過去最大53.3%の私立大学が定員割れ、私立短大は92.0%が定員割れに 大学ジャーナルオンライン編集部 2023年8月30日、日本私立学校振興・共済事業団が2023(令和5)年度私立学校・短期大学等入学志願動向を発表した。集計した4年制などの私立大学600校のうち、定員割れ(入学定員充足率100%未満)の大学は前年比37校増の320校で全体の53.3%になる。私立短大276校のうち、定員割れの短大は前年比15校増の254校で全体の92.0%になる。私立大学・短大ともに、1989年度調査開始以降、過去最多を更新した。 私立大学の規模別では、入学定員1500名を超える大規模大学は100%を超えているものの、500名以上1500名未満の大学は90%台、500名未満の小規模大学は、定員充足70~80%台と、規模によりはっきりと違いが表れている。地域別に見ると、東北(宮城を除く)、東海(愛知を除く