怨霊面は、その字のごとく、うらみをもって、生きている者にわざわいを与える死霊、または生霊。 冥土から現われる幽霊の面、また嫉妬に狂って、その恨みをはらそうとする面。しかし下記鬼神系と同じく、全ての怨霊面も、御霊信仰(人が亡くなれば、その魂が神となったものを尊んでいう。)により神の霊として崇められた。またその怨霊を祓う意味もあると思います。「般若」は般若心経でよく知られるとおり、智慧と訳し、あらゆる物事の本来のあり方を理解し、仏法の真実の姿をつかむ知性のはたらき。最高の真理を認識する知恵。でもあります。