士 高橋浩之 です。 ひょんなことから、おもしろいお話をみつけました。作者など詳細は不明。もしかして有名な話かな。いや、わたしだけが知らなくて世間の誰もが知っている話ということはないとおもいますので・・・。すこし長いけれど全文を紹介します。 ときは8月、黒海沿岸の町。雨にぬれる小さな町は活気がなく、すっかり寂れていた。人々は借金を抱えて苦しい生活をしているのだ。 その町へ、ひとりの旅人がやってきた。そして町にひとつしかないホテルに入ると、受付のカウンターに100ユーロ紙幣を置き、部屋を選ぶために2階へ上がって行った。 ホテルの主人は100ユーロ紙幣をひっつかんで、借金返済のために肉屋へ走った。 肉屋は同じ紙幣を持って養豚業者へ走り、100ユーロの借金を返した。養豚業者はその紙幣を握ると、つけにしてある餌代と燃料代を払うために販売業者に走った。 販売業者は100ユーロ紙幣を手にす
