勤務中に交番や警察署内で部下に拳銃を突き付けたとして、大阪府警は2日、泉大津署地域課の男性警部補(47)を停職6カ月の懲戒処分にした。府警は同日、銃刀法違反容疑で警部補を書類送検し、警部補は依願退職した。 監察室によると、警部補は泉大津署で交番所長をしていた昨年6~10月、部下の20~30代の男性警察官4人に計6回、「おい」「こら」などと言いながら、頭や脇腹に向けて、実弾5発が入っている職務用の拳銃を突き付けた。 監察室によると、警部補は「ミスをした部下への叱責や、部下を驚かせようと冗談半分でやった」と供述している。