コンポラ写真(コンポラしゃしん)とは、日本において、1970年前後に強まった写真の一傾向。アンリ・カルティエ=ブレッソンや木村伊兵衛によるスナップ写真へのアンチテーゼとして登場したと解釈されている[1]。 1966年12月、アメリカのジョージ・イーストマンハウスで、「Contemporary Photographers, Toward A Social Landscape(コンテンポラリー・フォトグラファーズ 社会的風景に向かって)」という写真展が開催され、ブルース・デヴィトソン、リー・フリードランダー、ゲイリー・ウィノグランド、デュアン・マイケルスなどが取り上げられた。また、1967年、ニューヨーク近代美術館で行われた「New Document」展でもフリードランダー、ウィノグランド、ダイアン・アーバスなどが取り上げられた。 一般には、彼らの影響を受けた写真が「コンポラ写真」と呼ばれてい