偽の警察手帳を使ったとして、神奈川県警は21日、偽造公記号使用容疑で横浜市磯子区森の無職、木村健吾容疑者(23)を逮捕した。「暴力団にいじめられてきたので、つぶしたいと思っていた」などと容疑を認めているという。 逮捕容疑は平成24年6月4日、同市鶴見区のコンビニエンスストアで、同店の経営者の男性に対し、「神奈川県警の木村といいます」などと言いながら偽の警察手帳を見せて、使用したとしている。 木村容疑者は、「県警暴力団対策課」などと書かれた同県警の名刺も所持。私服刑事になりすまし、このコンビニエンスストアから暴力団被害に関する相談を受けて「任せてください」などと言っていたという。 県警によると、木村容疑者は約2年前から、主に横浜駅や関内駅周辺などで偽の警察手帳を使用。非行少年に見せて、「たばこをやめろ」と指導するなどしていたという。
横浜市が繁華街などに設置している防犯カメラ252台のうち、約4割は運営費不足を理由に稼働させていないことが17日、市への取材で分かった。 市内では6月1~3日に第5回アフリカ開発会議(TICAD5)が開催される予定で、神奈川県警は「万が一、テロや事件が起きたら、事後捜査に大きな影響が出る」と懸念するが、市は「重要な場所では稼働させており、問題ない」と説明している。 市総務局危機管理室によると、防犯カメラは2007年、テロ対策や災害対応を目的に、設置費用など約4億3000万円をかけて運用が始まった。 TICAD5の会場となる「みなとみらい地区」やJR横浜駅など市内5か所の繁華街周辺にカメラが設置され、全台が光ファイバー回線で市消防局消防司令センターと結ばれ、即時に映像を転送できる。 07年当時、TICAD4(08年)、アジア太平洋経済協力会議(10年)などを控えており、防犯カメラ網整備は、大
横浜市立小学校に対する威力業務妨害被疑 事件における警察捜査の問題点等の検証結果 神奈川県警察 平成24年12月 はじめに 本年6月29日、横浜市(保土ケ谷区)の投稿フォームに無差別大量殺人を予告す る書き込みがあり、捜査の結果、無実の少年(以下「甲さん」という。 )を誤って 逮捕するという、極めて遺憾な事案が発生した。 神奈川県警察では、本件事案の検証を客観的かつ綿密に実施するための体制を構 築し、捜査指揮を行った警察本部及び警察署の捜査幹部や、取調べを担当した捜査 員、パソコンの解析を担当した捜査員はもとより、本件捜査に従事した全ての捜査 員から事情聴取を行うとともに、関係する書類の精査やパソコン解析結果の再検証 等を実施した。 その過程において、本県警察を管理する神奈川県公安委員会に対して、7回にわ たり検証の状況や再発防止策を報告し、同委員会から様々な指導・指摘を受けたと こ
「パソコンに詳しい人知りませんか」-。遠隔操作ウイルス事件で、「真犯人」からのメールに添付されていた画像が撮影されたとみられる横浜市保土ケ谷区の団地では14日、県警や警視庁など4都府県警の合同捜査本部の捜査員が聞き込みに回った。捜査員の突然の来訪に、住民は一様に驚いた様子だった。 画像の撮影地として全地球測位システム(GPS)で位置情報が特定されたのは同区内の団地の一棟。周囲に学校や公園などがある住宅地で、早朝から捜査員が一世帯ずつ訪問して聞き込みを開始した。 「パソコン持ってますか」「引きこもりみたいな人知りませんか」 捜査員らは家族構成なども確認。特定された棟だけでなく、周辺の棟にも範囲を広げて聞き込みは夜まで続けられたが、「真犯人」につながる手がかりは得られなかった。 ある捜査幹部は、「真犯人」の身体的特徴などが分からないため、「聞き込みだけで特定していくのは難しい」と話す。また、別
熱い心で街を見守る ○…山手警察署にこのほど、初の白バイ隊員として配属された。配備されたばかりの真新しい白バイで、早速管内をパトロールしている。「走りやすくて事故が少ない街ですね」と落ち着いた口調で話す。「同じ道でも、天気や状況によって表情が変わる。危ないかもしれないという意識を常に持って欲しい。白バイを目にすることで交通ルールを守る人が増えてくれれば」と清々しい制服に似合う笑顔で語る。街を見守る新たな存在として期待が集まる。 ○…バイクが好きで、兄と叔父が警察官という環境もあり、自然と「白バイ」に憧れを抱いた。20歳のときに神奈川県警に入職。交番や機動隊勤務を経た7年目、ようやく試験を兼ねた講習を受けることになった。規則によりチャンスは一度だけ。「隊員を目指して警察官になったので、やる気だけは負けないように挑んだ」。その熱い想いが通じたのか、およそ30人の受講者のうち合格者わずか4人とい
