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転機を迎えた郊外住宅地 「もっと若い人にここに移り住んでもらって、かつての活気を取り戻したい」 私たちが訪ねたとき、多くの住民からこうした声を聞きました。確かに広い庭や緑豊かな公園は、子育てには理想的な環境です。 しかし、いくら空き家があっても、地元の若い子育て世代が簡単に手を出せる価格ではありません。また、厳しい建築協定が結ばれているため、土地を分割して売却したり、アパートなどの集合住宅を建てたりすることもできません。良好な環境を維持するための配慮が、かえって若い子育て世帯が移り住むことを阻んでいるのです。 住民の1人は「地域のスーパーは閉店し、中学校も来年には統廃合されます。今は元気だからまだいいですが、10年後、20年後を考えると、このまま住み続けることができるのかどうか、本当に不安です」と話していました。 明治大学文学部の川口太郎教授は、日本の郊外住宅地は、大きな転機に立たされてい
東京から東武特急スペーシアで片道2時間。首都圏近郊の大温泉地として名を馳せる栃木県日光市(旧塩谷郡藤原町)にある「鬼怒川温泉」。かつて昭和の時代にレジャーの王道だったベタな温泉観光もとっくに衰退し、全国各地の温泉地が寂れていく中で、東京近郊で電車で行ける範囲で現在も観光客が安定しているような場所はここ鬼怒川か、箱根や熱海くらいなのではないか。 そう言えば我々が鬼怒川温泉に来て街並みをまともに見る機会は、これまで無かった気がする。有名過ぎるし関東近県なのですぐ行ける場所だと高をくくっていたのもあったが、実際に来てみると、北関東屈指の温泉街という勝手な想像で描いた風情とは少し違っていたものだった。ベタな昭和の温泉地には付き物の土産物屋は殆ど無いし、射的屋なんかも数える程しかない。 鬼怒川温泉の温泉街自体も南北に長いので、温泉街のメインが定まらずはっきりしないのもあるが、こうも土産物屋が閉まった
娘に中学受験をさせようか、それとも地元の公立中学校へ行かせようか迷っている。 で、手始めに地元の中学校を覗いてみたのだ。 職員玄関で『不審者じゃありませんよ』プレートを渡されたのにも驚いたが、なによりも授業風景に腰を抜かした。 私(アラサー)が厨房だった時とほとんど変わっていない。 教科書を読めば分かるようなことを教員が白墨で板書し、生徒がそれを紙のノートにシャーペンで写している。 なぜラップトップPCでノートを取らないのだ。 私が大学生の頃でさえ、学生はPCでノート取ってたぞ。 情報を記録する媒体として紙ほど不便なものはない。 紙が手元になきゃ情報得られないじゃないか。ネットワークに繋がらない情報は情報価値ゼロだよ。 数式や漢字の書き取りなんかはペンタブレット使えばいいだけの話。 あと分からない言葉あってもググれないじゃないか。どうすんだよ。 ここまで書いた内容を妻に話したら「小学校も私
コーヒー豆の取引価格が高騰している影響で、国内の大手コーヒー製造販売会社2社が、1日からスーパーなどで販売する家庭用のレギュラーコーヒーを最大25%値上げします。 値上げに踏み切るのは「UCC上島珈琲」と「キーコーヒー」で、両社とも平成23年3月以来3年8か月ぶりに家庭用のレギュラーコーヒーを値上げします。値上げの対象となるのは、UCCがおよそ60品目、キーコーヒーが30品目余りで、両社とも最大25%の値上げ幅となっています。 値上げの理由について、両社は、原料となるアラビカ豆の主産地のブラジルで干ばつが発生し生産量が減少していることや、中国など新興国での需要の高まり、さらに円安の影響による輸入コストの増加などを挙げています。こうした原材料価格の上昇や消費増税の影響などでこのところ身近な商品の値上げが相次いでいて、家計の負担増加や消費への影響が懸念されます。
★政府の実施した「地方への移住志向」に関する世論調査によると、 「地方に移住したい」という人は、20~40代が多く、以降50代・60代と減少していくらしい。 その結果を見て政府は「若年層・子育て世代の地方移住」を地方創生の目玉にしたいらしいが、それについて感じたこと。 ★自分は分譲マンションを販売する会社の人間なんだが、 「託児所付」「チャイルドルーム付き」マンションなんかも、 子持ち世帯に「これは育児にラクですよ」とセールストークすると、みるみる売れていく。 自分は内心、「こんな託児系施設なんて、使うのはせいぜいい数年間なのに、それを理由でマンション決めるってアホだなあ」 と思ってるが、そこは大人なので内心を隠して営業笑いする。 (託児所付マンションは、その分割高だし、管理費負担も重い) ★で、「20~40歳代の移住意欲が高く、50代以降の意欲が低い」のニュースを見て思ったのが、 「子育
第二次世界大戦中、物資不足のために作られた「コンクリート製の船」というものがあったらしい。 その「コンクリート製の船」が広島県にいくつか現存しているという。
昔々、爺さんが山へ柴刈りに、婆さんが川へヨーソローしにいったんだ。 すると川上から大きな桃がシャラララララと流れてきやがったから、俺は婆さんに言ってやった。 いいか婆さん! お前が桃を拾え! たとえ川に転げ落ちても、雷に打たれても、お前が桃の行く先を決めるんだ! 婆さんが桃を持ち帰って割ってみると、中から大きな赤ん坊がひり出てきちまった。 爺さんは思ったよ。オウ、俺の人生、まだ九回裏じゃねえ。このガキ、立派なチンピラに育ててやる! 桃太郎って名付けられたガキは激しいトレーニングの結果、ムキムキになったんだ。そして爺さんたちに言った。 「鬼退治させろコノヤロウ!!」 婆さんからきび団子をもらって、桃太郎は初めて本気で泣いたんだ。俺、やりますってな。きび団子ははじけて飛んだ。 そして桃太郎は「肉体改造」と書かれた旗をかかげて鬼退治へ向かったんだ。すると道の向こうからしみったれたツラをしたイヌ、
将軍アンリ・ギザン―意志決定を貫く戦略 posted with ヨメレバ 植村 英一 原書房 1985-07 Amazon 図書館 本書はスイスの将軍アンリ・ギザンの人生を描いた本です。ギザン将軍は第二次世界大戦ととき、スイス軍の総司令官を務めた人です。そのため本書の内容も「スイスから見た第二次世界大戦史」というべき内容になっています。 ドイツがポーランドを攻めた、フランスを下した、連合国がイタリアに上陸した…といったよく知られた大戦中の出来事も、大国ならざるスイスから見ると、また違った印象をもって受け止められます。 あれ、スイスって第二次世界大戦に参戦してないよね? 永世中立国だし…。と思うところです。確かにスイスは参戦こそしていませんが、徹底した戦時体制をとっていました。戦わないために、戦いの準備をしていたのです。 戦争準備 国家緊急権の発動 戦うスイスの民主主義 将軍選出と総動員 な
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