ココがキニナル! 神奈川県警本部の前に設置してある銅像が不格好で、素人目に見てもおかしいです。誰が作り、どんな謂われがありますか(にゃーさんのキニナル) はまれぽ調査結果! あの銅像は「県民とのふれあい」をテーマに複数の警察官のデザインを募集し、採用されたものを基に東京・豊島区にある某社が製作したものだった! 神奈川県警前に銅像があるのだが、皆さんはご存じだろうか? その銅像はひどく不格好らしい。これは実際に見なければ! さっそく県警前へ。銅像と初対面。「!!!」 この銅像は一体誰が作ったのだろう?キニナルので作者を調べてみる。 が、しかし、いくら調べても「作者不明」。 そこで勇気を振り絞り、県警へ電話をかけることに。 うつろな視線、三頭身、指さす方向には一体なにが? 電話に出た女性に銅像のことを尋ねるが、思い切り不審がられ、一瞬ひるむ。 しかし、ここでひるんではいけない。銅像に対するアツ
伊勢佐木署は4日、横浜市中区の山吹公園で、署員の服装や装備点検などを行うとともに、新年の治安維持への誓いを新たにする「年頭視閲式」を開いた。 式では、整列した署員の服装を黒木一郎署長らが確認。服装の乱れは心の乱れと一人一人を入念にただして歩いた。直轄警察隊による、有事の際の警備実施訓練も披露された。 同署管内は昨年、刑法犯認知件数、交通事故ともに前年比で15パーセント以上減少。黒木署長は「安全安心への覚悟を体現するために視閲式を開いた。引き続き、地域各団体と連携し、住民のために力を尽くしてほしい」と署員を鼓舞した。 最後には、今年成人を迎える地域第2課の宮田祐輔巡査が「強きをくじき、弱きを助けるという気概を持って治安維持に努めるとともに、希望する刑事に早くなれるよう、一層頑張る所存」と決意表明した。
アジア太平洋経済協力会議(APEC)の開催(7~14日)を直前に控え、県警の警備態勢は最終段階を迎える。期間中は北海道洞爺湖サミットと同規模となる最大計2万1千人を動員するが、都市部特有の警備の難しさに加え、日中、日ロ関係など国際情勢は複雑さを増している。路線バスや水上バスが経路などを変更、全館貸し切りとなるホテルもあり、横浜・みなとみらい21(MM21)地区は厳戒態勢となる。 10月29日、開催9日前。会場のパシフィコ横浜があるMM21地区周辺は「北海道警」「大阪府警」など所属警察本部の名を示す制服姿の警察の姿であふれた。9月から漸次動員してきた他県などからの応援特別派遣部隊がこの日から、さらに増強された。 みなとみらい線みなとみらい駅、JR桜木町駅、同地区周辺の交差点…。改札前には警察官が立ち、駅構内だけでなく、電車内も制服で巡回する。県警約7千人、特別派遣部隊は約1万4千人。制服
女子高生のスカート内を盗撮したとして、神奈川県警監察官室は15日、宮城県警警備課巡査部長、佐伯博永容疑者(34)を県迷惑行為防止条例違反(盗撮)容疑で現行犯逮捕したと発表した。佐伯容疑者は横浜市で来月開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の警備のため神奈川県警に派遣されていた。 逮捕容疑は14日午後9時40分ごろ、同市西区高島2のJR横浜駅西口の上りエスカレーターで、県立高1年の女子生徒(16)のスカート内をバッグに隠したデジタルカメラで動画撮影したとしている。警戒中の鉄道警察隊が取り押さえた。 県警によると、佐伯容疑者は容疑を認めており、カメラには複数の女性のスカート内を撮影したとみられる動画が10本以上残っていた。警備の日勤を終え、同僚と食事をした後だったという。【中島和哉】
11月に横浜市で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)で、警備の要となる交通規制の達人がいる。県警の石川範房(のりふさ)警部補(60)だ。要人を安全かつ時間通りに移動させる役割を担う。道路を知り尽くし、一般車の規制時間を最短に抑える精密な計画設定は、県警で「魔法のようだ」と評される。 石川警部補は1969年に県警に入り7年前に交通規制課に着任。横浜国際女子マラソンなどの大規模なイベントでの規制を計画・指揮してきた。2年前のアフリカ開発会議での要人通過も指揮した。 要人通過の際に一般車が紛れないように各方面の道路を規制する計画を立て、現場の警察官を指導する。当日も突発的な事故や渋滞が発生した場合に、管制センターで迂回路(うかいろ)への誘導などを指揮する。 長時間規制すれば渋滞が発生するため、「一般車の流れを止めないように、要人が通る直前に規制をかけ、規制時間をなるべく短くするのが
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